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2007/07/15

「金儲けのためなら手段を選ばず!」は、どこまで許されるのか?

ビジネスの成功と人の倫(みち)について考える!

久々に、ベトナム(ホーチミン市)在住の友人からメールが届いた。
[以下で紹介]

その前に、今年は、レイシ(中国南部からベトナム北部で採れる)は大豊作らしい。ナント、ハノイでは、夕方に売れ残ったレイシ1Kgが日本円で15円くらいまで下がるそうだ。レイシ1Kgあれば、3日くらい食べ続けることができるなぁ~!

届いたメール、基本的には、食品医薬事業者による不正を指摘し嘆く内容だ。
日々、報じられる事実や中身には驚愕するが、それでは全ての「中国人」や「ベトナム人」が悪いのかというと、そうではなく「日本人」も負けてはいない。
「ミートホープ」の田中某の行為は、並の「中国人」など遥かに凌いでいる点で、聞かされた方は驚愕しつつ怒髪天を衝く状態だ。
こっちの方はどうやら、「保健所」も「担当行政部門」も既に知っていたにも関わらず、無責任にも放置していたわけだから、話にナランというべきだろう!

引用開始→ Mail from サイゴンの居候 様
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すっかり、ご無沙汰しています。
なんとか生きのびておりますので、、、。
選挙を控え、また気忙しい日々でしょうね。

ところで、最近のネタ話に中国食品や薬品の安全性についての話題が多すぎるような気がします。実情はもっと酷いのかも知れませんが。
ミートホープの事件が発覚してからというもの、ダンボールの肉まん、廃油の食用油、歯磨き粉、農産、水産物の残留薬品、ミネラルウオーター、後を絶たないようですね。

ベトナムも兄貴分に劣らず、あのVina Milkでさえ、混ぜ物牛乳を100%表示するは、発がん性の醤油(強制回収)を売るは、野菜、果物は薬漬けなど、最近は、季節の果物ーレイシ。

一説によると、苛性ソーダ、あるいは硫酸につけて皮の色を赤くしてから、売ってるとか。ヒエ~ですよね。硫酸なんか間違っても残ってりゃ、皮膚や衣類がぼろぼろ、、、。売り子が自分でも食べてるのを見ると、この屋台は大丈夫かななんて思ったり。

なんとなくレイシを見ると、異常に赤いんではないかと思えたり、買う気がなくなります。そのせいでもないんでしょうが、今年は豊作で、安いようです。
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引用開始→ Mail to サイゴンの居候 様
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ご無沙汰し恐縮です。

「経済発展」に取り組む姿勢と「人としての倫理観」とは別のテーマでしょう。
どんな国にも、スカな人物はいるもので、それが渾然一体として、その国や市場また社会を創り上げているわけです。
「市場経済」の良さは、悪辣なことを企み実行し加害を与えたら、市場が評価し退場させることができ、必ず懲罰を加えることができる点でしょう。

この原理と、加害を企み実行する側の人としての倫理観は別のモノでしょう。
いかに、経済発展した国というか市場であろうと、そうでない国というか市場であろうと、個々の人の倫理観は別のモノということでしょう。
それゆえ「保持人倫」という言葉が大切で、言葉として生き続けて貰いたい!

不正は「市場が淘汰」する。市場経済の大原則が生きていれば、民主主義は成立します。民主主義が成立するには、「中間層」が十二分に形成される必要があります。

ご指摘の「ベトナム」も「中国」も、残念ながら、その点では充分ではありません。

でも、ここで考えなければならない点は、なぜ、日本でも「ミートホープ」のような問題が起きたのかという点です。
コイズミドンイチロォとタケチンヘェクセェゾォーの6年間に、「構造改革」と称し、中間層を解体した挙げ句、多くの層を低所得階層へ追い込んだことを最大要因として挙げておきたい。
追い込まれた層は、従来の「それなりに平等で豊かだった」イメージから脱却できないまま背伸びを繰り返しています。
食材の消費、特に加工食材では、幻想的見栄を張りますから、そこを擽る悪徳事業者が出てくるというわけです。

