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2006/12/08

「神戸ルミナリエ」が、今日から始まりました21日までです。

神戸では、例年どうり「ルミナリエ」が始まりました。

Luminarie06神戸は12回目の「ルミナリエ」が、この冬も、市民に「希望」の灯を届けてくれました。今日から21日まで、旧居留地(三井住友銀行神戸本部前)を東西(仲町通り)に貫き、東遊園地(神戸市役所南)までの間で点灯されます。

期間中500万人の来場が想定されています。

「神戸ルミナリエ」は、1995年1月17日の「阪神・淡路大震災」からの復興を祈念し、同年の12月に、被災地と被災市民の心に灯りをとの願いを込め、試行的に始めました。「ルミナリエ」の灯りが神戸の市民には希望の灯でした。また会場に流れる音楽は鎮魂歌でもあり応援歌にもなりました。あれから、12回目の「ルミナリエ」が今年も開催されてよかったと思います。

いろいろあります「神戸ルミナリエ」。この間、多様な紆余曲折を経た上で、今年の灯があります。プロモーターの「 I 」さんが、独自性に拘ることはよく理解できます。しかし、プロモーターの「 I 」さんは「神戸」のためにと言いながら、実際には「名古屋」でも開催されましたし、東京は「大手町」でも日程を変え同様に「ビジネス」として開催しておられます。既に立派にビジネスモデルとして成功を収めておられたように思い致します。冷静に考えれば「神戸ルミナリエ」は、立派な言葉を並べ立て論じられ、神戸の市民には欠かせないメモリアルとなり、支援協賛する企業や団体には、開催費用の負担が重圧となっています。もう逃げられないところへ追い込んだ、プロモーター「 I 」さんの手腕には感服させられます。企業の社会的貢献だとか、フィランソロフィーだとか、「金儲け」のための言葉はいつも飾り立てられ煌びやかです。きれいな言葉で飾られても、所詮はプロモーターの「 I 」さんの金儲けの上で「神戸」は「踏台」でしかなかったように思い致します。

しかし、神戸で、「神戸ルミナリエ」の灯りを待ち望まれる市民のために、この灯火を大切に守り育てることができればと、ささやかに希望しています。

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