美しい辺野古の海を守りとおそう!
美しい辺野古の海を守りとおそう!ジュゴンの海を守ろう!生命の海を守り抜こう!
沖縄の米軍「普天間基地」の撤去(政府は移転)を求める声に対し、防衛施設庁北原長官の沖縄入りに引き続き、山崎拓議員も沖縄へ入り稲嶺知事と面談し、点数稼ぎを狙ったものの、知事から、あっけなく袖にされてしまった!ザマー見ろぃ!
在沖米軍が、相次いで引き起こす事件事故に沖縄県民の怒りは沸点を超えている。その象徴が、普天間飛行場の撤去(県外移転)要求である。かねてより、米軍も普天間の使い勝手に不満もあったことで、日本の求めに対し、ゴネて粘るとの事前予想を覆し、あっさり「移転に賛成」した。ここまではよかったが、米軍が挙げた移転希望(候補)先は、北部の名護市東海岸で名勝地でもある「辺野古海岸を埋め立て、新たに基地を造る」という要求だった。
普天間基地の辺野古移転が公表されて、地元は大慌て、辺野古の海は「ジュゴン」が生息する「生命の海」である。その海岸を大胆に埋め立てるか巨大フロートを連結させる形で、基地を造成する計画が、当時の橋本内閣から公表された瞬間に、地元には「辺野古の海を護る」運動が組織され、「ジュゴンが生きる生命の海」を護る運動と融合し、瞬く間に沖縄全県を包み込む巨大なエネルギーになった。
当時、政治を握り政権を欲しいままに操った、政界の一大策士「野中広務・自民党幹事長(官房長官歴任)」は、沖縄県への援助や支援を次々に炸裂させ、やれ「経済特区」、やれ「関税特区」、やれ「○○特区」と何やら得体の知れない「特区構想」を打ち出し、子飼い子分の「鈴木宗男」議員を担当に指名し、巨大な「ハコモノ」を造り続け、沖縄県民の心を「金で買う」かの姿勢だった。
しかし、沖縄県民の心や考えを「金の力で分断」することはできなかった。当時の名護市長選挙には、東京から鳴り物入りで大物政治家が動員され介入した。結果は、政府の希望どおり、名護市長には岸本氏が就いた。しかし、岸本市長も辺野古の海を愛する名護市民であり、沖縄県民の世論を無視するわけにもいかないまま、政府の遣り口もあり、次第に、辺野古の海を基地にすることには反対姿勢を強め、前にも後ろにも動かない状態で現在に至ってしまった。
さて、昨秋、京都で正味40分ほど形式的に友情演出した小泉首相とブッシュ米国大統領は、その世界戦略における位置づけで、沖縄の基地を縮小するどころか拡大強化し、日米安保条約を「日米同盟」へ変質させることで合意している。日本国内の基地を適正に再配分し、全体を強固な基地化することで「日米同盟」を完成させる。沖縄県が得たことは、一部の米軍海兵隊(8000名)のグァム島(米国領)への移転だけだ。
その目処を2006年3月末とすることで合意した。とりわけ、普天間基地の辺野古移転を月内に決定することは焦眉の急である。(どうしても辺野古なら当初案に従い陸上に造れば、少なくても地元と妥協できるじゃないか!)
防衛施設庁は、談合汚職などどこ吹く風で、北原長官自らが、辺野古移転に賛成しない稲嶺沖縄県知事を訪ね、説得を試みたわけである。稲嶺知事は、話し合いは継続しても、現状の辺野古移転案を断固拒否したわけである。引き続いた島袋名護市長との会談でも提案は拒否された。
その直後に、柳の下の「何匹ものドジョウ」を狙う、山崎拓議員が、防衛族のボスとして稲嶺沖縄県知事を訪問し、普天間基地の辺野古移転を説諭したらしい。それに対し、稲嶺知事は「やんわりと、しかし明確に受け入れ拒否」を表明し「口先の約束を批判」したとのこと。
引用開始→ 山崎拓氏が沖縄県知事と会談、普天間移設で理解求める
自民党安全保障調査会長の山崎拓・前副総裁は4日、沖縄県の稲嶺恵一知事と那覇市の知事公邸で会談し、米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する案への理解を求めた。知事は「(政府との)話し合いには応じる」と述べる一方、「名護市民の理解と協力を得られなければ、(沿岸案の実現は)極めて困難だ」と述べた。
また、名護市などの振興策に関連し、「今まで口約束が実行された試しがない。地元には非常に不信感がある」と指摘した。(2006年3月4日20時7分 読売新聞) ←引用終わり
これまで、政府は沖縄県の振興策だとかなんだとか、様々な理屈を用意し、その都度「ハコモノ」を造り出してきた。しかし、その振興策の本質について引き続き産業政策として支援したことなど一つもない。勝手な小理屈を並べ立て無責任なだけである。その薄汚い小理屈はあまりにも目に余る。
在日米軍基地の70%を押しつけられたままの沖縄県の実態を、政府は熟知しているくせに、本質的な解決を図ろうとしない。第二次世界大戦後から61年も経過した、いまも、実態としては沖縄は米軍に占領されたままだ。米軍基地の存在は何も変わらない。この点について巨大な怒りがマグマのように渦巻いていることを、本質的に政府は理解する必要がある。日本の政治は、成田空港建設の失敗をどのように考えているのか?
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