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2007/07/28

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第125号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年7月28日 土曜日 第125号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflagいつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

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盆踊り実行委員会主催在留日本人中秋盆踊り大会開催のお知らせ
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いよいよ今年も9月15日(土)午後6時から日本人学校体育館にて、趣向を凝らした日本の夏祭り、盆踊り大会が催されます。子供は無料!大人18歳以上 US5$(80000ドン)入場券についてのお問い合せ下さい。
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在ホーチミン日本国総領事館後援☆ホーチミン日本人商工会協賛
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ベトナム・ニュース その125 今週のヘッドライン

* 7月23日(月) 外国人不動産取得の法制化進む
* 7月24日(火) 新人類と伝統的価値観の崩壊
* 7月25日(水) ビザ不要!でも査証免除証を帯同せよ?
* 7月26日(木) 迷信的民間療法は是か非か?!
* 7月27日 (金)   三度目の正直!ホ証券センター新方式導入
* 7月28日 (土)  ハリー・ポッター新作発売
* 「ひとりで行けるもん」の読者からの感想

7月23日(月) 外国人不動産取得への法制化進む
*ホーチミン市やハノイ在住の外国人或いは外資系機関は建設省が政府に献策している新法の承認が下りればベトナムでの不動産取得が許されるようになるという。この新法が適用される対象外国人は、ベトナムに投資しているものや、ベトナムに貢献し、大統領・政府・祖国戦線などにその功績の認められた個人となるようだ。この他に、ベトナムで働く文化専門家・教育関係者・科学者 加えてベトナム人配偶者を持つ外国人などもその範囲に含まれるとのこと。ベトナムでの外国人投資家及ぶ企業関係者なども新法を活用が可能となると見られている。越僑、所謂在外ベトナム人はベトナムでの不動産取得が許されて既に6年の年月が経っている。

該当者になるには、対象外国人及び外資系企業は少なくとも一年間のベトナムでの在住実績が必要となる。(筆者注:一年間帰国を含めベトナムから出国していないこと)建設省曰く、もし今回の新法の承認が下されれば、ホーチミン市とハノイで3~5年の試用期間を見て本格的実施に移行されるとする。ベトナムで長期に働く外国人は当地での不動産取得を希望しているが、現状の法体系はそれを不可能にしているため、その多くはベトナム側パートナーに代行して貰い不動産を入手しているのが実情なのだ。例えば、フーコック島の場合、多くの外国人はパートナーのベトナム人名義で土地を取得し、ホテル・レストラン・バー等を建設している。

建設省職員グエン・マン・コイ氏は承認が下されても約81000名のベトナム在住外国人の内、不動産取得資格者は2割程度だという。しかしながら、所有権の条件はこの法令が所有者がベトナムを離れる際に所有権の販売またはベトナム国内の第三者へ移譲しなければならず、そのことが外国人不動産取得意欲を萎えさせる原因となっている。加えて、この法令自体、不完全で特に対象外国人はどこの行政管轄下におかれるのかがはっきりしていない。購入資金の流入についてもそれは言える。アメリカのビジネスウーマン、クリスティン・ケーフェル女史は、ベトナムで家やアパートの所有権を確保可能になると聞いた時、懐疑的に思ったという。というのも取得手続きのドキュメンテーションは煩雑極まりなく、いずれベトナムを離れる時にその不動産は手放さなくてはならないからと説明する。6年前、越橋の不動産購入が認められたわけだが、ベトナムに戻ってきた越橋47万人の内、不動産購入を実現させたものは100人に満たない。

