« ブログの更新作業についてお断り! | トップページ | 国連の場での井戸端会議が上手いか下手かで世界は動く! »

2006/07/10

中国の腹黒い悪企みは、小児の北朝鮮の遙か上をいく!

中国、ロシアは、北朝鮮に対して、どこまでも甘い。大甘としか言いようがない!

Cnnationalflag_2Nkoreanf_2中国は、北朝鮮の弱みにつけ込み、稀少鉱物(レアメタル)を強奪に等しい遣り方で、手に入れているため、米国や日本が、事を構え起こされることを極度に警戒し嫌うのである。中国は、北朝鮮で遣りたい放題を繰り返しているから、自らが手にしたオイシイ権益を無くしたくないのである。

実は、ロシアも、同じ狙いを持っているので、日米に事を構えられたら困るのだ。

しかし、この点が、北朝鮮を甘やかせる流れを創り出している。中国とロシアの自国利益のみに拘泥し、地域全体の安全や平和を考えない姿勢は大いに問題である。

Koreanflこれより、もっと、話にならないのは韓国である。世論は分裂し、ノ・ム・ヒョンに率いられる側の議論すらまとめることができない。もはや、政権の体を為していない。悲しいまでに世論分裂国家に堕している。これは、小児の主張を繰り返す北朝鮮には実に都合のよいことである。何よりも、ノ・ム・ヒョンは、「この度の北朝鮮によるミサイル発射は、想定されたことであり、自国領内へ落ちたわけでもないのだから、大騒ぎするようなことではない。日本政府は、いたずらに、不安を煽り緊張を創り出そうとしている」と、何とも珍奇な主張を繰り出し、北朝鮮を擁護している。ノ・ム・ヒョンこそ、基本的な認識を欠いた哀れな思考力と限界を示しているのである。

もっと、哀れな事実はキム・ジョン・イルの北朝鮮にある。「米国が侵略してくる」と、誇大妄想狂の癖にとりつかれ信じ切り、一生懸命、その主張を繰り返し、武力を高める「先軍政治」という世にも奇妙な体制を創り出し、「自らの体制を守るために、自らの体制を強化する」という、真にお粗末な自慰的行為に酔い浸っているわけである。

Runationalflag_1何よりも、朝鮮戦争以来の支援者でありスポンサーであった、「歯と唇」の関係にある中国との関係は最重要事項である。同様に、ロシアも同じく「歯と舌」の関係にあるから、最優先されなければならない。そもそも、「朝鮮戦争」そのものが、北朝鮮の軍事的冒険主義により起案され、それを煽り、求め続けた、中国とロシアの期待に北朝鮮が応えたものである。この思考形態はいまも変わることがない。

中国は、ロシアに先駆け、北朝鮮から、あらゆる稀少鉱物(レアメタル)を強奪している。朝鮮戦争で中国が30万人の生命と流した血に対する償いを、と主張し北朝鮮に賠償させているのである。中国は、適当な理屈をつけて巧妙に資源を強奪するのである。さらに北朝鮮へは、中国国内で誰も手をつけない「ゴミ」のような製品を、援助だとかなんだとか、小理屈をつけて、北朝鮮が民生品すら生産力を持たない点に目をつけ捨てるのである。しかし、実際には本当に捨てているわけではなく、巧妙に小銭を巻き上げているのである。中国が北朝鮮で繰り出す強奪には、まだ、続きがあり、中国企業による北朝鮮の労働搾取である。北朝鮮に工場進出(といっても管理運営をするだけ)し、恐ろしいまでの低賃金を強要し、奴隷労働を強制しているのである。そこで得た製品は全てを中国へ持ち帰る(強奪)するのである。北朝鮮は、偉そうに空威張りを繰り返したところで、実は中国の植民地なのである。韓国も、既に、気持ちの上では中国に踏みにじられているのである。

これは、歴史と地政学のなせる技である。日本は、この点を十二分に押さえた議論をしないと、わけの分からないまま、責任だけを押しつけられるのである。

そもそも、朝鮮半島は、古代から今に至るまで、一回たりとも、統一的で民主的な政権など一度も存在しなかった事実を、認識することから始めなければならない。

実は、キム・ジョン・イルもノ・ム・ヒョンも大して変わらない思考力の持ち主であり、「○○は▲▲でも治らない」のカナワン奴らである。

|

« ブログの更新作業についてお断り! | トップページ | 国連の場での井戸端会議が上手いか下手かで世界は動く! »

コメント

お邪魔します。
久方ぶりの更新にも拘わらず
早速のコメント有難うございました。
こちらの記事、いっきに読んでしまいました。

朝鮮半島に中国、ロシアがどのような思惑で
絡み続けているのかが大変判り易く参考になります。
今後ともよろしくお願い致します。
(TBさせていただきます。)


投稿: おぅんごぉる | 2006/07/17 21:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中国の腹黒い悪企みは、小児の北朝鮮の遙か上をいく!:

» ニポンの未来を担う面々(ひさびさの更新) [てやんでぇべらぼーめ]
しばらくぶりの更新となりました。 なにを取り上げようか迷ってしまうほど 色々な出 [続きを読む]

受信: 2006/07/17 21:33

« ブログの更新作業についてお断り! | トップページ | 国連の場での井戸端会議が上手いか下手かで世界は動く! »