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2007/06/27

ベトナム航空、近く「米国直行便」を開設へ!

ベトナム通信社の報道によると、ベトナム航空は、近く米国本土への直行便を開設する見通しとのこと。
Logo_top01これまでの人の流れから、ホーチミン市・タンソンニャット国際空港と米国西海岸(ロサンジェルス)とのルートを開設することになるだろう。
東海岸との間は、UA(ユナイテッド航空)が既にB747を投入し路線開設しているから、ベトナム航空が単独運航するなら航続距離や路線収益の点から、西海岸以外には考えられない。
ホーチミン市と米国西海岸を移動するには、安価なところでは台北か香港での乗り継ぎ、少しお金をかけてもよい人は、シンガポール、成田、関西空港、ソウルで乗り継ぎ太平洋を越えるのが主流だった。
在米ベトナム人の一時帰国が、年間50万人を超えるようになると、乗り継ぎで繋ぐことには限界が生じる。
ベトナム航空は、ボーイングから777を導入し運航機材の体制を整えた。間もなく787も導入予定とのことらしい。長距離路線への手順を着々と整えている。

ドイモイ政策(開放経済)が軌道に乗り始めた10年ほど前、国際線といってもインドシナ半島でバンコク、シンガポール、香港、台北とホーチミン市やハノイを細々と結び飛んでいた頃が懐かしいまでの躍進ぶりだ。
大阪(関西空港)、東京(成田)、ソウル(インチョン)線の運航で自信をつけ、パリ、フランクフルト、モスクワ、ドバイへと路線を拡充し長距離運航で更に技術を高めたようだ。
側では中国路線で、広州、上海、北京線を充実させ、オセアニア地域への運航にも注力しシドニー、メルボルン線など必要な路線網を確保してきた。

現在のベトナムが直接的に必要とする地域への直行便は開設を終えていた。
残りは、米国本土への直行便の開設だ。ベトナムと米国東海岸の時差と航続距離を考えると、丁度、半分の距離に当たる。東海岸へは西回りで、西海岸へは東回りということになるが、東海岸までは距離から考えても途中給油無しでは飛べない。
西海岸までなら、777を投入すると、何とかギリギリで飛行できる。
何より、西海岸には在米ベトナム人の60%近い90万人近い在住者が犇めいている。中には、ならず者のグェン・カーン(元南ベトナム大統領だった)に率いられる「自由ベトナム」などを名乗る「テロ集団」もいる(米国政府は政治的中立を犯している)が、大半は、農民上がりの元難民だ。
この内の20万人近くが、毎年ベトナムへ一時帰国するわけだ。それを他国のキャリアに譲る必要はない。これが何よりも基本戦略で、半分の10万人を運んだとして毎日のフライトで一便当たり270人を確保できる計算になる。

先日の、チェット国家主席(大統領)の公式訪米で、海外在住のベトナム人が母国を訪問する際、従来、厳格に定め義務づけていた「査証」取得を9月1日以降は免除すると発表した。
この決定を受け、在米ベトナム人(大半は難民)の多くが、一時帰国を夢見るだろう。その多くがカリフォルニアはロサンジェルス郊外のオレンジ郡に住んでいるのだから。

別には、米国との貿易が拡大する中で、ビジネスマンの往復があるから、十分に採算を確保できる計算になる。

日系キャリア(JLとNH)の日本=ベトナム路線はどうなるか?

成田、関西空港経由の在米ベトナム人の利用が10万人程度減少する。
物凄いことだ!という人が出てこようが、実際上は、UAやAAあるいはNWまたCAが出す、まるでタダみたいな考えられないような金額で、接続運航事業者として日本=ベトナム間を運ばされていたのだから、搭乗率は幾分低下しても、収益構造に大きな変化は起きないだろう。

クリスマスやテト前後などのピーク時に乗り合わせようものなら、イモの子を洗う状況だった機内に、一定の秩序と静粛さが戻り、多少なりとも「安らぎ」が提供されるのではないだろうか。

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Vietnam Airlines to open direct air link with the US  (VNA・Ha Noi)
26/06/2007 -- 6:57 PM

Ha Noi (VNA) – The national flag carrier Vietnam Airlines will exert efforts to soon open a direct air link with the US, said Vietnam Airlines General Director Nguyen Si Hung.

The scheme to open a direct air route to the US aims to meet the increasing demands to travel of the two countries’ people.

Visitors from the US to Viet Nam is expected to surge, while many US businesses considered Viet Nam as Asia’s most attractive destination for their investment. In addition, the 1.5 million overseas Vietnamese living in the US are eager to visit their home country, and the transport of goods by air is also expected to surge in the coming time.

Talking to a Viet Nam News Agency reporter about Vietnam Airlines’ plan in 2007 and the coming years, the director said the corporation would continue investing in modernising its fleet, purchasing more planes to maintain the growth rate of 12-14 percent a year.

The corporation will continue selling e-tickets, building an e-trade system in accordance with the standards of the International Air Transport Association (IATA), strengthen technical maintenance, and training workers.

Despite fierce competitiveness from foreign airlines operating in the country, Vietnam Airlines earned a revenue of over 17.5 trillion VND (1.1 billion USD) in 2006, a year-on-year increase of 12.5 percent.

The corporation carried almost 6.8 million passengers, including over 3 million foreigners in 2006. It was the 10th consecutive year that the airlines absolutely ensure safe lights.-Enditem
Copyright, Vietnam News Agency (VNA)

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