「パレスチナ自治政府」救国へ!挙国一致大連立政権で危機脱出へ!
パレスチナも「平和」を志向へ舵を切るか!
3月に実施された、「パレスチナ自治政府」を形成する基盤としての「パレスチナ評議会(国会)」選挙で、イスラム原理主義政党「ハマス」が、従来の政権を掌握し数々の汚職と腐敗にまみれた「ファタファ」に圧勝し、政権を掌握して以降、「ハマス」の政権を認めない「イスラエル」と「米国」の圧力、何よりも「経済封鎖」により苦闘を強いられ続けた「ハマス」による「パレスチナ自治政府」は、従来から対立し続けた汚職と腐敗の「ファタファ」とも連立内閣を形成することで、「パレスチナ国家」の危機を凌ぐ途を選んだ。
「ハマス」は「イスラエル」の存在を認めない。「イスラエル」は「ハマス」の存在を認めない。双方譲らず、その意味では互いに「原理主義」を貫いたわけである。
この間、パレスチナの人達の「ファタファは、汚職と腐敗で、支持を失い、ハマスは、原理主義を曲げず国家基盤と支持を失おうとしている。私たちは、結局、救われないのか」という声に応えざるを得なくなった。
「正しい主張でも、尊い正義でも、人々の生命と生活を護る上では、一定の妥協をせざるを得ない、それが政治の現実でもある」。国際政治のパワーゲームの中で、「ハマス」も「井の中の蛙」だったともいえる。イスラム原理主義を掲げテロリズムに突進する組織は、自らの主張の正当性を証明する試みとして「自爆テロリズム」を含めた破壊行動に出るが、その実、破壊行動により解決されるものは多くない。憎悪と対立の増幅を招くだけだ。それを避ける知恵が必要だ。その意味で「ファタファは汚職と腐敗に終止符を打ち、世界中から物笑いのネタにされている『故アラファトの嫁』への資金補償を止めること。ハマスも、破壊闘争から知恵を駆使した外交交渉(闘争)へ頭を切り換えること」が求められる。何よりも、「パレスチナ」の生活環境を整えることが政治の基本目標である。整え実力を得た後に、時間をかけて「イスラエル」の放逐に取り組めばよいのであって、いま現在は、圧倒されていても、1000年の時間が経過した後には相互の立場は分からない。小児の「米国」は最大8年で政権担当者は交代するのだから、その事実を押さえた思考が求められる。

国際政治のパワーゲームを考えたカードを切るべきである。この度の、大連立に対し「イスラエル」と「米国」がどう出るか見物である。そして、両国の顔色を窺いながら追従する「欧州諸国」がどう反応するか見物ともいえる。
両国とも、内心ホッとしているだろう。実際に「イスラエル」と「米国」は「パレスチナ」を後ろに抱え「シリア」と「イラン」を相手に戦争を仕掛けることは、少しリスクが大きいことが理由だから。「パレスチナ」で「ファタファ」と「ハマス」が連携することで「イスラエル」は別の脅威を抱えることになるが、この点こそが「国際政治のパワーゲーム」に他ならない。
引用開始→ パレスチナ「挙国一致」内閣樹立 ファタハとハマス合意 (産経WEB)
【カイロ=村上大介】パレスチナ自治政府のアッバス議長は11日、自治政府内閣を率いるイスラム原理主義組織ハマスのハニヤ首相と「挙国一致内閣」を樹立することで合意したと発表した。パレスチナのテレビ局などが報じた。アッバス議長は、自らの支持基盤であるパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハなど各派が加わった連立政権を成立させることで、今年3月のハマス単独政権成立による国際的孤立状態の解消と、欧州などからの経済支援再開を目指す。
アッバス議長はハニヤ首相との共同記者会見で、「われわれは挙国一致内閣の政治綱領に合意した。数日中に組閣に着手できる」と表明した。ファタハとハマスは6月末、「イスラエルの生存権」の間接的承認を盛り込んだ政策文書に合意したが、議長は今回のハマスとの具体的な合意内容は明らかにしなかった。
初めて参加した1月のパレスチナ総選挙で圧勝したハマスは、イスラエルを公式に承認してきたファタハの外交政策の継承を拒否。国際社会のボイコットと財政難を招き、ついに単独政権を手放すことになった。しかし、ハマスは依然、議会の過半数を占める最大勢力で、ハニヤ首相は留任する方向とみられる。(09/11 23:00)
(c) Copyright 2006 The Sankei Shimbun. All rights reserved. ←引用終わり
引用開始→ アッバス議長とハニヤ首相、「挙国内閣」樹立で合意 (讀賣WEB)
パレスチナ問題
【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治政府のアッバス議長は11日の声明で、ガザ市でハニヤ首相と会談し、「数日内に挙国内閣の組閣に着手する」ことで合意したと発表した。内閣を率いるイスラム原理主義組織ハマスの報道担当者も、合意の事実を認めた。
議長は、自身が率いるファタハやハマスなどパレスチナ各派が参加する新内閣を樹立することで、ハマス内閣の発足で停止された米欧の対自治政府援助再開をめざしている。
