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2007/05/09

サルコジのフランスは、これから、全てに中途半端な政策対応するだろう!

サルコジ新大統領(予定者)へ、ちょっと手荒な抵抗!まあ、予想どおりの展開ですけどね!

Frnationalflag_6偏狭な自己中心主義のサルコジは、極右のルペンよりも程度が低いかも知れませんからねぇ。
ロワイヤルが勝っていても、フランスの対外関係についての状況は余り大きく変わらなかったと思うけれど、国内政治は、もう少し穏やかに推移できたかも知れないですね。

ロワイヤルの場合、国の財政は難しくなり、経済はもう少し停滞するだろう。
それで、移民の子孫たちが提起している社会問題が根本的に解決されることはない。
「移民社会」が提起する問題には、結局、サルコジと大して変わらない方法を採用するだろう!

なんといっても、世界に衝撃を与えるのは、ルペンの政策だろう。
サルコジのような柔な政策ではなく、徹底的に「移民社会」を締め上げ弾圧するだろうから、フランスがいかに凶暴な国か、ということを世界に見せつけてくれるだろう。
それがヨーロッパ社会の本質であることを表徴することだろう!
そうなれば、欧米社会が掲げる、建前の民主主義の本質がどこにあるかを示せたのに、フランス国民は、中途半端なくせに「強面」を演出したがる「サルのこじつけ」を選んでしまった!残念なことだ!

中途半端だから、決定的な暴動にもならない。そのため、結果は、うやむやの不満の爆発暴動で終わってしまい、封じ込められてしまうわけだ。
やるなら、双方ともに徹底的に闘った方がよい。その方が、世界というか国際社会は認識を新たにするだろう!
従って、そこに至るような決定的な闘争を組み上げない限り、移民の子孫の側は負けなのである。その意味で、徹底的に闘える、ルペンを当選させて対決すべきだったのだ。
中途半端なサルコジやロワイヤルと対峙しても、結果的に現状を大きく変えることはできない。

引用開始→ 仏の暴動、3夜連続(共同通信)  (NIFTY=共同通信)

【パリ9日共同】フランス大統領選でサルコジ前内相が当選したことに対する不満が原因とみられる暴動は、選挙終了から3夜目となった8日夜から9日朝にかけてもフランス各地で続き、バロワン内相は9日「許せない状況だ」と強く非難した。フランス公共ラジオが伝えた。内相によると、8日夜から9日朝にかけて車両約200台が放火され80人余りが逮捕された。被害台数、逮捕者数ともに減少傾向にあるという。
[共同通信社:2007年05月09日 22時17分] Copyright (C) 2007 共同通信社
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