日銀の福井総裁は、自ら、人の倫を考え、潔く辞職せよ!
やはり、この手の問題に対する、追究とツッコミは、もっと大きくなった方がよい。
今後は、経済界だけに止めず、政界ルートをもっと追究した方がよい。底無しの泥沼状態に陥ることだろう。本当は避けた方がよいのだろう。しかし、あの丸投げポチ公鈍イチローの5年間、政権の中枢へ非公式に都合よく滑り込み、丸投げポチ公鈍イチローの思慮分別のなさを、散々利用し尽くし「濡れ手で粟」を繰り返し、私腹は肥やしても。国益を叩き売り続けた「売国奴のクズども」へ鉄槌を下す時だ。
「カエル面」の輩を、追いつめ、引っ捕らえブチ込んでみても、コヤツ等に食い散らされた国益が戻ることはないが。膨大な財産が、まるでバナナの叩き売りのように「米国資本」へ叩き売られたのであった。この間に、失った、国民の貴重な資産は、コヤツ等を引っ捕らえた程度では溜飲を下げることはできないのである。
しかし、東京地検の地道で堅実な捜査に期待するところ大である。
引用開始→ SankeiWebBusiness i.ZAKZAKSANSPO.COM (夕刊フジはダントツである)
フクエモン、ボロ儲け…保有株の時価3400万円 (夕刊フジ)年16%の高利回りの実態が明るみに出るにつれ、福井氏が国会で答弁した内容との食い違いが次々と浮上してきた。福井氏は給与返上や元本・利益の寄付で幕引きを画策するが、もはやカネを返せば済む問題ではなくなっているのだ。
【儲け額】
福井氏は、村上ファンドで儲けた額について、国会答弁などで「あまり大した額ではなく、巨額に儲かっている感じはしない」と説明していた。だが、フタを開けてみると、1000万円を元手にした運用益は1473万円。約2.5倍にも膨らんでいた。
「大した額ではない」というのが福井氏の本心だったとすると、今度は「(1000万円は)サラリーマンとしては重い負担だった」という答弁と矛盾が出てくる。
福井氏は、平成10年に日銀副総裁を辞任するまで3000万円を超す高給取りで、退職金も6000万円以上。その後も富士通総研理事長や複数企業の社外取締役として報酬を得ており、一般のサラリーマンとはかけ離れた厚遇だったのが実情だ。「儲けすぎ」批判をかわそうとする一方、庶民感覚を強調しようとしてボロが出た形だ。
【口座入金】
福井氏は村上ファンドでの儲けは、「帳簿上の利益で、キャッシュアウト(現金化)していない」と明言していた。だが、実際は13年2月まで1000万円を拠出していた村上ファンド内の投資事業組合「MAC投資事業組合」が、ファンド側の都合で解散したことで、242万円の利益(分配金)が福井氏の口座に入金されていたことが明らかになった。
福井氏は同年4月、村上ファンドの別の投資事業組合「アクティビスト投資事業組合」に1000万円を改めて投資している。1000万円を放っておいたわけではないのだ。
【利殖目的】
村上ファンドに1000万円を拠出した理由について、福井氏は「(村上容疑者の)志を激励したためで、利殖目的ではなかった」と繰り返し強調しているが、同ファンドの契約書には、「キャピタルゲインを得ることを目的として設立される」と、明らかに「利殖目的」をうたっている。【株保有】
株の保有について福井氏は、「社外重役を務めていたほんの数社」と説明していた。実際は、社外取締役だった商船三井、富士通、キッコーマンの3社に加え、外部から経営の助言をするアドバイザリー・コミッティ委員を務めていた三井不動産、非常勤顧問だった新日鉄の5社の株を保有。時価にして、3400万円である。【説明不足】
なぜ、村上ファンドを解約せず、普通株も保有し続けたのか。さらに、最大の疑惑である今年2月に解約を申し入れた理由については、抽象的な説明に終始している。福井氏は、月203万円の俸給の30%を半年間返上(計約365万円)、元本と運用益計2473万円を慈善団体などに寄付することを明らかにしている。だが、盗人がカネを返しても、その罪が免れることはない。すでにカネで解決できる問題ではなくなっていることをご承知だろうか。ZAKZAK 2006/06/21
フクエモン“VIP”運用!? 報道関係者の名も (夕刊フジ)
村上「人によって融通」村上ファンドでがっちり儲けていた日銀の福井俊彦総裁。通貨の番人にふさわしいのか?