(辛口寸評)
いつも云うように、ベトナムの将来がバラ色だなんて予測は全く立たない現状、この国で外国人が不動産を取得することが得策だとは思えない。この国の持つ期待値に外国人は資金を積んでいるだけであって、それは泡のようなものだ。先日、ホーチミン市の進行高級住宅街になったナムサイゴン(7区)の友人宅にお邪魔した。24時間警備で、瀟洒なデタッチドハウスが並ぶ一角に彼の素敵な家はあった。二階建てで、家族5人が住むに丁度良いくらいの間取りの家だった。彼は、もう一軒、投資目的で同じ並びの家を所有しており、3年前の購入時、邦貨3000万円だったものが、現在5000万円に膨れ上がっているそうで、近々売るつもりであると云っていた。僕はなるべく早く売るように友人に勧めた。今、外国人の不動産取得を認める法令の整備が進められている。これを当て込んで、新たな不動産投資が次々と打ち立てられ、そして住宅地が広がりつつある。泡は新たな泡を生み出し、芯が見えなくなりつつある。いずれにしても、近い将来、この国の実力が冷静に再確認されるとき、バブルは崩壊するに違いない。

7月24日(火) 新人類と伝統的価値観の崩壊
*光の速度のようなベトナムの発展が、新たな問題を生み出した。
それは社会のルールにおいて最も重要なひとつとされる母性本能の変化である。ほんの僅か前まで、若い母親は妊娠、そして出産をすれば何よりも先に子育てを優先したものだが、今日、その考え方が微妙に変わってきているのである。若い母親たちは産まれたばかりの子供をその母親に預け仕事に専念したり、海外での留学生活を続けるのだそうだ。この様な女性たちに取って、子育てだけが人生では無いと考える傾向があるようなのだ。

「私と彼との間に十分な資金力が出来てから、子供は作るべきと考えていました。」というのはグエン・クイン・チャンさん。国立経済大学を優秀な成績で卒業したチャンさんは現在、月給1000米ドルで外資系企業に勤務している。彼女の職場での華々しい経済的成功にも拘わらず、チャンさんの野望が今、日増しに彼女の家族に亀裂を生じさせるようになったのだ。彼女にとって自分のキャリアが常に一番で、子供は二の次との考え方が、姑さんとの意見対立を呼び起こしている次第。
「この問題には家族一同頭を痛めているのです。我々としては嫁に孫の世話と子作りに励んで欲しいのです。」と姑さんは云う。

ホンガさんも自身の仕事が確立するまで子供は持たないと決めたひとりだ。彼女の決定はつまり彼女の赤ん坊が生後一ヶ月にも拘わらず経営する会社を救う為、仕事に戻らなければならないというものだった。「どんな母親でも子供をほったらかしにしておくような真似はしたくありません。しかし、私の場合は別です。何億ドンもの資金を投下した私の会社を何とかしなければなりませんでした。仮に仕事を優先させなければ、会社は倒産し子供と二人、乞食になるしかありません。」とホンガさん。

また、チャン・トウ・トウイさんとその家族の軋轢が始まったのは彼女が最初の子供を出産した時期で丁度、オランダの大学から修士コースの招待状を受け取った頃だった。ご主人と相談したトウイさんは、彼女がオランダへの留学期間中、田舎に住んでいた姑さんに子供の世話をして貰うことにしたのだった。しかしこの決定は、家族間のみならず親類を挙げて大きな波紋を呼ぶことになったが、彼女の意志は固く、彼女の留学経験がやがて子供のためになり、ある意味、子供に対する違った形での愛情表現になると押し切った。「私は子供の母親でその責任も十分承知しているわ。でも、一日中、家にいて子供の世話ばかり出来ないの。多分、私のいない二年間、息子には不自由を与えると思いますが、他の母親には真似の出来ない素敵な未来を私は息子に捧げることがきっと出来ると思います。」とトウイさん。

違った人生の経験と違った価値観をひとつにするのは難しいもの。
トウイさんの舅さんは彼女の今回の決定に懐疑的で、なぜ嫁が産まれたばかりの孫をほったらかして自分のキャリアを優先させるのか理解出来ないと語る。女性の最も重要な人生の役割は、妻となり母となることなのに、、、、と、舅さんは続けた。しかし、トウイさんや多くのベトナムの若い母親たちにとって、この様な考え方は時代遅れと映るようだ。今日、多くの若い女性たちは母親としての伝統的な義務に縛られることを厭い、それ以外の世代の人々に明日のベトナムに不安感を抱かせるようになってきているのである。

