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2006/09/20

タイで国軍クーデター!「タクシン首相」、人は引き際が大切だね!

遂に、タイは、「もうタクサンのタクシンへの引導」を得意の”クーデター”で実力解決か?

Thainfl_1建国以来数えて16回目の「タイ国軍によるクーデター」が発生したと、日本では「NHK」が未明(01:00)のラジオ・ニュースで速報し、新聞・通信各社も、一斉にインターネットに記事を掲出したことで、どうやら「タイ王国」では、軍部による「タクシン(首相)追い落としクーデター」が本格的に始動したことを確認する情況となった。

タイ王国におけるクーデターは、王室というか国王が、どのような態度をとるか、あるいは出るかにより「成功するか失敗するか」が決まる。今回のクーデターは、タイ在住華僑(華人)を代表する「我が儘と自己利益だけを追求する”もうタクサン”の『タクシン』追い落とし」が目的のようだから、今回のクーデターが「成功する確率は高い」かも知れない。

普通なら、人は自らの引き際が大切だと思う。タクシン(首相)は引き際を錯誤しているようにしか見えない。自らの親族が引き起こした「不正、不公正な利益獲得」が露見したことによる、政治不信、タクシン不支持により生じた、異常な政治状況を招いても、その原因について反省することもなく(華僑<華人>特有の論理で開き直り逃げを図る[←体験による])、実に身勝手な振る舞いを国政の場で好き勝手に繰り返してきた。

国際社会でも、実に不遜な態度で「言いたい放題、やりたい放題?」だったのかも知れない。今は、ニューヨークに滞在中で『国連総会』で演説するのだという。

そう言えば、先日、フィンランドの首都ヘルシンキで開催された「ASEM」の席上、小泉首相へ「アジア全体を対象にした政党設立を考えている、ぜひ、党首になって貰いたい。自分は幹事長を引き受ける」と上段とも本気とも判断しかねる(タクシンの場合よく理解できない)軽口を叩いたそうで、小泉首相が返した言葉は「それなら、党本部は、タクシン首相の別荘にしよう」と混ぜ返したらしいが!?どちらもどちらで、いい勝負かも知れない。

タクシン(首相)は、クーデターに対抗して、ニューヨークから得意の戒厳令を発令したというが、タクシン(首相)の威令はどこまで守られるだろうか?何よりも自らが、無事に帰国できるかどうかだろう。このまま、米国に亡命する?!という手もあるなぁ~。

タイは、日本にとり「実に重要なパートナー」だから、本邦政府も情報収集と分析に勢力を割いているのだろうが、タイのクーデターは「掲げた主張に対し、プミポン国王が、どう考え『支持するか、支持しないか』で決まる」わけで、王室の情報をいかに収集するかにかかるだろう。今は、他国の内政問題である在留邦人の安全を確保しながら、状況展開を見守る以外に途はない。

しかし、国会がありながら、最終的な解決は「国軍によるクーデター」では、知恵があるようなないような、「主張は主張として理解しても」、よく分かりません!

4月に掲出した「タイとタクシン(首相)関連記述をリンクしておきます」

https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2006/04/post_b0fa.html
   (「コラコラコラム」2006/04/04)

https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2006/04/post_99c2.html
  (「コラコラコラム」2006/04/07)

引用開始→ タイ “軍が権限掌握”と発表  (NHK on line)

タイ国軍は日本時間の20日未明、タクシン首相が国連総会に出席するため不在の中、首都バンコクで戦車などを出して首相府をはじめ政府の中枢部を包囲するとともに、テレビで、「国の平和のため軍と警察が首都を制圧した」とクーデターを起こしたことを明らかにしました。これに対して、タクシン首相は、訪問先のニューヨークで広報官を通じて、「政権はわれわれが握っている。クーデターは成功するはずがない」と述べて首都に非常事態宣言を出しました。しかし、このあとタイ国軍は、首相が出した非常事態宣言を無効とするとともに、タイ全土に戒厳令を敷くと宣言しました。さらにクーデターを率いたソンティ陸軍司令官らが、プミポン国王とえっけんをしたあと、「国王の名において」と前置きをしたうえで、「クーデターの指導者が首相の権限を得ることになった」と発表しました。バンコク市内は軍の戦車や装甲車が各所に配備され、NHKのアジア総局が入っているタイの放送局チャンネル9も兵士によって制圧されていますが、市内は平穏で、大きな混乱は起きていません。タイでは、今年に入ってタクシン首相の親族の株取り引きが発覚したことから、首相の退陣を求める大規模なデモが相次ぎ、2月には議会が解散され総選挙が行われましたが、主な野党がボイコットしたため選挙が無効となり、先月にはタクシン首相を狙った暗殺未遂事件が起きるなど政情不安が続いていました。
9月20日 6時15分  ←引用終わり

引用開始→ タイでクーデター、反首相派「実権を掌握」・首相は非常事態宣言   (日経WEB)
【バンコク=長尾久嗣】タイの首都バンコクで19日午後9時(日本時間同日午後11時)過ぎ、首相府や陸軍司令部周辺に戦車が集結、周辺を封鎖した。軍内の反タクシン首相派によるクーデターで、同派はテレビを通じて「実権を掌握した」と宣言したが、詳細は不明。国連総会出席のためニューヨークに滞在中のタクシン首相は非常事態を宣言、急きょ帰国すると表明した。