低所得層へ追い込まれる側は、追い込まれる過程で、自らの精神的不満を顕す必要があります。そのとき、自らが最大に被害者であるにも拘わらず、最大の攻撃者であるコイズミ支持で応えました。
コイズミドンイチロォが繰り出す「構造改革無くして成長なし」という悪辣な宣伝キャンペーンを吟味もせず、次々繰り広げられる「公務員が悪い」、「教育が悪い」、「医者は不正だ」との主張に、自らは直接的に手が届かない攻撃材料を示されたことへ拍手喝采し、悪し様に糾弾し続けるコイズミドンイチロォへ熱い支持を与えたわけで、結果は、最も支持した側が切り捨てられるというブラックユーモアみたいな事態となりました。

具体的には、コイズミドンイチロォが改革したのは、稀代の悪徳金貸しミヤウチのミミウチに乗せられ、中間層を一挙に解体する攻撃と、比較的高水準だった(日本的)賃金水準の解体でした。その結果、大量に生まれたのが、「フリーター」に象徴される「非正規雇用」と呼ばれる雇用システムです。
また、非正規雇用を社会システムとしての合法化「派遣労働制度」です。
これで、決定的に「従来の雇用制度と賃金システム」を破壊したわけで、今日の現象を確固たるモノにしたわけです。

これで、大企業は人事制度を一新し、一定の収益確保を図ることができました。

その結果、しわ寄せは第一線というか現場を直撃し、国際競争の現実を認め受け入れることができない「人達」を追い落としました。
その穴を埋めたのが、派遣システムにより送り込まれた「非正規雇用者」であり、場合に依れば外国人(低賃金)労働力です。

低い所得へ追いやられた側は、それでもまだ「平等幻想」を追い、コイズミドンイチロォが振りまく幻惑から逃れることができない状態のようです。

コイズミドンイチロォの政策を継続した場合、次を想定すると、低所得へ追い込まれた側の不満を吸収し、そこに溜められたエネルギーを別の対象に移すことが必要です。その場合は、基本的に戦争の道を選択する方法以外には残されていません。
つまり、外に敵を求め、国内的には「統一的団結」を求め維持する、実に稚拙な政治を選択するわけですが、「日常的に不満を小爆発させている側」は、基本的に(構造の理解と関係性に)無知であるため巧く絡め取られ統合されてしまうのです。
この例は、既に、中国が自らの政策失敗を認めようとせず、底辺から中間層に渦巻く市民の不満を「日本への不満、日中戦争による日本の戦争行為」へ目を誘導し、「反日」を盛り上げた数年間展開したのと同じ構造です。(しかし、それで事態の本質が改善されるわけがない)

この種の低劣な政策は、まるで1920年代後半に、ドイツでヒトラーが行ったことと同じ事で、コイズミドンイチロォとタケチンヘェクセェゾォーは展開したわけです。
生じている表面ではなく、その背景にある、社会的要因について、よくよく、冷静に吟味してみる必要があります。

もう一つ、コンビニと携帯電話も、低所得層へ追い込んだ側から金を巻き上げる上では、実に巧く機能し、統治上では重要な役割を果たしているように見えます。
********************************************* ←引用終わり

もう欺されてはイケマセン!ホントですよ!
「消費税を、上げるのか上げないのか、参議院議員選挙が終わって、秋から考える」なんて寝言の主張を堂々とNHKで繰り広げられた日には、「やってられない」気分ですね。
実に姑息な話だ。ジブントォも、いつから、ここまで小粒で姑息になってしまったのか?情け無いったらアリャアしないヨぉ・・・!

堂々と、論戦を受け止め政策議論を闘わせてもらいたい。国民は国政への支持不支持を国政選挙の時しか表せないのだから。国政に与する側はよく考えて貰いたい。

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