(辛口寸評)
我が家の義妹は3月に赤ん坊を出産した。既にあれから3ヶ月半ほど経過しているが、ここ一ヶ月ぐらい母乳を与えていないと家内から聞いた。何で?と尋ねると、彼女も首を傾げながら、身体の線が崩れるからだというのが理由らしい。はっきり言って、僕のような古い世代からすれば、こんなのは理由にもならない。既に義妹も結婚し、自分たちの世帯を持つまでになっているので、彼女たちが決めたことに我々、夫婦があれこれ口を挟むことはしないまでも、今回の記事を読み、ベトナム人の若い世代の感覚が西洋化していることに驚かされると共に、意外と身近にもそういう兆候が見られることで、古き良きベトナムの伝統的価値観の崩壊は今後 急速にやってくるような気がしてならない。

7月25日(水) ビザ不要!でも査証免除証帯同せよ?
*在外ベトナム人(越僑)とその家族は今年9月から数次に渡る入国と一入国辺り3ヶ月間滞在可能な査証免除証書を取得が許されることになるとベトナム政府高官。グエン・フー・ビン外務副大臣は先週、イタリア訪問の最中、越僑との集まりにおいて、ベトナム政府はこの目的を施行するための最終調整に入っていることを発表した。しかし、査証免除証書取得にはいくつかの手続きを実行しなければならないという。
越僑外務委員会委員長を兼任するビン副大臣は査証免除証書の発行に対する言及は避けたものの、恐らく9月1日より導入されるだろうとの見方を示した。

そして、越僑ベトナム訪問者は祖国入国時にパスポートと査証免除証の提示を行うだけで済むようになるとビン副大臣。これ以外に、ビン副大臣は越僑がベトナムで不動産取得をする際の政策にも触れ、ベトナムで長期投資を行うものや、文化・科学分野での専門家でベトナムに在住し、祖国の発展を担う越橋がその対象となると話した。また、定年後、ベトナム移住を望む越僑及び既に少なくとも6ヶ月間以上継続でベトナムで生活している越僑に対しても不動産購入が許されるとの認識を示した。

(辛口寸評)
先頃、グエン・ミン・チエット大統領訪米時に越僑との融和策を図る一環で国外に住む在外ベトナム人に対し、ベトナム入国時でのビザ免除を発表した。今回のニュースはその続報とも言えるものだが、記事に因るとビザの代わりに査証免除証を別に発行するという。なぜかこの方法にしっくり来ないのは筆者だけだろうか、、、。査証免除に対し、個人的に描いた当初のイメージは我々、日本人国籍者がベトナムへ入国する際、ビザ取得義務が観光においては無くなったように、パスポートさえあれば入国出来るものと考えていたのだが、実質は在留許可証みたいな形で査証免除証が発給され、相変わらず越橋は入国時に帯同することを強いられるようで、これなら今までパスポートに貼られていたビザと大差ない。大差無いどころかホルダーにしてみれば重要な書類が二つに分かれるため、管理が面倒になるだけのように思うのだが、一体どういうことなのだろう。看板の掛け替えだけで結局、越僑管理がより強化されたと考えられるのだが、、、、。恐らくこの矛盾は当事者である越僑からベトナム政府に対し、今後 俎上に上げられるのは間違いなかろう。

7月26日(木) 迷信的民間療法は是か非か?!
*ベトナムでは、病気になったとき回復するには他人のアドバイスを聞くとよいといった諺がある。もし人々が、高い技術と資格を持った医者の処方を受ければ、病気も速やかに快方に向かうものだ。しかし、風邪やその他の病気に冒された大勢の人々は、とても気短になるようで、病気を早く治すためにある人は科学的処置や民間療法に頼ったり、或いは馬鹿馬鹿しい迷信を頑健に信じそれで健康を取り戻そうと躍起になるのだ。例えば、見知らぬ人から盗んだ食品が病気平癒に効くだとか、トンボにお腹を咬ませたり、鳥の糞を煎じて飲むのが良いと云った具合。

