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2007/04/19

「コラコラコラム」は500本を超え、501本目へ!激走暴走するグローバリズムへ対抗する市民アライアンスをと、ささやかに願い維持したい!

早いもので、もう1年半、500本を越えました。

2005年10月の開設以降、いろいろ、あれこれ、ダラダラ~っと、掲出している間に、塵も積もればの例に漏れず、とうとう500本というマイルストーンを超えることができた。

この間、ご訪問頂きました数多くの皆様へ、心より御礼申し上げます
ありがとうございます。今後もよろしくお願い申し上げます

最初は、「そこまで保つかなぁ~?」と言い合いながら始めたような記憶がある。
「ほぼ毎日、更新した方がよい」と、管理する手間を考えず、側で意見を述べ立てる人もあり、励まされたのやら脅かされたのやら、よく分かりませんが。
とにかく、開設以来ほぼ1年半の年月が経過しました。

最初は、細々と運営していましたから、「誰かが、認知してくれ、アクセスしてくれるといいなあ」程度の感覚でした。従って、アクセスカウンターを設けませんでした。
私的な仲間内のブログとして位置づけていますから、必要がないわけです。(今後も、ブログの公開部分へ、これ見よがしの「アクセスカウンター」は置きません)
別に、他の有名ブログのように「ブログランキング」へ参加しようなどという考えも気持ちも持ち合わせていません。その意味で、ホントにアクセス数値を知りませんでした。適当に掲出し運営してきたわけです。
それが、昨年の5月に、ニフティがアクセスを集計しカウンターを非公開で報せてくれるようになりました。
海外出張から戻ったとき、ほぼ、同時に開始されたこの「アクセス・カウント・サービス」に示された数値を見て、「正直なところ驚きました」。
軽く考えていた数値を、はるかに超えるアクセス数があり、特定の掲出記事へはアクセスが集中することも分かりました。一日の中で膨大な量のアクセスを得ることも理解しました。この頃から、「社会的責任を感じる」ようになりました。
そのため、以降は、記述する中身や使用文言には注意を払っています。
(口の悪い友人達からは、「そんなことないよぉ!」って、批判を受けるかも知れませんが)
仲間内の、つまり「インフォーマル」なお遊び感覚から、少しは「責任を伴う方向へ」意識転換を試みたわけです。(実際には、余り変わっていませんが)

最初の掲出は、2005年10月9日「メイドインジャパンは誰の手で維持されているか」です。続けて「発展途上国への援助は、ODA(政府開発援助)のみでよいか?」を掲げました。「コラコラコラム」は、開発途上国から来日する外国人技能研修実習生にかかる問題と、フェアトレードに正面から取り組むために、このテーマを掲げました。

経済のグローバル化が急速に進む一方で、その波に取り残される人たちが世界各地で生じています。富める側に与した人は、取り残される人たちに向かい「努力しないからだ!」と痛罵を浴びせます。
自らは益々富み、取り残された人たちは、益々貧困の淵へ追いやられるというのは正常な姿ではありません。
それに「心の痛みを感じない」人も多いと思いますが、少なくても「コラコラコラム」の運営に参加する人は、日々、激烈に展開されるグローバリズムの中に身を置いても、「人としての倫理」を無くさないように心がけたいと願う姿勢を保持しています。
激走するグローバリズムに立ち向かう対抗軸として、必要な機能を保つ市民社会の楯が必要です。

ブログ」は、市民社会の楯(対抗軸)として必要な機能のいくつかを備えています。
この間、必要に応じて、いくつかの「ブログ」と任意に「アライアンス(同盟)」を形成したり、解消したりを繰り返しつつ、「コラコラコラム」は維持できたように思い致します。

1990年代~2010年に至る、約20年の時間は、「グローバリズムの暴走や激走」に対し、市民社会は有効な手立てを打つことができなかったように思えます。
そのため、「手当たり次第、やりたい放題を許してきた」わけです。分かりやすく言えば、世界は、先進工業国(とりわけ米国)の、「巨大な我が儘」に蹂躙され続けたわけです。
とりわけ発展途上国は、先進工業国に「汗を吸い取られ」ながらも、生きる上で仕方なく従属させられたように思います。いずれの発展途上国も、いわゆる国民国家政府を表徴する中央政権は、そのどれもが、「当事国の市民」に奉仕ではなく、「グローバリズム」に奉仕する政府への衣替えを余儀なくされています。
国際分業や、経済の効率化のためには、ある程度仕方がないことや場合もあります。「コラコラコラム」は、「グローバリズム」の全てを否定しているわけではありません。
「人」として、度過ぎた行為や仕掛けに対する対抗軸必要だと述べているのです。

本邦で業務に就く発展途上国の「外国人技能研修実習生」に焦点を当てるのも、本来の制度とは大きく異なり、歪んだ形式に陥っているにも拘わらず、本邦政府の所管庁も関係機関も原状回復を求めず、放置したままで、本邦の悪質な事業者による「汗の吸い取り」が横行し目に余る状況を出現させて平気です。
その事実に対し「コラコラコラム」は警鐘を鳴らし、言論による告発に重点を置き糺すことを願っているわけです。(時には優しく、時には過激に)

また、この日の3本目は、パキスタン北部(カシミール)で起きた地震についても触れ、「パキスタン北部地震で思うこと。人は経験しないと分からない」を掲げました。
カシミールの村で絨毯を織っていた、ムハンマド伯父さん。フンザで小さいながらも陽気なレストランを経営し、誰にでも「旨いだろう!」と、自分の味を押しつけていたタヒールさん。彼らは、どうしているだろう?と掲出した。
阪神大震災の被災後に、同地を訪ねることになった。そのとき、彼らから「日本は海に浮かんでいるから、大変だな。自分達の後ろにはヒマラヤの山々が聳えているから安心だ」という趣旨の同情やら何やらをしてくれた優しい人たちだった。
その後も、彼らとは連絡も取れないままでいる。本当にどうしているのだろう。時間ができれば訪ねてみたいと願っている。

コラコラコラム」記念の500本目の掲出は、偶然にも「神戸製鋼による無体財産(知的財産)権の侵害(横領?)を告発」するニュースだ。
現段階では、本邦内で「最も正確で、最も微細」に報じたと考えている。
昨日(4/18)の掲出後、雑誌「経済界」がリンクを貼られたようである。

まさに、ブログの面目躍如というところです。

コラコラコラム」は、社会の不正義に対し、今後も「一隅を照らす」考えで、細々と継続させたいと願っています。「コラコラコラム」をお訪ね下さいます皆様方の、ささやかな、ご支持をお願い申し上げております。

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地震には、前震 ・本震 ・余震がある。 通常は地震というと地震動を意味することが多い。 [続きを読む]

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