村上ファンドに1000万円を拠出し、荒稼ぎしていた福井俊彦・日銀総裁(70)。もともと同ファンドは大口専門で運用資金の募集単位は1口5-10億円とされており、なぜ、福井氏は優遇されていたのか。関係者によると、同ファンドには特定の人物に限り、1000万円以下でも応じる“VIP口座”が存在していたという。そのVIPストには福井氏以外にもさまざまな名が取りざたされている。「福井氏のように1000万円の場合もあれば、1口500万円もあるようで、村上世彰容疑者(46)は人によって融通を利かせていたようです」。投資ファンドに詳しい関係者が明かす。
福井氏が出資したのは富士通総研理事長時代の平成11年で、同総研の有志らと1000万円ずつ運用委託した。
「将来性がはっきりしない村上ファンドに1000万円を出資するのは冒険で、激励の意味という理由は、その通りだったと思う。ただ、運用益が(6年で)1473万円と倍以上になっていたとは…。おいしい資産運用術だけに進んで解約する気にならなかったのか」(先の関係者)
福井氏のように個人的に投資し、これまで具体的な名前が判明しているのは、同ファンドの“育ての親”、オリックスの宮内義彦会長(70)。「数億とも20億円ともいわれる」(金融筋)。
人材総合コンサルティング会社「ザ・アール」の奥谷禮子社長(56)も同ファンドの設立当初、村上容疑者からの要請で、約2000万円を拠出していた。
村上容疑者とは、旧通産省(経済産業省)の同期で、秘書給与を肩代わりしてもらっていた民主党の松井孝治参院議員(46)も500万円を出資していた。
松井氏のほか、旧通産省時代に同容疑者と席を並べた官僚が餞別代わりに少額規模を出したことも報じられている。
村上ファンドは13年、個人が1口1000万円で投資できる『アクティビスト投資事業組合』をつくり、オリックス証券で募集。だが、翌年に終了し、今は法人向けのみに限定されている。1口500-1000万円と小口で、個人を対象としたものは表向きにはないはずだが、なぜか、小口の個人投資家が多数存在するようなのだ。
先の関係者は、「村上容疑者が打って出た12年、昭栄を相手に日本人による初の敵対的TOB(株式公開買い付け)で名を広め、東京スタイル株などの大量保有で脚光を浴びた。実績が増すにつれ、誘蛾灯に吸い寄せられる個人が増えていったようだ」と明かす。
その個人投資家とは一体、誰なのか。
先の関係者は、「名前が分かっている宮内、福井、奥谷の3氏は経済同友会の幹部か一員で、同友会関係者が別にいるとの話を聞く。松井氏以外の政治家の名も浮上しているほか、報道関係者も取りざたされています」とし、こう続ける。
「社名は不明だが、複数の報道関係者が出資していると聞く。捜査の過程で村上容疑者が口を割ったり、実名入りリストでも流れたりしようものならどんなことになるのか。ビクビクしている人は多いでしょう」
ファンドへの出資自体は法には触れない。だが、政治家やマスコミ関係者が渦中の運用会社に運用委託していたとすれば、倫理面での追及から逃れられない。
「村上容疑者がマスコミに接近したのは“口封じ”的側面もあるのでしょう」(先の関係者)
東京・小菅の拘置所で、村上容疑者はどこまでモノを申すのか。
福井総裁の進退について、明治大政経学部教授で経済評論家の高木勝氏は「一度失った信頼はもう取り戻せない。辞任すべきだ」と断罪する。
その理由は、「ゼロ金利政策が続き、われわれは資産運用の選択余地がない状態が続いている。日銀自身もゼロ金利によって304兆円が預金者から銀行・企業に流れたと言っている。その責任者がわずか6年で1473万円ももうけていたというのは通常の神経では考えられない。国民感情から考えてふさわしくない」とする。
また、辞任すれば金融市場が混乱するとの声に対しては、「むしろ逆。ここまで事態を複雑にしたのは、福井総裁や日銀に対する信用が大きく損なわれているからだ。今となっては(擁護する)政府に“借り”もできて、的確な金融政策をとれなくなるとの疑念が生じる。一度失った信用は、人が替わって人心を一新しないと取り戻せない」と話す。
日銀の内規には違反していないという点についても、「ルールという前に、ファンドに対する出資を引き揚げたり株式を信託したりといったことは、日銀の総裁として当然しなければならないことだ」としている。ZAKZAK 2006/06/21
黒幕は宮内?フクエモンと村上引き合わせた交流会 (夕刊フジ)
出資、指導“ファンド”操る村上容疑者(右)と福井氏をつないだとされる宮内氏には、説明責任がある
福井俊彦日銀総裁(70)が村上ファンドに1000万円を供出し、ボロ儲けしていた問題で、オリックスの宮内義彦会長(70)の役回りが改めてクローズアップされている。宮内氏は同ファンドの育ての親で、福井氏と村上世彰容疑者(46)を引き合わせたとされる。福井問題の“黒幕”は、やはり宮内氏だったのか。【別働隊】
「宮内氏は、通産省時代にM&Aやコーポレートガバナンスを研究していた村上容疑者と意気投合。ファンド設立時には、資本金の45%を出資した上、運用原資まで拠出するなどカネの面倒をみていた。さらに、オリックスグループの休眠会社をファンド母体として提供したほか、宮内氏側近を役員に送り込み、株式運用の素人だった村上容疑者を手取り足取り仕込んだ」(金融関係者)オリックス証券は村上ファンドの顧客の募集まで代行しており、「村上ファンドはオリックス“別動隊”といっても過言ではなかった」(同)。