兵士のグエン・ヴァン・ドウックさんはご自身の4歳になる息子さんが話をすることを出来るようにするため非科学的なアドバイスに従ったという。「うちの息子が他の同年代の子供たちと同じように育って欲しいと願っていますが、彼は未だに言葉を発しません。そこで息子が話すことが出来るよう私は毎日毎晩 神様に祈り続けました。願わくば息子に成り代わり私から言葉を奪って欲しいとも願うことがあります。」とドウックさん。そんなドウックさんが、選んだのは迷信だったという。

「あの時は結構、気が高ぶっていました。ある日曜日の朝、自宅近くの公園で私はベンチで食事をしている人から食べ物を盗もうとしたのです。迷信に因れば、盗んだ食品を息子に与え、それを息子が食べれば彼は話をすることが出来るというものでした。」とドウックさん。それから5ヶ月間、ドウックさんはひたすら息子が話し始めるのを持ち続けたが、奇跡は遂に起こらず、ドウックさんは別の方法を用いることにしたという。

普通、医者が病気治癒の処方箋に見知らぬ人から盗んだ食べ物を与えよ等とは書かないものだ。ハイバーチュン区の健康センターで小児科医として働くグエン・ホアン・マイさんは、迷信的民間療法には医学的見地は全く含まれていないと言い切る。「迷信的療法を否定しないけれど、実際、それらには科学的根拠がありません。盗んだ食品にどれだけの黴菌が付着しているか普通は判らないし、敢えて云えばその食べ物の所有者が病気持ちだってことも考えられます。そうしたらどうしますか?結果的に患者は余計身体を悪くすることになるでしょう。」とマイさん。

ハノイのラ・タン・ホテルに勤務するグエン・ヴァン・シさんは、水泳が上達する方法としておかしなアドバイスを採り入れた経験を語ってくれた。「あれは15の頃です。私はクラスの水泳時間 いつもビーチにひとり取り残されていました。悲しくて、何度も上手く泳げられるようにと練習を試みたが、直ぐに水の中でパニックを起こし、その度毎に失敗に終わったのです。そこで、近所の人にトンボを捕まえ、お腹を咬ませると水泳が上達すると聞き、実行に移したわけです。その行為は激烈な痛みを伴いましたが、当時、私はそれを心から信じていたので歯を食いしばって我慢したのです。しかし、結果は惨憺たるもので泳ぐことも浮くことさえも出来ないままでした。その代償として今でも見難いトンボの咬み傷痕がお腹に残っています。」とシさん。

さて、世の中にはこれまでの例以上の馬鹿げて酷い迷信による方法を頼る人たちがいます。私の友人のひとりは彼女の娘の腹痛を治す為に、そんな迷信に頼ったひとりである。母親のロ・ティ・ミさんが娘の腹痛への特別な療法を聞いたとき、アホらしく思ったが、兎に角、藁をもすがる思いで試してみることにしたという。その方法とは少数民族のヌン族の女性から教えて貰った方法なのだが、汚らしい混ぜものを飲ませたら良くなるということだった。小鳥の糞が入ったその混ぜものをフライパンで水分を飛ばし服用させるというのだが、娘に無理矢理それを飲ませてみたところ、腹痛はますます酷くなってしまったそうだ。結局、その翌日、村の診療所へ娘を入院させることにしたのだという。

とは言え、全ての迷信的療法が悪いわけでなく、例えばハーブ系の薬はかなり効果が高く、それから作る伝統的な本草で出産直後の女性に煎じて飲ませると効果的であることが知られている。30歳になる母親チャン・フォン・ホアさんは、最初の息子の出産後、母乳が出ずに悩んだという。「母乳は息子が満足するほど出ず、仕方がないので粉ミルクを与えようとしたところ、姑さんが解決策を授けてくれたのです。それは豚の蹄を食べることでした。それ以降、母乳の出が良くなり息子も満足するようになりました。」とホアさん。

