沖縄をバカにした、ヤマタク「知事と首相の談合会談で基地解決」発言を斬る!
山崎拓議員(自民党・元副総裁)、沖縄への口先介入は見逃せない。もうタクサンだぁ~!
先日(4日・土曜)の沖縄訪問で、稲嶺知事から「普天間基地の辺野古沿岸移転」について、色よい答えを得られなかった腹いせか、6日(月)ヤマタクおじさんは、自ら記者団の元へわざわざ足を運び、在日米軍の再編問題に触れ、年度内(今月中)の決着を図ることについて、またもや「口先介入」をはじめとする自説(腐臭)を放言したという。
特に、沖縄での在沖米軍の再編について言及した上で、「普天間基地の辺野古沿岸への移転」問題を、わざわざ取り上げ(自ら、買って出た茶番劇の知事説諭は失敗した事も棚上げし)、なんと「普天間基地の辺野古沿岸への移転は、稲嶺知事と小泉首相による、トップ会談(密室談合)で決着する」との見解を示した。
この発言は、実に重大である。
ヤマタク発言が真実に基づいているなら、小泉首相の命を受けた上で、稲嶺知事を訪ねたことになるが、面談の際に、この点(首相の命を受けた事)について触れていない。従って、実力者議員ヤマタク個人の行動であると考えるのが常識的なところだ。しかし別の場所では「いかにも、首相の命を受け、沖縄へ行き、知事と面談した」というニュアンスを印象づけるところが手に負えない。実際のところ、真実はどうなのだ?
在日米軍の再編については、厚木基地の空母艦載機の訓練移転候補先とされる岩国基地を抱える岩国市は、空母艦載機の移転受入れを問う住民投票が条例に基づき行われている最中だ。仮に、岩国市の住民投票で受入れ拒否となった場合、首相自らが山口県知事と岩国市長を相手にトップ会談だと乗り出し、政府として地方自治体を押さえつける行動に出るのか?そんな馬鹿げた事はできないだろう。
沖縄では、地元の名護市を始め、ほぼ全県を挙げて「普天間基地の辺野古沿岸移転は反対!」でまとまっている。住民投票をする必要もない。つい先般実施された名護市長選挙で当選した島袋市長の選挙公約にも「辺野古沿岸移転反対」が記載されている。その市長を支持した名護市民の意思は住民投票以前の問題である。ヤマタクは、この事実をどのように受け止めているのか。金と腕力で覆せるとでも考えているのか、もし、そのような思考なら時代錯誤も甚だしいと論断しておきたい。
産業競争などの面で考えると、確かに資金力に劣る沖縄なら、知事を呼びつけ首相が公の場でも密室でも恫喝を加えれば「基地問題など一気に片がつく」との思考論理ならとんでもない暴論である。だから、「人の心や考え」について斟酌できなくなり、常に、政局を見誤り続けるのだろう。ついでに自らの人生も見誤ったんじゃないか?まだまだ平然と見誤るんだろう。
単細胞思考のヤマタク論理では、在日米軍再編の焦点になっている「沖縄での移転を成功させ、次に岩国を成功させればよいのだ」ということだろう。小泉と共に終わりかけている自らの政治生命も復活させられると考え、そのためには手段を選ばず、「金にモノ(沖縄の世論を分断し)を言わせ、最後は腕力(政治権力による暴圧)で圧殺すればよい」と考えているのだろう。この150年、代々の政治権力を握る側により受け継がれてきた手口をいかんなく発揮する考えだろう。小泉首相の内閣は、いろいろ稚拙な点もある、テーマによると戦略が見えない場合もある、しかし、ヤマタク的思考論理とは一線を画してきた点は評価したい。その意味でこの種のヤマタク的思考論理は、小泉政治と対極をなしている。しかし、現時点で、ヤマタクがこの種の思考論理を平然と押し出す意味は、9月以降の政局を当然視野に入れてのことだろう。
その意味で、何気なく、口先介入のような発言を繰り返すように見えるヤマタクの「沖縄の普天間基地を辺野古沿岸へ移転する計画は、稲嶺知事と小泉首相のトップ会談(密室談合)で解決する」という内容は、極めて政治的意味合いの深いことと考えなければならない。トップ会談は密室談合の可能性を秘めている。これは談合防止法みたいな冗談では対処できないぞ~!
その上で、沖縄県民は、ヤマタク発言を真剣に受け止め、知事と首相のトップ会談に注目し、金による世論の分断と政治圧力による圧殺に充分備えなければならない。
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