【思惑】
背景には、宮内氏なりの思惑があったようだ。宮内氏はニチメンに就職する前、米ワシントン大に留学し、MBAを取得。ニチメンなどが昭和39年、オリエントリース(現オリックス)を設立し、日本になじみのなかったリースという金融事業を始めた際、28歳だった宮内氏は創設メンバーとして提携先の米企業へ出向修業に出た。
「村上容疑者がファンドを立ち上げた頃は、シンクタンク『日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム』の共同理事長を務めていた。この頃から日本でも企業統治やCEOや社外取締役などという言葉が広がり始めた」(経済ジャーナリスト)
こうして村上容疑者は、ファンド発足時から「コーポレートガバナンス」を連呼して売り出したのだが、「2人には表向きの主張とは別に、金儲けという利害も一致していた」(同)。
【トライアングル】
宮内氏と村上容疑者の深すぎる関係。そこに、福井氏が絡んでくる。福井氏は、宮内氏が発起人・世話人である「初亥(はつい)会」という財界人交流会のメンバーに名を連ねていた。
初亥会とは、昭和で初めての「亥年」である昭和10年生まれが会員資格で、メンバーが50歳を迎えた60年に発足。最近は年に1回、夫人同伴で旅行するなど表向きは懇親組織のようだが、人脈形成ネットワークの意味合いもあり、当時は“若手”論客による勉強会の色彩もあった。
20年経った今、会員はエスタブリッシュメントになった。
メンバーリストには、作家で元経企庁長官の堺屋太一氏▽東芝前会長の西室泰三氏▽キヤノン会長の御手洗冨士夫氏▽日本郵政公社総裁(商船三井前会長)の生田正治氏▽キッコーマン会長の茂木友三郎氏▽日本生命会長の宇野郁夫氏▽元日商岩井(現双日)社長の草道昌武氏▽富士写真フイルム元社長の宗雪雅幸氏…らがいた。
【黒幕】
「リストを見て気が付くのは、福井氏が平成10年、ノーパンしゃぶしゃぶ事件で日銀副総裁を辞めた後、社外取締役を務め、株を所有している商船三井やキッコーマンの名があること。生田氏、茂木氏、福井氏らは宮内氏とともに経済同友会の幹事仲間でした。つまり村上容疑者も福井氏も、宮内氏を扇の要とする人脈です。福井氏と村上容疑者を引き合わせたのも、宮内氏だったのでしょう。つまり今回の福井問題の黒幕的な存在は宮内氏だったといっていい」(前出のジャーナリスト)宮内氏は、一連の村上ファンド事件に関し、「コメントする立場にない」と逃げている。だが、政府の「規制改革・民間開放推進会議議長」でもある宮内氏は、村上容疑者と連携し、ファンドの“VIP運用”待遇をリクルート未公開株のように、政財界に持ちかけていなかったのかを説明する責任がある。ZAKZAK 2006/06/22
村上金脈深まる疑惑…「福井辞めろ」待ったなし (夕刊フジ)
またも国会に呼ばれる福井俊彦日銀総裁。疑惑は払拭できるのか?
22日午前、衆院財務金融委員会に参考人として異例の閉会中審査に臨む日銀の福井総裁。村上ファンドへの投資で1473万円の利益を得ていたことを公表後、初の参考人招致となるが、以前の国会答弁との矛盾点も多く、福井氏の釈明次第では、辞任圧力が強まることは間違いない。村上ファンドでの儲けを「大した利益ではない」と言い放った福井氏。だが、元本は約2.5倍にまで膨らんでおり、明確な説明が求められる。
福井氏は今回のケジメとして、月額報酬の3割を半年間返上するほか、村上ファンドの利益や1000万円の元本まで寄付すると表明したが、「かえって一般庶民とかけ離れた金銭感覚が浮き彫りになった」(市場関係者)。
村上ファンドでの利益を「キャッシュアウト(現金化)したことがない」と話していた福井氏だが、実際は平成13年に242万円の分配金が口座に入金されている。この点について、どう言い逃れするのか。
そして、最大の疑惑は、福井氏が今年2月に村上ファンドを突然解約した点だ。福井氏は、「村上氏の行動が当初の志に沿っているか、確信が持てないという気持ちが募ってきた」と抽象的な説明に終始している。
「村上ファンドへの捜査情報が福井氏ら有力出資者に流れた」「3月の量的緩和解除を前に売り抜け」などの憶測を払拭するには踏み込んだ説明が必要となる。
平成15年の総裁就任時に村上ファンドを解約しなかった点も問題視されそうだ。福井氏は「利殖目的ではなかった」と繰り返すが、「特定の人物に利益を付け替えることも可能なファンドに日銀総裁が投資することは許されない」(投資ファンド関係者)。
23日には参院財政金融委員会も閉会中審査を予定しており、日銀は一連の国会審議で問題の幕引きを図る意向だ。しかし、野党は福井氏の「高利回り運用」を問題視し、辞任を要求。与党内にも「辞任やむなしとの見方が広がっている」(永田町関係者)。
「職責を全うする」と強調する福井氏だが、事態は予断を許さない。ZAKZAK 2006/06/22 ←引用終わり
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