私の母は私の不眠症を治すために民間療法を用いたことがある。
彼女は朝早く起きて新しいハスの種を買いに市場へ行き、それらを鍋で煮込んだものを煎じて飲ませてのだが、効果は覿面であった。ハスの種は、気分を落ち着かせ睡眠作用をもたらす物質を含んでいる。その一方で全く根拠の裏付けのない出鱈目な迷信的療法は避けるべきである。試す前に理に適う行いなのかそうでないのかを考える必要があるだろう。

(辛口寸評)
ベトナムでベトナム人の家族に囲まれて暮らす筆者も、たびたび風邪を引いたりするとベトナムの民間療法のお世話になる。お世話になるというより、無理矢理かみさんに強制されるといった方が近いのかも知れない。例えば、風邪を引くと背中をコインで真っ赤になるほどこする。これは、皮膚を鬱血させるのが目的なので結構痛い。みみず腫れの大群で埋まった背中は熱く熱を持ち、発汗作用が始まり、夜寝ているうちに体内の悪い熱がドバッと外に出て、解熱作用をもたらすと言った案配。

後は、中国の漢方宜しくベトナムでも似たようなものがあるが、酒(蒸留酒)に漬け込むものが多く見られる。中身は7種の蛇と小型の猛禽類(モズか?)それに数々の薬草で、蛇も鳥もその場で絞め、生き血はコップに集め円柱形のガラス瓶の内側に丁寧に蛇を巻き付けて行き、真ん中の空いたところに薬草を積め、蒸留酒を流し込む。最後に絞めたての鳥を一番上に乗せ、密封し最低一年寝かせておくのだ。これなんかは男性の滋養強壮に良く効くとのことだが、未だに私は飲んだことが無い。ただでさえ仕事で疲れているのに余分に疲れるようなことはしたくないからに他ならない。40を過ぎるといかんね~(笑)

7月27日(金) 四度目の正直!ホ証券センター新方式導入
*国家証券委員会は7月30日よりホーチミン市証券センターでの取引に連続ザラバ方式を導入すると発表した。元々、5月7日導入予定でいたものの技術的な問題が発生したため、これまで延期となっていたのだ。ザラバ方式の運用開始は第二セッション午前9時から10時までで、従来の板寄せ方式は第一・第三セッション、前者は午前8時30分から9時まで、後者は午前10時30分から11時までの間、始値と終値を決め運用されるとのこと。今回の変更で、大量の売買注文が効果的に捌けるようになるとホーチミン証券取引センターのレ・ハイ・チャ副センター長はいう。第一・第三セッションで定期取引に因る始値の確定と終値の確定をする。

相対取引やファンド証券取引は午前10時30分から11時に間に行われる一方で債権取引は午前8時30分から11時の間に行われる。相対取引の最低量は従来の10000株から20000株に引き上げられる。上場株の売買最低単位は引き続き10株で、上下5%の取引幅も従来通り。
しかし、来年より売買最低単位は100株に引き上げられる予定だ。

(辛口寸評)
今回、無事に新方式に移行されるのかどうかは7月30日を待って見ないことには何とも言えない。これまで既に三回も延期されているので一般の投資家は今度のニュースにも懐疑的だ。最初のニュースでは多くの投資家は、ザラバ方式と売買最低単位が100株単位に移行とも相まって、ポートフォリオを最低ロットに揃えたという。しかし、ふたを開けてみると多くの証券会社が技術的にザラバ方式の運用に未成熟であることが判明し、延期となった。投資家は肩すかしを食らったようなものだ。三度目も延期 そして今回、、、、。取り敢えず売買最低単位が当面変わらなければ、別にどうぞご勝手にって心境だろうな~僕も含め、、、(笑)

