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2006/03/22

中・露は新しい同盟関係へ!

中・露関係性を一気に強化へ!

昨日から中国を訪問中の、ロシアのプーチン大統領は、中国の胡錦壽主席との会談で、両国の関係性をこれまで以上に緊密化することで一致。

runationalflag ロシアは、中国に対し、中国向けにカスピ海原油の輸送パイプラインを始め、シベリアの天然ガスパイプラインの建設でも、友好な関係を軸に早期に完成させる事を確認した模様。これにより、中国は、長年対立し続けたロシアとの国境紛争を含む関係を完全に正常化し、北側の憂いを除去し、加えて、石油エネルギーと天然ガスエネルギーを安定的に確保することを終えた。

cnnationalflag 中国の北部地域に対しては、ロシアからエネルギー供給を受け、南部沿海地域のエネルギー供給は中東原油に依拠する戦略を達成したといえる。後は、中東原油をマラッカ海峡経由というリスクを軽減するため、ミャンマー経由のパイプラインを敷設し終えると中国のエネルギー事情は一気に好転する。https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2005/11/post_3dba.html  参照

両国が、それぞれの立場から興味を持つ「イラン」情勢についても、国連の場で「対イラン経済制裁発動には徹底的に反対する」ことも確認し「通常外交の場で、解決を図るべき」との声明した。

これで、国連の安全保障常任理事会で「イランの核問題」を米国が議論するために俎上に載せようとする努力は水泡に帰する。

ブッシュ米国大統領は、20日、イラク戦争3周年を念頭においた演説で「イラク情勢についての厳しさについての認識を示しつつも、自画自賛の演説に置き換えることを忘れず、何よりも、『イラン』への戦線拡大を示唆する」事に終始した。

usnationalflag ブッシュ米国大統領は、そもそも、「アフガニスタンへの戦争理由に、『アルカイダのボスであるウサマ・ビンラディン』を捕らえる」と指摘し宣言した。しかし、その宣言は未だに果たせていない。次(いつの間にか)に、「ビンラディンが逃げるのは、イラクのフセイン大統領が、後方支援しているからだ、との理屈を見出し、それでけでは戦端を開けないと考え、『イラクは、大量破壊兵器を保持している』。それがテロ組織の手に渡れば米国の安全は保証されない。従って、米国は自国の安全を守るために、イラクへ宣戦を布告する」と世界に向けて高らかに述べた。しかし、イラクには、やや狂気を演じるフセイン大統領はいたが、大量破壊兵器は存在しなかった。いまや、ブッシュの耳と眼であるCIAも大量破壊兵器は存在しなかったと認めてしまっている。しかし、ブッシュは、イラクの占領と内戦まがいのテロ攻撃により駐留米軍兵士2000人以上の命を無駄にした。それでも懲りずに、今度は「イラン」が気に入らないと言い募り、勝手な戦争開始のために理屈を探している。

中露両国は、それぞれが「イラン」については、自国の安全と地域権益について重大な関心を持っていることもあり、また、これ以上、米国に勝手な振る舞いはさせないとの決意からか、米国を完全に牽制する態度に出たわけだ。

これは、直接、本邦に関係のない話と澄まし顔で見守るわけにはいかない。なぜなら、シベリアの天然ガスの輸送パイプラインは、日露間での懸案事項であり、長年にわたり交渉した上で、ロシアの沿海州側へ敷設した上で、日本へ輸出することを合意している事案であるからだ。これにより、日本のエネルギー事情を安定させる狙いを持つ基本戦略として位置づけがあったわけで、カスピ海原油についても、同様にシベリアを横断するパイプラインで日本へ輸出との基本戦略を描いてのことだった。

中露の合意内容が洩れてくる範囲では、日本向けと考えられる輸送パイプラインより、中国(東北地域)向けの輸送パイプラインの敷設が最優先事項となったようだ。これは、本邦向けの価格と配分量に直結する難しい案件となる。笑ってすまされる問題ではなくなった。

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