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2007/05/22

ベトナム政府は、多国籍企業を導入するにも、足を地につけた「国際経済政策を展開」すべきだ!

ベトナムの応援に異論のない「コラコラコラム」です。日越間のハンディキャップは認めますが、それを理由にした甘えはいけません。

「コラコラコラム」は、正直、ベトナムの熱烈応援者です。政治経済界を含め、自他共に認められているものと考えます。
ハンディキャップを述べ立てる前に、国内政策を充実させる努力をしてください。これは、外交以前の問題です。
あらゆることを、自国の努力以前に、他国に頼り「オイシイコト」だけ自国で展開するという論理は、いささか間違っています。
大切な友人であるキエム副首相(兼外務大臣)のお話でも、申し訳ありませんが認めるわけにはまいりません。
日本は、いつまでも、甘いテーマに易々乗ることは致しません。
この状況については、これまでにも、重々、提議し説明してきました。

最近は、人材育成まで、他国に頼ろうとする姿勢を見せられますが、同意できませんし理解できません。
はっきり言って、甘えています。認識が甘いと申し上げなければなりません。
教育は、国家の基本です。人材育成は国家の必須条件です。それを幼児教育も含め外国資本に(自由化し)任せるのであれば、国家の機能って一体何かという事になります。
「コラコラコラム」は、純粋な日本人の意志と熱意で運用されていますが、ベトナムに対する愛情は、並のベトナム人以上に熱いモノを持っています。
1975年4月30日の正午(ベトナム時間)に達成された、歴史的な民族解放の偉業を大切にしています。その後、いろいろな事情を抱えたとはいえ、今日まで、一貫してベトナムの政策を支持し熱く応援しています。
そこらにあり溢れる、名前だけの友好団体や権益確保狙いの団体とは根本的に異なる共有体です。

「コラコラコラム」は、ASEANの中におけるベトナムの立場を考え、いくらなんでもやり過ぎだと、何度も強い警告を発してきました。しかし、一時期まで聞く耳をお持ちになりませんでした。
その結果、「国際資本と多国籍企業」に、国家としての政策を歪められようとしています。その結果に対し、強い違和感を覚えますが、それはベトナム政府が政治的に選択した途ですから、外国人である事もあり、それを理由に政策については口を挟みませんでした。
しかし、結果は、「コラコラコラム」が想定した以上に、懸念材料が急増しています。

その中心に居座っているのは、日本であり、米国であり、シンガポールであり、フランスであり、いまや中国です。少し反省してください。人材育成、技能育成も何もかも省略して、多国籍企業がもたらす短期資本から漏れ出す僅かな資金に群がり浮かれている場合ではないのです。

本邦政府は、それを承知で熱意と友情を込め、ベトナムを支援するものと思います。
しかし、ベトナムはそれに浮かれず、足を地につけた政策を展開してください。一時的に得る資金など大したことではないのです。困難な人材育成を成し遂げ、その人材が能力を発揮したことで得る資金は、多くの人民へ幸せをもたらします。そこを考え違いしないで下さい。

引用開始→ 経産相、ベトナム副首相と会談・発電で協力一致  (日経NET)

甘利明経済産業相は22日、ベトナムのキエム副首相兼外相と省内で会談し、原子力など発電分野で協力を進めることで一致した。甘利経産相は「日本企業はベトナムでの発電事業に興味を持っている。政府開発援助(ODA)や貿易保険を通じて、電力インフラの整備を支援したい」と表明。原発建設の支援についても積極的に応じる姿勢を示した。

交渉を進めている経済連携協定(EPA)については、キエム副首相が「発展が遅れていることを念頭に置いてほしい」と交渉に一定の配慮を求めた。だが、甘利経産相は、投資を促進するためにも他の東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と同様、貿易品目・輸入額の90%について関税を撤廃することが重要との見解を示した。(23:00)
(C) 2007 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

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