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2007/03/09

超巨大地震を想定した揺れの実証実験を伝えるニュース、超高層ビル47階は3m揺れる!

NHKは、今日夕刻のニュースで、巨大地震の揺れを実証する実験(つくば)を報じた。このニュースは、ワンセグ携帯の画面で見たこともあり、興味をそそられたけれど、充分理解するには至らなかったのが残念だ。
ワンセグ携帯は素晴らしい、しかし、いくら頑張ってみても携帯の画面はせいぜい3インチ程度だから、興味深いニュースに当たったときには悔しい思いだ。しかし、画面のきれいな超小型テレビを持ち歩いているのだから、考えようによれば生活が変わるかも知れないな。
おそらく、巨大地震発生時には相当程度の情報伝達能力を発揮するだろうと、地震の揺れ(実証実験)を伝えるニュースを見ながら考えたものだ。

それでは、「つくば」での実証実験を伝えるNHKのニュースから。

引用開始→ 超高層ビルで3m近い揺れも  (NHK On Line)

20070309000222002実験を行ったのは茨城県つくば市にある独立行政法人「建築研究所」のグループです。マグニチュード8クラスの東海地震と東南海地震が同時に起きた場合を想定し、東京では47階建ての鉄筋コンクリートのビルがどのように揺れるのか調べました。研究グループは、独自に開発した大型の振動台の上に10畳ほどの部屋を作り、本棚やテレビ、応接セットなどの家具を置いて、コンピューターでシミュレーションした地震波で揺らしました。その結果、ビルの1階では、震度5弱程度のゆっくりした揺れを感じましたが、棚から物が落ちることはなく、およそ2分半後に収まりました。これに対し、最上階の47階を想定した実験では、部屋全体が最大で3メートル近く揺さぶられ、5分以上たっても揺れは収まりませんでした。室内にいる人は立ち上がることができず、テレビを載せたキャスター付きの台が動き回ったり本棚が倒れたりして危険な状況になることもわかりました。最近建設された超高層ビルでは揺れを抑える制震装置などを備えているケースも増えているということですが、実験を行った建築研究所の斉藤大樹上席研究員は「超高層ビルの地震対策はまだ万全とは言えない。家庭や職場で家具を固定するなど、室内の安全対策を徹底してほしい」と話しています。
3月9日 19時46分   (NHK News)  ←引用終わり

同じテーマですが、こちらは、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県です。
神戸の西北、姫路の東北に位置する、兵庫県は三木市に、国土交通省が設置した実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)[防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター]で、兵庫県と国土交通省は、兵庫県建築士会を交え超高層建築物の破壊実験を行います。
この実証実験は、兵庫県建築士会で活躍する「コラコラコラム」主宰者の友人が担当しているそうで、大きな興味を持ち見守っています。できれば、実証実験当日は現地へ足を運び見学したいと希望しておりましたところ、同防災科学研究所へ申し込めば見学できそうな情報を得ましたので、年度末ですが、ぜひ、申し込み、前後の日程を明け実験の実際を見学してみたいと願っています。

阪神大震災の体験者としては、二度と、あのような悲惨な経験はしたくない。他の地域の方々に経験してもらいたいとは思わない。
人の生活、普段の生活、普通の生活を、「安全に、安心に」と願っています。そのために、国が様々な実証実験を重ね、建築基準法などを実態に伴うよう適正に改めることを求めます。既存の建築物の改修の推進と適正な補助を考えるべきではないでしょうか。

兵庫県三木市での実証実験を伝える神戸新聞ニュースから。

引用開始→ 長周期の揺れ、高層ビルへの影響を初検証 三木 (神戸新聞WEB NEWS)
2007/03/08

ゆったりと揺れる長周期の地震に伴う超高層ビルへの影響を調べるため、県などは二十九日、三木市の実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)で公開実験をする。実際に建物の中に家具やロッカーを配置し、室内に起きる被害を検証して防災意識の向上に役立てる。これまで直下型を想定していたが、近い将来、南海地震などの発生が予想されるため初めて長周期地震動で実験する。(森 信弘)

県と独立行政法人防災科学技術研究所が主催。東南海・南海地震などの海溝型地震は、直下型と違って二-十秒周期でユッサユッサと揺れるのが特徴。

公開実験では、超高層ビルで一般的な鉄骨の建物(実験用二階建て)を震動台の上に設置する。二階の八十平方メートルを住居部分と事務所部分に区分。紀伊半島沖を震源とするマグニチュード(M)8・4の南海地震が起こったと想定し、二階部分で神戸市内での三十階の揺れを生じる長周期の地震波を加える。左右二メートルにおよぶ揺れが一-二分間続く見込みという。

住居部分にはタンス、ピアノ、照明器具など、事務所部分にロッカー、パソコンなどを置く。それぞれ固定した場合と、しない場合の被害の違いを比べる。家具などが倒れる様子をビデオカメラで撮影し、防災教育などに使用する。県防災計画課は「家具の固定など簡単にできる対策を呼びかけたい」としている。

実験は午後三時から。三木市の防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターにはがきで申し込む。十六日消印有効。同センターTEL0794・85・8211
Copyright(C) 2007 The Kobe Shimbun All Rights Reserved.  ←引用終わり

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