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2007/08/18

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第128号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年8月18日 土曜日 第128号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflagいつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その128 今週のヘッドライン

* 8月13日(月) ベトナムで受けるテレビ番組は
* 8月14日(火) 福祉は誰の為にあるのか?
* 8月15日(水) ハノイ建都千年記念に向けて
* 8月16日(木) 経理実務効率悪化の主原因
* 8月17日 (金)   第二次ズン内閣閣僚初会議
* 8月18日 (土)  戦略的株主に対する新たな規則

* 今週の付録(財)国際金融情報センターより

8月13日(月) ベトナムで受けるテレビ番組は?
*テレビのゲームショウーの魅力は視聴者から離れ、ベトナムのテレビプロデューサーたちは、トークショーやワイドショーに照準を定め、視聴率獲得にしのぎを削り始めていると、ホーチミンテレビ局(HTV)代表ヒン・ヴァン・ナム氏はいう。以前、視聴者の多くは1996年に放映開始した学生の為のゲーム番組“SV96”に挙ってチャンネルを合わせたものだが、今ではそれがベトナムテレビ局(VTV)の”有名人と語ろう“やHTVの”今のところ“と言ったトーク番組、或いはVTVの”夢の家・進め・21世紀の婦人“などのドキュメンタリーが主流を占めている。

しかし、何故、これほどまでにゲームショー人気が低迷してしまったのであろうか?最近行われたアンケート調査によると、視聴者はどちらかと言えばテンポの良い司会者とゲストの会話を好み、その一方で回答時間まで時間が掛かる間延びしたようなゲームはもはや人々の関心から外れ、元からあるベトナム人気質に馴染まなくなったのが原因という。事実、最近HTVが放映した最新のゲームショー“ピラミッド”の視聴率は僅か7%しかなかった。「ドキュメンタリー番組は通常 西側の手法を採り入れて制作されるのですが、ベトナム人は一般的にカメラの前で自分を主張することに慣れていないのです。」とナム氏。

ベトナムでは出演者にカメラが回っていることを知らせず自然な形で撮影され、いわばドッキリカメラスタイルが好まれる。HTVは現在、アメリカで最も視聴率の高いドキュメンタリー番組の著作権を購入する計画を立て、新たな番組作りの為、その司会者を物色中なのだと、ナム氏は語った。

(辛口寸評)
今も僕がベトナムへやってきた当時も、テレビがベトナム庶民の娯楽のひとつであることは変わらない。しかし、経済発展に伴い以前、ゲーム番組などで出される景品はペンとかノートの類の安くて実用的なものが多かったが、現在はバイクは言うに及ばず自家用車などが供されるようになった。この様なゲーム番組は一般参加型で、多くは家族連れが競技に出てくるのだが、その格好も随分垢抜けて来ており、ちょっと前まで女性ならアオザイ、男性はYシャツにズボン、足下はサンダルといった格好が定番であったが、今様は思い思いのファッションに身を包みスマートになってきている。

ここの記事の中ではゲーム番組は時代遅れの立場で書かれているが、果たしてそうだろうか?ただ単に、テレビ局の番組作りがヘボいだけではないのか?本当にそうであるとするならば、日本でもゲーム番組は廃れていなければならないが、趣向を変えた方法でお茶の間を魅了し続けている。タイムショックのスピード感、何でもお宝探偵団の意外性、そしてなるほど・ザ・ワールド等の見聞性、どれをとってもベトナム放送業界が参考になるものばかりだと思うが如何なものか、、、、。

8月14日(火) 福祉は誰の為にあるのか?
*北部ハナム省の300人を超える貧しい女性の為に、安定した仕事を斡旋し彼女らの家族の生活の向上を目指している。この試みは、刺繍を専門に扱うヒエップ・フングループとベトナムに拠点を置くプラン・インターナショナルとの共催で“貧しい村に仕事を創造し貧民を救え!”を合い言葉に進めてきたのだと、ヒエップ・フングループ代表ドアン・テウィ・フー・ギ女史は語る。このプロジェクトの下、ヒエップ・フンはプラン・インターナショナルと共に、刺繍を教えるコースを設けた。無事履修を終えた女性たちはBellizenoトレードマークを冠した、刺繍製品をヒエップ・フンに納め、その賃金を受け取るという。これまでのところ、このプロジェクトは効果的に推移しており、ビジネスモデルとしてハナム省のタイグエン・バックザン・チュエンクワン・ハザン等の他の村々へも普及拡大しつつある。

