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2006/08/08

強盗、ゴロツキ、イスラエルと米国のレバノン無差別攻撃、本当の狙い!

戦争による破壊は、憎しみを生んでも、友好を生むことはない。

Ilnationalflag_11イスラエルは、国際世論など、何処吹く風で、真剣に耳を傾けることもないまま、遂に、レバノンの首都ベイルートへの攻撃を開始したようだ。今回、イスラエルが最初に主張したことは、レバノン国境をパトロール中に、レバノンの民兵組織「ヒズボラ」に捕らえられた二人の兵士を釈放せよ!であった。釈放に応じないなら、実力で取り返す!であった。

実際に、二人の兵士がヒズボラにより、捕虜になったかどうか、確認されていない。何よりも、どの部隊に所属する誰かも明らかにされていない。イスラエルは、パレスチナ側でも、同様に、ハマスの武装組織に二人の兵士が捕らえられた、と主張しているが、これも確認されたわけではない。

つまり、同時期に起きたとされる、「二人(合計4人)の兵士が捕虜に」というのは、イスラエル得意のデマコギーの疑いが消えないのである。それは、今回のレバノンに対する侵略戦争を始める口実に過ぎないのではないか。おそらく、それ以外には考えられない。

Lebanonflag_3なぜ、隣国レバノンが犠牲になるのか?答は簡単である。まず、レバノンはフランスの植民地だった。そのことも作用し、カトリック教徒、イスラム教徒が割拠し、それぞれが独特の政治勢力を構築している。何よりも、伝統的なフランスの思考方法が根強くあるため、国論が統一されることはない。「分裂させて統治せよ!」この思考方法こそが、フランス植民地社会に根付いた統治論理であり、とりわけレバノンには徹底されている。そのため、レバノンの世論はモザイク国家を表徴し決して一本化されることがない。イスラエルは巧みにこの点を衝いてくるわけである。

さて、どうして、イスラエルはレバノンを組み伏せるのか?その答えは、次にシリアと戦争を開始するためである。レバノンは、中東では珍しく、真水が豊富な国である。その水が国旗にも描かれる「レバノン杉」を育てるのであり、緑豊かな国である。

Syriaflシリアは、基本的にはイスラム教徒が多数を占める国であり、大アラブ主義の主張に賛同し続ける国である。また、何よりもイランの影響力をまともに受ける国である、とイスラエルと米国は規定している。イラクのサダムフセインを倒したのだから、次は、シリアのアサド親子を倒し、その上で、イランとの最終戦争に備える。その手始めが、レバノンの占領であり、レバノンの解体である。その後、シリアとの戦争に入るわけである。最後はイランとの全面戦争だ。イスラエルは、ヒズボラの後ろはイランだと、一生懸命にネタを繰り出し非難を強めている。米国は、この主張を見守り、結果的には応援している。

イスラエルは、強気である。極めて強気である。極めつきのゴロツキぶりをいかんなく発揮している。レバノンへの攻撃を日々エスカレートさせ、レバノンを痛めつけている。レバノンの市民は、「なぜ、イスラエルに、ここまでされなければならない?」と大きな疑問が生じるはずである。この点がイスラエルの第一の目標でもある。そうなれば、イスラエルはすかさず主張する「それは、イランの傀儡であるヒズボラを抱えているからだ!」と。この、ジューシーなご託宣に、レバノン市民の多くが、武器を持って立ち上がり、ヒズボラを含む現政権を打倒することを願っているのである。その後、レバノン市民が樹立した新政権の要請を受け、治安維持に乗り出す構えなのである。だから、その前に、国連の平和維持部隊が大挙してレバノンへ繰り出してくると困るから、必死で、戦線を拡大し続けるわけである。

Unflag_8結果的には、国連軍が平和維持活動に参与させられるのである。丸投げポチ公の資金(貴重な税金=本邦の血税)も投じられるのである。イスラエルは、その時には参与しないのである。しかし、軍隊はいろいろ小理屈をつけて駐屯させるのである。その理由は、本来の目的の前段階を達成するためのシリアとの戦争を有利に導くためにである。

G8サミット前に、イスラエルとパレスチナを公式訪問した、丸投げポチ公は、サル屋のブッシュ親分からの「お言伝て」を届けに行ったのである。前後も何も考えずに。プレスリーの毒が頭まで廻ってしまったこともあり。メンドリ・ライスの狡猾な目つきに震え上がりながら、忠実な忠犬ぶりを発揮しに行ったわけである。

町内会の井戸端会議、国連の場では、相も変わらず、イスラエルと米国の途轍もないお喋りに付き合わされて、少々、グロッキー気味のようである。それが、ゴロツキどものねらい目なのである。可哀想なのは、国論分裂のレバノン市民である。

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