陸海空軍と警察の司令官はテレビを通じ連名で「タイは完全なコントロール下にある。国王のもとで民主的な改革に踏み出す」との声明を発表、反タクシン派によるクーデターを宣言した。タイでは今年1月の首相一族による株売却疑惑に端を発した政局迷走が7カ月近く続いていたが、同日のクーデターと非常事態宣言で政局は重大局面を迎えた。

午後11時(20日午前1時)現在、陸軍司令部などがある市内ラジャダムノン通りには戦車や数百人の兵士が展開している。テレビは通常放送を取りやめ、プミポン国王を称賛する番組を流している。  (01:44) (C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved. ←引用終わり

引用開始→ タイでクーデター、陸軍が実権掌握と発表  (讀賣on line)

【バンコク=川辺徹】タクシン首相(57)の進退を巡って政治危機が続くタイで、陸軍が19日夜(日本時間20日未明)、地元テレビ局を通じ、「プミポン国王を長とする政治改革のための委員会が実権を掌握した」と発表した。

首都バンコクの首相府付近には、戦車が展開し、軍が首相府を占拠したとの目撃証言もあり、陸軍によるクーデターとみられる。地元テレビは静止画像で放映しているほか、テレビ各局に軍兵士が入ったとの情報もある。

タクシン首相はこの日、国連総会出席のため米ニューヨークに滞在中。首相府を通じて同日午後9時15分(日本時間同11時15分)、首都バンコクに非常事態宣言を発令するとともに、ソンティ陸軍司令官を解任すると発表した。首相は急きょ帰国の途についた。首相と反首相勢力がそれぞれ正統性を主張している状態で、タイの政治混乱は激しい権力闘争に発展した。

タイ政府のスポークスマンは本紙に対して、「一部グループがクーデターを計画、憲法に基づく正統な政府を転覆しようとしたため」と非常事態宣言の発令理由を述べた。一方、陸軍関係者によると、午後11時(日本時間20日午前1時)現在、バンコクの陸軍司令部に幹部が集まり、緊急会議が開かれている。

ロイター通信は、戦車10台が首都バンコクに向け移動を開始し、首相府を取り囲んでいると伝えた。英字紙ネーション(電子版)は、北部を管轄する第3、南部を管轄する第4管区の一部陸軍部隊が移動したとしている。市中心部では19日夜までに大きな戦闘は目撃されていない。

タイ国軍は、タクシン首相の軍予備学校同級生を中心とする親首相派と、首相に批判的な反首相派に分かれている。

タイは1932年に立憲君主制に移行後、未遂を含め16回のクーデターが起き、政治危機が深まると軍が政治に介入してきた歴史がある。今回の政治危機でも、クーデターや首相暗殺計画などの情報が頻繁に流れていた。(2006年9月20日2時18分  読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun. ←引用終わり 

引用開始→ タイでクーデーターか、首都に非常事態宣言発令 (asahi.com)
2006年09月20日01時31分
タイのタクシン首相は19日夜、国営テレビを通じてバンコク市内に非常事態宣言するとともにルアンロー国軍最高司令官に陸軍司令官を兼務する辞令を出した。ソンティ陸軍司令官によるクーデターに対抗するためだとしているが、テレビでは「陸軍司令官がバンコク全域を掌握している」と放送している。解任された形のソンティ氏が軍を掌握している模様だ。バンコク市内では、首相府周辺など主要な交差点に戦車が出動しており、政局の混乱が続くタイ情勢は極めて緊迫している。

スメット・チャイパタナ財団事務総長が次期首相に就任するとの説が流れている。同財団は王室に属している。

タクシン首相は国連総会に出席するため、ニューヨークに滞在中。テレビでは電話を通じて「バンコクは今、非常に危機的な状況にある」と述べ、非常事態を宣言するとともに、国軍最高司令官に事態を掌握するよう指示した。

ロイター通信などによると、バンコクの中心部で19日夜、タイ軍の戦車が政府庁舎の周辺を封鎖した模様だ。タイ中心部にある首相府を含む官庁街で、戦車10台が展開しているのが目撃された。高級ホテルやオフィスが並ぶ中心部のビジネス街でも、軍の装甲車などが走行し、部隊の移動が行われているという。

AP通信によると、バンコクの官庁街のほかビジネス街など主要拠点数カ所に兵士数百人が配置された。クーデターに関与した部隊の兵士か、タクシン首相の非常事態宣言によって動員された兵士かは分からない。AFP通信は、政府庁舎の一部を兵士が占拠していると報じた。

また、陸軍系のテレビ局では19日夜から、通常番組の放送を停止し、タイ王室の映像と厳粛な音楽を流し続けているという。中国国営の新華社通信は、バンコクの軍事筋の話として「クーデターが行われる寸前だ」という情報を配信した。

タクシン首相は、国連総会に出席のためニューヨークに滞在中だったが、急きょ帰国の途についたとの情報もある。タイの国連代表部によれば、首相は現地時間の19日夜に国連総会で演説し、20日夜、バンコクに戻る予定だった。

タイでは、首相一族の株取引をきっかけに政局が混乱し、同首相は2月に下院を電撃解散した。4月の下院選は、主要3政党がボイコットする中で行われ、与党・タイ愛国党が過半数の票を得たものの、大量の白票による定員割れを受け首相はいったん、退陣を表明した。その後、憲法裁判所がやり直しを命じた。今年中にやり直し選挙が行われる見通しだが、首相は自らの去就について明言を避け、政局は不透明な状況になっている。 asahi.com ←引用終わり

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