ハナム省ヴァンリー村で刺し子をしているブイ・ティ・リーさんは、ヒエップ・フンに刺繍製品を納め賃金を受け取れるようになり安定した生活を送れるようになり、これで出稼ぎに行く必要もなくなり、自宅で家族と共に暮らせて幸せですと笑顔をほころばせて語った。20年にも及ぶこのプロジェクトのお陰で、ヒエップ・フンは世界で品質の高い刺繍製品とユニークなデザインを生み出すメーカーとして名声を勝ち取るようにまでなっている。今日、同社の製品は日本・イタリア・フランス・デンマーク・ドイツなどへ輸出されている。8月3日にヒエップ・フン社は公式にBellizeno商品をベトナム市場へ紹介した。
商品発表記念式典の席上、ベトナム婦人連合会会長グエン・ティ・タン・ホア女史はヒエップ・フン社とプラン・インターナショナル社の長年の功績を讃え、貧しい女性たちに仕事を与えるだけでなく同時に伝統的な刺繍産業の保存育成に謝辞を贈った。

(辛口寸評)
貧しい村の女性に仕事を与え、生活の向上に役立てて貰おうというこの発想はとても素晴らしく見習うべき点が多い。この記事で昔話をひとつ思い出したので書いておく。日本人が関与するあるベトナムの福祉施設は、サイゴンに根を下ろし既に8年くらいになるのだが、預かっている子供たちの就職先を探すのに常に苦労しているという。というのも、これら子供たちは親が田舎を出て都会に現場の仕事を求め住み着いた人々の子たちで、基本的にこの国では住所不定扱いとされる。このことが彼らを就職しづらくさせる要因となるのだという。そこで、件の日本人から相談を受けた筆者は、うちの工場で5~6人お預かり致しましょうかとオファーしたところ、是非そうしてくださると助かりますと頭を下げられた。

一度、施設と工場を双方が確認した上で、最終的な調整をしましょうと言うことになっていたのだが、それからその日本人からは無しの礫であった。こちらも予定をしていたので、彼に電話をしてどうなったのか確認したところ、彼のベトナム人の奥さんで施設の主催者が、うちの工場は遠すぎるし、給料が余り良くないからといって難色を示しているという。オイオイである。。。。彼らのベトナムでの活動は崇高で有り、誰もが出来ぬ立派な行いだとは思うが、子供たちはいつか自活させなければならないもので、最後まで施設で面倒を見るわけでもなかろう。そこへ工場が遠いだとか給料云々と当事者の子供たちが言い出すのであればまだしも、施設の主催者がそこまで取り仕切る事に私は疑問を感じた。

弊社の名誉の為に書いておくが、うちの給料は他のローカル企業に比べて劣るような額ではない。寧ろ、諸待遇を含めれば良い方であると自負している。こちらとしては子供たちを先ず受け入れてみて、それで2~3年働けば、彼らに取って職歴が履歴につくこととなるわけだ。その上で、更に一歩上を目指し転職出来るお手伝いをさせて貰う積もりで、そのことも件に日本人に話はしたが結局話しにならなかった次第である。尤も、この話は今から5~6年前の事なので、件の施設も現在は又、多少良い方向で動いているとは思うのだが。。。。

8月15日(水) ハノイ建都千年記念に向けて
*ベトナム首都開都千年記念が近づく今日、国家の顔に当たるハノイ市のイベントに向けてお通しをしてゆく事が大切だと国会議長グエン・フ・チョン氏は述べた。このコメントはタンロン聖堂千年記念行事の行動計画を話し合う会議の席上語られたもので、会合ではハノイ市人民委員会・ハノイ市共産党委員会・ハノイ市祖国戦線の各リーダーたちと最近、国会に出席した国会議員たちを集めて行われた。チョン議長は、共産党委員会・ハノイ市人民政府、そしてハノイ市民が結束しハノイ市の社会経済化推進における重要な役割を担いGDPを上昇させ、観光客集客は拡大し、インフラの促進と共に外国人直接投資などを含め包括的効果を上げ続けている事を賞賛した。

