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2007/02/19

スキーバス激突、死傷者26人について考える事、安いには安い理由が!

サミーツアーは、関西でも首都圏でも、信州長野各地へのスキーツアー(バス輸送ベース)では、一定の知名度と信用力を持っているはず。若いスキー客には、一定の人気と支持を集る主催型顧客募集ツアーである。

そのツアーを企画運営する「太陽サン」がチャーターした「あずみの観光」のバスが、過労運転(居眠り運転?)で、昨日早朝(05:25)に、大阪府内の中央環状道路(吹田市津雲台)で、大阪モノレールの柱に激突し、16歳の添乗員が死亡、運転手は重傷、その他乗車中の客のほとんどが重軽傷を負う事故が起きた。

バスは、最初、(道路は三車線)左車線を走行中に、緩行車線への分離帯に接触し、その弾みで右側の中央車線へ飛ばされ、中国自動車道沿いに設けられたモノレールの柱に激突大破したようだ。この時点で考えられる事は、「一瞬の居眠り運転」だった。

今日の夕刊紙上では、本人の供述からも「居眠り運転」が指摘されている。

さて、この「あずみの観光」は、長野県松川村で個人経営(家族経営)の観光バス会社とのこと。社長は親父で、専務は母親、そして激突したバスの運転手は長男、16歳で死亡した添乗員は三男という。一般的に考えれば、まぁ、スキーシーズンに稼げるだけ稼ぐ家族経営のバス会社というわけだ。

法令上は、500Kmを超える、あるいは深夜の走行については、交代運転手を乗務させることが定められているという。大阪府警は、この点を重視している。なぜなら事故を起こしたバスには、重傷の長男(運転手)以外に交代者の乗務がなかったことが明らかになっている。「あずみの観光」は、名神高速道路の草津PAまでは、事故車に交代運転手が同乗していたが、草津で他のバスに移ったと弁明している。当日は、事故車を含め4台のバスを栂池・白馬方面から京都・大阪へ走行させていたという。そのうち交代運転手は2人で停車の度にバスを移動し交代しながら、京都・大阪を目指し運行したと説明している。

それでも、大阪府警の見解によると違法だとの事らしい。

この事故で、何よりふるった会見をしたのが「サミーツアー」を主催する「太陽サン」の経営者である。いわく「バスを契約するに当たって、交代運転手を乗務させることで契約を交わしている。事故が起きるまで、一人乗務という事実は知らなかった」と平然と言ってのけたから、思わず「ワレ、ナメとんのか、コッラ!」と思わずツッコミを入れてしまった。

バスの出発地点には、少なくとも旅行主催者として、自社の関係者を配置し、乗車する客を確認しているではないか。その作業を仮にアルバイトあるいはチャーターしたバス会社に任せたとしても、業務を委託しているわけで、それは自社の責任だろう。本来、自社の責任あるスタッフを配置していれば、交代運転手が準備されているかどうかは、一目瞭然だろう。何よりもまず、ここに手抜きがあるわけだが、知らぬ顔の頬被りを決め込もうとしている。汚い奴らだ。

続いて、スキーバスをチャーターするに際して、折からの規制緩和で乱立気味の観光バス会社に価格競争させて、チャーター料金を叩けるだけ叩いたはずだ。きれい事を言って言い逃れる事はできない。昔から、スキーバスのチャーター料金叩きは、業界の常識的決まり事だろう。それをした事はきれい事の言い逃れの裏に隠されている。

主催会社が、充分なチャーター料金を契約していたかどうかが、先に問われるべきだ。そして、もっと大切な事は、自社が主催したスキーバスで事故が起き、乗客が怪我をしているのだから、何よりも、自社の責任逃れの前に、乗客に対し真摯にお詫びをするべきだろう。運転手に加重労働させるバス会社をチャーターした責任もあるだろう。逃げられない。

どちらに問題があるのか、真剣に検討する必要がある。そして客となる側は、「安いは、安いなりの理由があることを、真剣に受け止めるべきだ。安ければ何でもよいというわけにはいかない」。このことを見せたのがこの度の事故だと思う。

引用開始→ 事故のバス 直前に運輸局監査  (NHK On Line)

新潟市にある北陸信越運輸局によりますと、事故を起こしたバスを運行していた長野県松川村の「あずみ野観光バス」は、去年6月、「運転手に過重労働をさせている」として、地元の労働基準監督署から是正勧告を受け、その2か月後に監督署から運輸局に通報が寄せられました。これを受けて、長野運輸支局が今月5日に会社へ監査に入り、事情を聴くとともに、勤務状況に関する書類などを調べたということです。監査の結果、道路運送法に違反していることが確認されれば、営業停止などの行政処分を検討するということです。また、今回の事故を受けて、あらためて会社への監査を行うことにしています。「あずみ野観光バス」は7年前に事業を始め、運輸局の監査を受けたのはこれが初めてでした。通報から監査に入るまで半年ほどかかっていることについて、北陸信越運輸局は「このバス会社はスキーシーズンの営業が中心で、通報も冬の時期の過重労働についてだったので、雪が多くなるのを待っていた」と話しています。
2月19日 21時3分   (NHK News)  ←引用終わり

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別のニュースでは、16歳のアルバイト添乗員が亡くなったそうです。重体の運転手も21歳と若いそうです。事故が起きた原因も知りたいものですが、運転手と添乗員が若すぎるような気がします。ハンドルミス・・・なんでしょうか?運転には注意しないといけませんね。まさかこんな運転を実際にやっていたとか....いうわけではないはず... [続きを読む]

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