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2007/05/24

日本航空!断末魔の足掻きになるか、それとも見事に再建を果たすか?

ここまできたら、もうダメか?!瀬戸際の駆け引きは、意義を見せるか無駄な斃死を招くか?

日本航空もここまできてしまったか?
ダイエーと同じ手法で、という話は、もう殆ど見込みがないしダメということだろう!
一発、大博奕をしませんか?というわけだ。

一番始めは、政策投資銀行、二番目は「みずほ銀行」、三番目が「東京三菱銀行」、「三井住友銀行」という流れかな?みなさん、日本の航空権益のためにも頑張って下さい。

こんなことなら、JD(日本エアシステム)を合併するんじゃなかった!?って、いまさら言っても遅いよねぇ~!

困った、困った!

ホントは、国土交通省が一番困っているんじゃないのかなぁ~?
手を出したくっても、財政規範の原則からして、手を出せないから、さりとて放置もできないし!というところで、政策投資銀行というアイデアがあり、従来の関わりを考慮し三行を主体にした、とりあえずのスキームということになるわけだ。

ホントに再建できるのか?
ホントに再建できるのだろうか?

日本航空の社員体質について多少なりともを知る一人としては、若干、疑問なきにしもあらずというところかなぁ~?

何よりも「乗員組合」はどう出るのかな?

日本航空再建の鍵は、なんと言っても「乗員組合」が握っているから、国と金融機関が本心から腹を括ってどう出るかにかかるよね!

引用開始→ 日航、主力行に資本支援要請…ダイエー再建と同手法   (夕刊フジ)
追加リストラ条件か、銀行も“一連托生”

経営再建中の日本航空(JAL)が、日本政策投資銀行やメガバンク3行に、資本支援を要請したことが分かった。実現すれば、JALは借金の負担がやや軽くなるが、銀行による経営監視も強まるとみられ、厳しい追加リストラの実施が条件となりそうだ。

支援要請を受けたのは、政投銀とみずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の主力4行。

支援額は総額2000億円-4000億円規模にのぼり、「債務の株式化」という手法による資本増強が柱となる。

債務の株式化とは、JALが銀行に優先株を発行し、銀行から払い込まれた出資金をそのまま融資の返済にあてるというもの。かつてダイエーなど銀行の大口融資先企業の再建策として用いられた。

1兆7000億円に上る有利子負債を抱えるJALとしては、通常の融資額を大きく増やすことは難しい。債務の株式化では借金を、返済義務のない株式に置き換えられるため、財務体質を改善できるメリットがある。

資本増強により、燃費効率のよい中小型機の買い換えや、リストラ費用に備える。

JALは4月に新中期経営計画をスタートさせる一方、社債の711億円の融資を受けたばかり。この時期に新たな支援を求めるのは異例といえる。

同社では昨年、株主総会の2日後に大規模な公募増資を決議し、当時の社外監査役からも「手続きに問題がある」と強く批判された経緯もある。このため今回は、6月末の株主総会までに支援のメドを付けたいという判断も働いているようだ。

JALの支援要請に対し、融資残高が3000億円超と最大規模の政投銀は支援に前向きのようだ。

2期連続赤字のJALに対し、三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行が金融庁の検査で、JAL向け融資の評価を引き下げた。

政投銀にも金融庁の検査が入れば、JAL向け融資に対する引当金の大幅な積み増しを迫られ、赤字決算に転落する恐れもある。単純な追加融資ではない追加支援策を打ち出す必要があった。

銀行側としては株を引き受けることになるため、支援先の再建が成功するかどうかが、収益に大きく影響することになる。再建に失敗すれば、株主から経営責任を問われる恐れもある。

新中期経営計画で500億円の人件費削減策を打ち出したJALだが、銀行側はさらなるリストラを迫ることになりそうだ。

JALは政投銀とみずほコーポ銀から監査役を迎えることを決めているが、銀行と一蓮托生で待ったなしの再建に臨む。
ZAKZAK 2007/05/24  ←引用終わり

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