春を呼ぶ京都「花灯路」始まるも吹雪では・・・
京都は円山公園から東山の風致地区の路地を、古風に照らす「花灯路(はなとうろ)」が11日から始まりました。
東山「花灯路」は、京に春を呼ぶ恒例の行事として定着してきました。梅の季節から桜の季節を演出するにもピッタリの風情を感じさせます。東山の風致地区を『生け花や蝋燭光』で飾るわけですが、どことなく「ぼんやりした光」で路地を案内されるのはよいものです。京都を訪れる各地からの観光客も増えているように思います。
ちょっとした驚きは、一見、中学生と分かる制服の集団が四条通を始め、新京極や寺町の、いわゆるお土産屋で見かけることです。今の季節に修学旅行なのでしょうか?
今日は、春を呼ぶどころか、いきなり寒風吹きすさぶ冬に逆戻りです。強い鞍馬颪の北風に雪が舞い散るあいにくの天気でした。春を呼ぶ花灯路も吹雪ではシャレにもなりません。しかし、中学生達は吹雪も何のその、キャーキャー元気にはしゃいでいました。
日帰り観光と思える、おばさん達も、負けずに元気に、あちらこちらと食べ歩きの様子で、「どこがオイシイの、どこは不味かったの、愛想が悪く気分を害したの」と中学生と変わらないまでにお元気そうでした。おそらく「花灯路」なんて、単なる理由づけに過ぎないのでしょうね。う~ん!おばさんの批評眼恐るべし、歩きながらの大声批評から漏れ聞こえる範囲では「なるほど!そうだろうなぁ~、やっぱり、あの店はなぁ~。誰の目にも舌にも同じなんだぁなぁ~~!」と変に感心させられたりでした。
さて、今年の京都の梅は、寒さに遠慮しているのか満開とはいきません。五分から七分咲きというところでしょうか、この寒気が今日明日で本当に予報どおり最後なら、陽射しは春を感じさせる(夕日が落ちる地点が中心に戻る)ようになりつつありますから、巧くいけば「梅と桜」の競艶を見ることができるかも知れません。「桃の花」も頑張って欲しいな。そうすれば「桃、梅、桜」のそろい踏みを味わえる。
「花灯路」の期間中(3/21まで)は、太閤秀吉を支えた「おね」を祀る「高台寺」は夜間ライトアップ中(夜間拝観できます)です。戦国(桃山)の文化を偲ばせる庭園を、澄みきった空気と共に味わってみて下さい。まだ寒い京都ですが、歴史に培われた味わい深い風情が漂っています。
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