7月28日(土) ハリー・ポッター新作発売
*イギリスの作家、J.K.ローリング女史の第七作目で最終章のハリー・ポッター発売初日に、5000人を越すベトナム人読者が買い求めたという。ベトナム各都市に跨る14軒の書店では7月21日(土)“ハリー・ポッターと死の秘宝”が午前7時30分に発売開始となった。2005年以来、ハリー・ポッターのベトナムでの版権を持つホーチミン市書籍配送会社(FAHASA)に因れば、この日、午後4時までに5240冊の販売を記録したとのこと。

在ホーチミン市英国総領事のデボラ・クラーケ氏とイギリスに拠点を置くブルームスブリー出版社代表キース・ハーディー氏が、ホーチミン市のグエン・フエ書店で開催された発売記念式典に出席し、発売第一号書籍に両氏はサインをしたという。国内外の多くのハリー・ポッターファンがグエン・フエ書店に午前4時から並びだし、一冊575000ドン(US35.7$)の書籍を購入して行った。1997年にローリング女史の第一作目の“ハリー・ポッターと賢者の石”が発売されてから、世界中で大きな反響を呼び商業的成功を呼び込み、映画化・ビデオ化・ゲーム化など多方面に広がりを見せている。

第一作から六作目までの一連のシリーズは世界中で325000000部を売り、63カ国語の言語に訳されている。シリーズ最終章、第七作目の発売ではアメリカで発売当日に予約も含め12000000部販売の新記録を打ち立てている。この作品の成功で作者のローリング女史は、これまで最も高額な印税を稼いだ小説家となった。

(辛口寸評)
世界同時発売のハリ・ポッター第七作目は、世界各国で記録的な発売部数を更新していると聞く。ここベトナムでも、版権を正式に取得したハリー・ポッターと死の秘宝が発売されたわけだが、小売価格が異様に高いのにお気づきだろうか?ほぼ、先進国並みの売価が付けられている。これは、コピー天国であるベトナムに起因したものだ。通常、1000部も売れればベストセラーといわれるこの国だ。何で?という向きもあろうが、街には貸本屋があり、直ぐにコピー版を100円とか200円で売り出すし、また一日5円~10円のレンタル(コピー本のレンタルね)もあるので、版権付きの高いオリジナルを購入しようと考える層は極端に少ないのである。

結果的に、購入層が絞られ、それらが何部以上購入することを前提に損益分岐点が決まるので、高くなると言う訳なのだ。もちろん、ブルームスブリー出版社の高額な取り分も含まれる。この様な訳だから、初日だけで5000部以上の販売記録を打ち出したハリー・ポッターの販売力はとてつもなく凄いものといえる。最終的に、どれだけ売上を伸ばすのか今後が楽しみだ。

発売二日後、筆者も一冊手に入れてきた。てっきりベトナム語訳版と当初考えていたが、今回、発売されたのは輸入盤の英語原書版であった。

*「ひとりで行けるもん」の読者からの感想
いつもお世話になりありがとうございます。

お一人で、日本へ帰国させられたこと、驚きですが、それを楽しもうとされる点に頼もしさを感じました。

日本到着後は、台風4号の襲来に地震と重なりました。大変なことになったと存じますが、持ち前のバイタリティーで乗り越えられたものと拝察申し上げております。

元来、ベトナムの皆様は、孤独に対しても強い免疫をお持ちです。激烈な南北対立中の20年間、親子兄弟が、南北に別れ(いずれかの国が残ると信じ)て過ごした家族の話など枚挙にいとまがありません。中には、小さな子供が「交換船」に乗せられ、南北間で交換されたよう(双方の家族の意向)です。

あるいは、南部で兵役に徴用される寸前、サイゴンからハノイの家族を頼り、いわゆるホーチミンルート1800Kmを一人で歩いてハノイの祖父母の下へ帰り着き、その後ロシアへの留学を果たした人も知っています。

いずれにしても、素晴らしい体験を課されたと思い致します。8月には、たくましい姿でサイゴンへ戻られるものと思量致します。

以上

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