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2006/03/20

パレスチナの恒久的平和を願う!

パレスチナの組閣をイスラエルと米国は妨害するな!

palestineflag パレスチナ議会選挙の結果を受け、第一党となった「ハマス」は、パレスチナ政府を担う内閣の組閣に取り組んでいる。「ハマス」は可能な限りパレスチナを挙げて一致できる内閣を考え進めている。イスラエルは「ハマス」による組閣を妨害する目的で、あらゆる機会を捉え、謀略策動を繰り返している。イスラエルの汚い謀略を米国は陰から支え「ハマス」潰しへの動きを強めている。

米国とイスラエルが「ハマス」の組閣を妨害すればするほど、米国とイスラエルは中東でのポジションを失うだけだが、小児のような想像力と思考力しか持たないために小理屈を繰り出し、パレスチナに関連するあらゆる者へ働きかけを強めて妨害し続けた。しかし、ハマスはパレスチナの広汎な勢力を結集した統一戦線を諦め、単独内閣を決意したようである。

引用開始→ ハマスの単独内閣か、組閣終了…パレスチナ自治政府[讀賣]
【エルサレム=三井美奈】1月のパレスチナ評議会選で勝利したイスラム原理主義組織ハマスの報道官は18日、組閣作業を終えたと発表した。

アッバス自治政府議長が率いる旧与党ファタハとの連立交渉は17日までに決裂しており、ハマス単独内閣となる見込みだ。

phamasbosshaniya 自治政府首相に指名されたハマス幹部イスマイル・ハニヤ氏は、18日の記者会見で、組閣名簿を19日にアッバス議長に提出した後、公表すると述べた。

外相にはハマス創設以来のメンバーで外科医のマフムード・ザハル氏、内相にはハマス政治部門の外交責任者サイード・サイヤム氏の指名が有力視されている。

連立交渉では当初、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)が参加方針を示していたが、ファタハ不参加が決定的となり態度を変えた。ハニヤ氏は会見で、「議長に名簿を出す瞬間まで扉は開かれている」と述べ、PFLPに改めて連立参加を呼びかけた。
(2006年3月19日0時50分  読売新聞)Copyright © The Yomiuri Shimbun.              --------------------------------------------

ハマスが主要閣僚を独占・閣僚名簿を議長に提出へ [日経]
【カイロ=森安健】パレスチナ自治政府の新首相に任命されたハニヤ・ハマス最高幹部は18日に組閣作業を終えた。19日夕、閣僚名簿をアッバス議長に提出する。前与党ファタハが連立参加を拒否したため、イスラエル国家を認めないイスラム原理主義組織ハマスの幹部が主要閣僚を独占する。イスラエルは既にハマス政権と交渉しない姿勢を表明しており、中東和平プロセスの展開に不透明感が増すのは必至だ。

想定される主な閣僚の顔ぶれでは、ヨルダン川西岸とガザ地区に居住するハマス「国内組」トップのマフムード・ザハル氏を外相に起用。軍に相当する2万5000人の「国家防衛隊」と警察、治安警備隊などを管轄下に置き、絶大な権限を持つ内相には「国内組」ナンバー3のサイド・シアム氏を充てる見通しだ。  (00:53)
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(C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved ←引用終わり .

いずれにしても、米国が強引に「民主的な選挙」の実施をアッバス議長に迫り、無理矢理選挙を実現させた結果が、米国とイスラエルが楽観的に予想した結果と大きく異なったからと言って、今度は「ハマス」の勝利を認めたくないから、あらゆる妨害工作を展開するなど実に見苦しい。先日などは、「アルカイダ」を動員してまで「ハマス」を批判させた。この結果、「米国(CIA)」と「アルカイダ」は連携しているのではないか?と思わず疑ってしまうほど、当に阿吽の呼吸だった。「アルカイダ」に「ハマス」批判をさせる一方で、イスラエルを焚きつけ、白昼公然とパレスチナ側(エリコ)へ押し入り、刑務所を武力攻撃した上で、「PFLP」の議長を拘束(イスラエルの観光相殺害容疑者として)し、イスラエル側へ連行し監禁している。理由は、「ハマス」政権になると「PFLP」議長の解放が公言されているとの小理屈からだ。

「米国(CIA)」と「アルカイダ」は、実は仲良しなのではないか?

パレスチナの基本政策は、多宗教の並立を認め「人としての人権を尊重(人種・宗教・言語)し自由と平等を基本に据える」ことを、とっくの昔に宣言している。この点は泣く泣く故国を離れざるを得なかった900万人に及ぶ異郷に住むパレスチナ人も周知のことである。

一方、イスラエルが掲げる基本政策は、「ユダヤ教のみ(一神教)を認め、ユダヤ人(系)のみの国家として存立すること」を掲げ原理論のみに固執し続けている。どちらが、紛争の種を撒き散らしているか明らかである。ユダヤの偏狭な思考が今日に至る原因となっている。イスラエルと米国は、偏狭な思考は宗教理論の中に押しとどめ、まじめに「パレスチナの平和」を追求すべきである

イラク戦争3年目の今日、イラクを破壊しただけで何の成果(本邦政府は、自衛隊の活躍でサマーワで清浄水の供給ができたとか、学校や病院を始め道路も補修できたと自画自賛している、おかしな理屈で、3年前にはいずれもそれなりに正常だったのだ。その前提を間違えた脳天気な議論は成立しない)も示し得なかったことを踏まえ、改めて、米国とイスラエルが企む「中東の矛盾(平和の破壊)」を指摘し糾弾しておきたい。

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