議長報道官は同日、「48時間以内に議長は現内閣を解散し、新首相による組閣作業が始まる」と述べた。自治政府筋によると、アッバス議長はハニヤ首相の続投で合意している。
(2006年9月12日1時19分 読売新聞)Copyright © The Yomiuri Shimbun. ←引用終わり
引用開始→ ファタハとハマス、連立内閣で合意 米欧の支援再開狙う (asahi.com)
2006年09月12日00時58分
パレスチナ自治政府のアッバス議長は11日、自らが所属する穏健派のファタハと、内閣を握るイスラム過激派ハマスが連立政権を組むことに合意した、と発表した。2日以内に現内閣を新政権発足までの管理内閣とする議長令を出し、組閣の協議を始める。首相はハマスのハニヤ氏が続投する見通しだ。連立の最大の狙いは、欧米から援助凍結の制裁を受けているハマスの影響力を薄め、制裁を解除させることだ。パレスチナ自治区では、ハマス政権が3月末に発足してから給料を一部しか受け取っていない自治政府職員が、今月に入ってストライキを続け、混乱が広がっている。アッバス議長とハニヤ首相は連立合意の発表後、スト中止を呼びかけた。
しかし、ハマスは制裁のきっかけとなったイスラエルの存在の承認や暴力の停止などの拒否撤回についてあいまいな態度を続けており、連立政権の発足で制裁解除が実現するかどうかは微妙だ。
ハマスとファタハは、合意がイスラエルとの「2国家共存」を目指す政策文書に基づくとしている。これはイスラエルの存在を間接的に認めたことになるが、ハマスの報道官は11日、「存在を認めない」と断言するなど対応が混乱している。
ロイター通信によると、イスラエル外務省報道官は、パレスチナの新政権がイスラエル承認などの条件を満たせば「和平プロセスに新たな弾みとなる」と述べた。
asahi.com ←引用終わり
引用開始→ パレスチナ統一政府:ハマス、孤立化回避図る (毎日MSN)
【エルサレム樋口直樹】3月末に単独内閣を発足させ、米欧諸国の支援停止にも「塩とオリーブで食いつなぐ」と豪語していたイスラム原理主義組織ハマスが、ライバルの旧主流派ファタハとの統一政府樹立で合意した。背景には経済危機への民衆のいら立ちが頂点に達したのに加え、レバノン紛争によってパレスチナ問題が国際社会から忘れ去られつつあることへの深刻な危機感がある。パレスチナ自治区では新学期が始まった今月初めから、主にファタハ支持の教員や政府職員らが給与の支払いなどを求めて一斉にストライキに突入。ハマス政府の求心力の低下を印象付けた。また、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラとイスラエルの戦闘は、ハマスに対する米欧諸国の風当たりを強め、ハマス政府の一層の孤立化を招いていた。
統一政府樹立の合意は、これ以上の内政混乱を避けたいハマスと、国際社会との橋渡し役として政権復帰を図りたいファタハの思惑が一致した結果と言える。
だが、統一政府の基本政策の細部は明らかにされていない。イスラエルの破壊を叫んできたハマスは先に、同国が占領しているヨルダン川西岸とガザ地区のみを領土とする「ミニ・パレスチナ国家」の受け入れでファタハと合意するなど大胆な政策転換を図った。しかし、その後もイスラエルの承認自体はかたくなに否定している。
また、ハマスの軍事部門に拉致されたイスラエル兵の解放や軍事部門の武装解除なども、統一政府に対する米欧諸国の今後の対応に大きな影響を与えることになる。
毎日新聞 2006年9月11日 23時07分
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追加引用紹介:(2006年9月13日 19:00 青字部分) パレスチナ自治区の経済状態について、国連が破綻の危機にあると指摘!
引用開始→ パレスチナ、米欧などの援助打ち切りで破たん危機 (讀賣WEB)
パレスチナ問題
【ジュネーブ=渡辺覚】国連貿易開発会議(UNCTAD)は12日、パレスチナ情勢に関する報告書を発表し、パレスチナ自治区が米欧などの援助打ち切りで経済破たんの危機にあると指摘した。それによると、2006年の住民1人当たりの所得は約1080ドル(約12万6000円)と、2000年の約半分にまで落ち込む可能性がある。過去約20年間の最低水準という。
報告書は、援助停止による今後3年間の経済損失が総額54億ドル(約6300億円)に達し、2007年の失業率は最大で約52%にのぼる恐れがあると指摘している。日本、米国、欧州連合(EU)などは今年3月、パレスチナでイスラム原理主義組織ハマスが主導する内閣が発足したことを受け、自治政府に対する直接援助を停止している。
(2006年9月13日13時44分 読売新聞) Copyright © The Yomiuri Shimbun. ←引用終わり
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