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2007/02/13

自民党・加藤紘一元幹事長、参議院議員選挙の争点を提起する!

政治家は「言葉」が勝負!「言葉」で勝負!
加藤紘一元幹事長、えらくハッキリ発言されましたねぇ~。

当日、現場に居合わせた一人の者として、ここは一番、感想を述べておきます。

現政権から、参議院議員選挙の争点は「憲法改正」と提議された瞬間、「コラコラコラム」の愚鈍な思考回路では対処できそうにないと、いきなり驚愕しておりました。

何よりも、「憲法改正」を争点にするなら、それは「衆議院議員選挙」で掲げるべきではないかと考えたことが一番でした。
できれば、「国民投票法」を整備した上で、それだけを争点に据えた議論を行うべきと考えるからです。
参議院議員選挙で、候補者を立てる各政党は、それぞれの政策や、いわゆるマニフェストやらを繰り出し、嘘と誇張を繰り広げることが予想できます。

その中で、理念として「憲法改正」を掲げるのは自由ですが、充分な改正試案も整っていない状況で、他の、目前の案件の中で埋もれ、中身の無さを攻撃されるだけで、噛み合わないまま投票期日を迎え、よく分からないまま終わる可能性が懸念されたからです。「憲法改正」の是非を掲げ、何を議論の中心に据えようというのか正直理解できないからです。

現在、国会で最も重視されなければならない議論は、「格差解消」に伴う「雇用」の正常化ではありませんか。「生活再建」ではないのでしょうか。政府はその種の予算措置を採っているのじゃないですか。
それなら、通常国会が終了したあと、施行される「参議院議員選挙」は、今国会で議論した中身を示し、その延長上に想定される新しい枠組みを示す事が最重要ではないかと、単純に考えているわけです。
それが、自民党に悪い影響を及ぼすとは思いません。結構、支持されると思います。

Ldpemblem_5自民党が重視しなければならない事は、無党派有権者の多数が投票に行けば、負ける可能性を内包している点です。
既に、北九州の市長選挙、愛知の県知事選挙で示されましたし、先行した宮崎の知事選挙でも無党派層の投票行動が結果に現れています。

無党派層の大半は、普通の市民です。毎日、普通の生活をする市民です。生活者の目線や発想がなければ支持を得る事ができません。幸いにしてこれまでの選挙で薄氷を踏みながらも決定的に敗北しなかったのは、浮世離れした政策で凡そ実現できそうにない、エラーをウリにする民主党という得体の知れないヌエのような政党が相手だったからです。

無党派層は、まさしく無党派で、ヌエの民主党ではありません。現状の打破と、もう少しマシな政治(政策)を望んでいるのです。
現状を見回せば分かるでしょう。悪徳官僚の「やりたい放題」じゃないですか。
小泉改革で焼け太りが堆積しているじゃないですか。
安倍首相は「中国残留孤児」に対する姿勢でも、「東京地裁」の判決を受け、判決が切り捨てた「政治の責任」を、正面から受け止め「政治として解決する」事を約束したじゃないですか。それが真っ当な生活者としての目線ですよ。思わず拍手したね!あの日は。

12日も、学校を訪問し子供達と一緒に過ごし、子供達が放課後も学校で過ごせるように制度を整えたいと話したじゃないですか。
小泉前首相は、話が派手だったしアクションも身振り手振りだったから、狙い以上にメッセージが倍加されていただけのことで、安倍首相は、その点で地味なため伝わらないから惜しいと思う。

民主党の幹部が繰り出す口先介入よりは、遙かに誠実なのに、口述が巧くない(はっきり言って地味で下手だ)から、全く伝わらない点が惜しくって仕方がない。

地味な積み上げを捨て、派手な「憲法改正」をテーマに掲げようというのは、自らの理念だと理解するが、中身も充分に詰まっていないことを争点にするより、地味でも着実に積み上げる政治的成果とビジョンを掲げて問うべきだろう。

生活者としての市民が、先に光明を見出す事ができれば、加藤紘一元幹事長でなくとも、自民党は参議院議員選挙で勝つ事ができる。

民主党は、口先公約を羅列するだろうが、何れも検証や裏付け、何よりも誠意がないだろうから、報道陣は熱を入れて踏み込むだろうが、生活者としての市民は、嘘と誇張を見抜くだろう。その意味で、正面から、民主党の嘘と誇張を比較し暴くのだ。

民主党の現状を冷静に見ると、小澤、鳩山、管、いずれも既に終わった人達じゃないか。
その後は、前原、野田、枝野、この辺りの書生達も世間の感覚から言えばハッキリとズレているじゃない。
それに続くのは、原口なんかを先頭にした「俺たちは頭がいいんだ」と言わんばかりのモノ言いグループで、鼻持ちならない政治オタクの集合体だ。
後は、テレビタレントと勘違いして、テレビ受けすることしか考えない河村なんて議員もいるから幅は広いよね。河村議員なんて、政治はテレビでするもんだって、大きな誤解しているよね。民主党の議員は、どうしてあんなにテレビのバラエティに出たがるのかね。

おっと、自民党にも、山本一太なんて同じ体質のお騒がせ参議院議員もいますね。今回、改選ですか、彼だけは当選して貰いたくないなぁ~。(思わず本音ですけど)

テレビのワイドショーで政治をやるわけじゃないですからね。
安倍首相が、地味でも、本当に実行してきたことと、次に続く政策を掲げるべきだよね。
そのように考えていた側としては、なんと、目の前で加藤紘一元幹事長が、あらぁらぁ~って感じで、(確信的に)つい、言っちゃったって感じだったけど、よく考えると、加藤紘一元幹事長は練りに練った上での提言だろうね。

自民党って、結構、ウィングの幅が広い政党ですね。これが長期政権の秘密だろうね。

当日、自分の耳を疑った一人の者として、改めて感じた事、日頃から感じていた事を記しておきたいと思う。

引用開始→ 再チャレンジと『美しい国』は矛盾…加藤氏が政権批判 (讀賣On Line)

自民党の加藤紘一・元幹事長は10日、徳島市で講演し、安倍内閣が掲げる政策について「小泉前首相が民間に任せて競争でやってきた限界が来ている。負けた者に再チャレンジさせるのは、競争しすぎる所まで行っていることで、本質的な解決でない。昔から日本が持つ美しさを見極めるのが本当の美しさを作ることだ。再チャレンジと『美しい国』づくりは矛盾するのではないか」と批判した。

夏の参院選に関しては、「生活を議論するのを恐れて、憲法改正や集団的自衛権の問題をテーマにしようと言っては、自民党は負ける。堂々と民主党と生活格差や教育の問題を議論しながら、しっかり論争すれば、勝ちが見える。間違えてはいけない」と述べた。
(2007年2月10日23時13分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.    ←引用終わり

引用開始→ 参院選の争点「改憲にすれば自民敗北」・加藤元幹事長  (日経NET)

自民党の加藤紘一元幹事長は10日、徳島市で開かれた党衆院議員のパーティーで、安倍晋三首相が憲法改正を参院選の争点にする意向を示していることを念頭に「生活を議論することを恐れて、憲法改正や集団的自衛権の問題がテーマだと言っていたら自民党はガタンと負ける」と苦言を呈した。同時に「民主党と格差や教育問題を堂々と論争したときに自民党の勝ちが見えてくる」と述べた。 (23:00)
(C) 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media;Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

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