大手プロバイダー各社、スパム・メール包囲網を構築!
ようやく、各プロバイダーが、スパム・メール対策を講じる事になった。大歓迎だ!
ついでに、他人のメールアドレスを勝手に使って、スパム・メールを成りすまし送信するとへの対策を講じて貰えれば、なお歓迎だ。
最近、いつの間にやら勝手にメールを作成し、何処の国からか分からないが、自分宛に届けられるので難渋している。これも全てスパム・メールだ。
困ることは、成りすましメールにウィルスを含ませ、友人達に届けられたときだ。
現時点では、そこまでの最悪事態には至っていないようだけれど、もし、分からずに開いて仕組まれたウィルスに感染でもしたらと、考えるだけでも荷が重い。
自分宛に、勝手に送られてくる自分のアドレス使用のスパム・メールは、明らかに機械的な操作で送信されるスパム・メールでありながら、[SPAM]と判定されないから厄介だ。
BCC送信ばかりの際、一番初めの送信先を自らが自ら宛に送信指定することがあるから、自分のメールアドレスをスパム・メール扱いにすることもできないし、何よりも、プロバイダーでのメールアドレスの登録時点から、長期にわたり、世界各国の送受信者へ周知徹底しているのを、いま更、変更するのもという思いもあるため、困った話になってしまう。
まぁ、そのテーマは別として、とりあえず、ココログの提供元のニフティも、最近、素晴らしい性能のWEBメールを提供し感激している。
なにぶん、固定のPC以外で、アウトルックを使用すると、送受信メールを一つにまとめられないことで派生する様々な問題が生じる。
安全で快適な環境のWEBメールが提供されたことで、モバイルPCによるメールの利便性は一気に向上した。
引用開始→ 迷惑メール“遮断網” 大手プロバイダー、対策相次ぎ導入 (産経WEB)
メールチェックをする度に受信してしまう迷惑メール(スパム)。業務連絡やプライベートなメールの間に、下品な言葉や無意味な文字の羅列を見るのはなんとも不愉快だ。財団法人「日本データ通信協会」によると、ほとんどの大手プロバイダーが今月までに、「OP25B」と呼ばれるスパム対策を導入。業界団体を中心に“スパム包囲網”の構築が進んでいる。
「会ってもらえませんか」「好きです●」「ご無沙汰(ごぶさた)しています」。言葉巧みにメールを開かせようとするスパム。受信者にウイルス感染や詐欺の危険性をもたらすだけでなく、プロバイダーにとってもサーバーの負荷を高めるなど、ネット社会の大問題だ。
同協会は、受信側のスパム対策として、プロバイダーの迷惑防止サービスやスパム対策ソフトの利用、複数のメールアドレスを使い分ける-などを推奨。一方、プロバイダー側も、大量メールの送信制御や送信名の詐称禁止、そしてOP25Bの導入を進めている。
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OP25Bとは、スパム業者が身元を隠してメールを発信する経路の一つ「アウトバウンド(外向き)ポート25番」をブロック(遮断)すること。この措置を取ると、プロバイダーのサーバー経由などでなければメール発信ができず、発信者の身元を特定しやすくなる。同協会の調査で、OP25Bを実施したプロバイダーからのスパム発信数が急減する効果が実証されている。
スパム根絶を目指す業界団体「Japan Email Anti-Abuse Group」(JEAG)などの呼びかけにより、今では約30のプロバイダーがOP25Bを導入。大手では唯一、パソコンあてのOP25BがパソコンあてのOP25Bが未導入のOCNも「実施予定」としており、スパム業者の“外堀”が埋まろうとしている。
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スパム業者は対抗策として、個人のサーバーや、OP25Bを実施していない海外のプロバイダーなどを利用してスパムを発信。最近は「ボット」と呼ばれるウイルスに感染させた一般ユーザーなどのパソコンを使うこともある。
“いたちごっこ”とも言えるが、個人サーバーはすぐに特定できるので対策が立てやすく、海外のプロバイダーに対しては、国内のOP25Bの普及率を盾に対策を強く求められるという。
ある専門家は「OCNがOP25Bを導入すれば、日本のプロバイダー・ユーザーの大半をカバーできる。次の対策を推し進める時期がきている」としている。
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【用語解説】スパム・メール
無差別に送信される迷惑メール。内容は圧倒的にアダルト関係のものが多い。日本データ通信協会によると、スパムは平成16年上半期には、携帯電話あてのものが73%と大半を占めていたが、ブロードバンド(高速大容量)通信の普及にともない17年上半期にはパソコンあてのものが75%と逆転。18年上半期はパソコンの受信率は89%と大半を占めるようになった。
●=黒ハート
(2007/03/11 07:59)
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