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2007/07/12

丸善は企業としての体をなしていない!丸善は、無原則、無定見、無責任の典型だ!

丸善の株主は、丸善が近年出店し続けた店舗網を冷静に見て判断せよ!

この店舗網は書籍の流通とはいえ、商業流通事業者のすることか?
出店立地選定ではセンスもないしマーケティング能力もない。つまり、この会社は、店舗出店についての原則がないし定見もないのだ。無責任な経営陣が時代環境すら正確に認識できず、出店費用が安ければ、賃貸料が安ければ出店するというパターンで、東証一部上場会社の事業家としての見識を問いたい。

丸善が、出店し、それなりに脚光を浴びた店は、東京丸の内に構えた丸ビル店と同じく東京駅隣接のOAZOくらいだろう。

この二店舗は、どこの誰が出店しても決定的には失敗しない立地だ!
しかし、出店費用も賃貸料も安くはない。丸善の商品構成力で、売上がとれるのか、あるいは売上はとれても採算はとれているかどうか?甚だ疑問であると言わざるを得ない。

丸善は、ずっと以前から経営危機だ。悲劇の「ダイエー」よりも内容は悪い。しかし誰も問題にしなかったのだ。なぜなら、もう随分前からだれも相手にしなかったからだ。

大阪店を閉鎖した時の口上も中々だった。閉店前のセールに人が殺到することもなかった。寂しくいつの間にか閉鎖されたわけである。その後、店舗は解体され跡地は、素性がよく分からない(失礼)事業者の手に渡り「商業施設建設予定」と仮囲い壁面に描かれている。

その大阪店は、なんと、悪徳野郎の和田繁明率いる西武百貨店に乗っ取られた「そごう大阪店」の上階へ再出店した。「そごう大阪店」は、大阪では有名なまでに人の入らない店舗だ。「(心斎橋の)そうこ大阪店」と揶揄されて平気な店である。
なんと言っても「ナニワ遊園地」みたいなレトロな店構えシリーズのセクションをあてがわれ、出店したのである。
その店舗を、商売柄一目見たとき、「丸善は、やがて(早い時点で)潰れるだろう!」と感じた。なぜか、商品構成が浮世離れしていたからだ!
その事を「丸善」の上級社員に指摘したところ、「丸善は、顧客へ知的なプレゼンテーションをしているのだ」と開き直りの言い訳をしていたように記憶する。
この発言を聞いたとき、「この会社はダメだ!」と商業施設出店に伴う評価基準値を大幅に下げた。
大阪地域で出店している店舗は、大阪市民の間では高名なまでの大阪市第三セクター会社の所有施設ばかりで、客が足を運ばないことで有名な施設ばかりだったから、「(心斎橋の)そうこ大阪店」へ出店したとき、その浮世離れした商品構成と見比べ、「商品構成、出店基準」に定見がないことを感じたから、評価基準を大幅に下げたわけだ。

今日のニュースでは、いよいよ「(心斎橋の)そうこ大阪店」からも撤退するとのこと、そうか、遅すぎるなぁ・・・、というのが正直な判断だ。
日本橋の本店は完成したことだし、丸ビルからもOAZOからも、潔く撤退した方がよいのではないか。
何よりも早期に上場を廃止して退場した方がよいのではないか。と考えていたら、なんということはない、大日本印刷へ逃げ込み、喰わせて貰うことを考え出したらしい。実にどこまでもイヤらしい奴らだ!
丸善は、表向きは、小綺麗な面構えのビジネス展開をしているように見えるが、裏面は決定的に薄汚い事業展開を繰り返している。限りなくクロに近いギリギリの営業活動をしている。[今日、ここでは、まだ出さない!展開次第では、炸裂させることもある!]

引用開始→ 丸善、大阪・心斎橋での136年の歴史に幕  (asahi.com)
2007年07月12日21時16分

大手書店の丸善が、そごう心斎橋本店(大阪市)に出店している「大阪心斎橋そごう店」を閉店することが12日、わかった。15日で営業を終える。美術書など専門書のほか、高級文具などを扱っていた。撤退理由は明らかにしていないが、顧客対象を絞った品ぞろえのため、百貨店の上層階では計画通りの集客が出来なかったとみられる。

丸善のそごう店の前身「大阪心斎橋店」は1871年に開業。首都圏に次ぐ2カ所目の店舗で、05年7月に閉鎖。同年9月のそごうの再開に合わせて、リニューアルした。あわせて136年の心斎橋での歴史に幕を閉じることになる。

店舗面積は約940平方メートル。団塊世代以上をターゲットに、上層階にこだわりの専門店を集めたそごうの「心祭橋筋商店街」の核テナントだった。そごうは「次の入居業者は交渉中で未定」と話している。
朝日新聞社asahi.com  ←引用終わり

引用開始→ 経営再建中の丸善、大日本印刷との資本業務提携を発表  (asahi.com)
2007年07月12日21時13分

経営再建中の大型書店・丸善は12日、大日本印刷と資本業務提携すると発表した。大日本が丸善株式の25.5%(議決権ベース)を8月にも取得し筆頭株主になるほか、教育・学術関連分野で協力をはかる。大学や研究機関の図書館向けの専門書納入で強みがある丸善だが、出版不況や大型店同士の競争で収益はしぼみがち。ICタグ(電子荷札)で実績のある大日本と組み、業績の改善をめざす考えだ。

大日本は丸善の株式を大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツから取得する。売買額は、関係者によると50億~60億円程度で、丸善は大日本から常勤の取締役1人を受け入れる方針。12日に記者会見した大日本の高波光一副社長は「丸善の経営をするつもりはない。あくまで事業で相乗効果を出していく」と述べた。

両社が提携によりまず取り組むのは、大学や研究機関の図書館の運営・管理を請け負う事業での協力。丸善は全国約70の図書館運営を受託し、専門書などを納めており、今後もこの事業の拡大を目指している。大日本は本の貸し出しや返却、蔵書の管理を効率化できるICタグやICカードを生産しており、両社は図書館への導入を積極的に進めて業務効率化をはかる。

1869年創業で洋書や文具販売の歴史を持つ丸善だが、業務面では厳しい環境が続いている。07年1月期の連結売上高は993億円で営業利益は8億円。当期利益49億円の大半は資産売却で生み出した。

売上高の約54%を占める大学図書館や研究機関への支援や店舗内装の業務(教育・学術事業本部)では、IT(情報技術)や教育関係企業との競合が激しい。文具専門店を含め、48店を持つ店舗事業では、投資経費がかかる大型化が業界の流れとなっている。昨年9月開業の「ラゾーナ川崎店」や、3月開業の「日本橋店」など、面積が1000坪を超える大型店の出店で対抗するが、収益改善が課題となっていた。

低迷する業績へ追い打ちをかけたのが、今年1月に発覚した約8億1000万円の不正な利益計上。4月に産業再生機構出身の小城武彦社長が就任し、6月にはネット通販大手のアマゾンジャパンにネット通販を事実上委託するなど、収益改善策策を発表していた。
朝日新聞社asahi.com  ←引用終わり

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