政治・経済の中心であり且つ、国の心臓としてハノイはこらまでに2003年のシーゲーム、アセム5,エーペック14などの偉大なイベントを組織して来た経験は必ずやタンロン・ハノイの千年記念の開催を成功へと導くであろうとチョン議長は昂揚して述べた。世界の極少数の国だけがこの様な偉大なイベントを中世のから生き続けた歴史を持つ首都で行う事が出来、この行事は国家の威信にかけて遂行されるべきだと続けた。現在の行動計画に拠れば、チョン議長は1998年から始まった多くの関係プロジェクトは完成しつつも、未だ記念行事が開幕する2010年10月10日までに成さねばならぬことが沢山あると力説し、力を抜くことなく開催がスムーズに行われるよう細心の注意を計り進めて行かねばならないと諭した。

ハノイ市共産党書記長ファム・クワン・ギ氏はベトナム国家の文化的伝統と歴史を尊ぶ偉大な機会となるこの千年記念の重要性を強く認識し、この行事はハノイ市のみならず国家的事業と位置づけハノイ市は名誉と実行の責任を与えられたのだと語った。
ハノイ市千年記念の準備について、ハノイ市はドイカン・ホタイ通りの拡張工事、ドンアン区のニャットタン橋建設の為の土地造成と移転計画、西湖西側の宅地造成、ソクソン区の工業団地・リウザイ・ダオタン通り沿いの郊外型高層商業マンション建設、イエンソ公園整備、タイモ区内68.5ヘクタールを利用した職業訓練校建設計画などを含む18の建設プロジェクトへの投資手続きの完成に力を注いでいるという。

この他にハノイ市に新たなステータスを加味する為、ハノイ南部に文化公園を造成し、ハノイ博物館・労働者映画館・聖ザンの銅像・ハノイ-アムステルダム高校・コロア中世大聖堂の改修工事なども今後、逐次開始されるという。又、タンロン(千年に渡る市民文化の成り立ち)の歴史文化を紹介する書籍シリーズの出版も行われるとのことだ。

(辛口寸評)
あくまでも噂の範疇を超えるものではないが、ここ2年ほど1億米ドル以上の外国投資は全て、北部ハノイ近郊でしか認可が下ろされていない。元々、日本のホンダも南部ドンナイ省辺りへ第二工場を建設する予定だったらしいが、北部に変更となった。これは件の噂に拠れば、建都千年記念を成功させる為に大型投資案件は北部に固め、ホーチミン市との経済的ギャップを埋め、と同時に税収を手堅く徴収してゆく政治判断が働いた結果だというのである。
記事の内容からすると、この記念行事はドイモイ以降ハノイで開催された如何なるイベントよりも規模の大きなものと読み取れる。この事業を起爆剤にインフラ整備も一気に進め、ホーチミン市を追い抜き自他共に認められるベトナムの“顔”となることを目論んでいるように思う。イベントまで後3年、しかし、この3年間でベトナム自体も大きく変貌を遂げてゆくことだろう。

8月16日(木)  経理実務効率悪化の主原因
*ベトナムの税務署の官僚主義のせいで1年につき凡そ1,900時間にも及ぶ、税務手続きはベトナムローカル企業の膨大なエネルギーと時間のロスが出ていると調査で明らかになった。この調査は経済管理研究センター(CIEM)に因って行われ、調査対象企業360社の64%は、税コード取得に最低二人のスタッフを使わなければならず、10%は名義・所在地・登記等の変更に4名もの人手を必要という。付加価値税についてはまた別の大きな問題のひとつとなっており、その領収書作成に企業は年平均1732時間も費やしているとの結果も浮かび上がった。その他、法人税評価も多くの時間を取られる作業と判明し、全て併せるとベトナム企業は年平均1959時間をこれら処理のため使い労働時間にして実に245日をかけているのである。

専門家に拠れば、余分なペーパーワーク業務が多いこと。これには88%の企業が時間の掛かりすぎに不平を表明しているという。
但し、その一方で業務簡略化の為の具体的な施策(例えばIT化等)が促進されていない企業側の事情に負う部分も少なからず窺える。
また、税務当局と企業間の調整が不自由分であることが指摘されており、前者から後者への指示や変更などの連絡がきちんと成されていないのが実情だという。これによって、更に余計な時間が事務処理に費やされる一員となるのだ。税制面においても、新しく施工された税管理法によって、これまで申告は年に一度だけであったものが、四半期ごとに一回となったことが企業に経理業務に圧迫をもたらしている。

多くの企業代表者たちは、しばしば変更や改正される税法や規約に振り回されると不満を述べ、複雑な税差し戻し請求などは政府主導で企業がオンラインで申請出来るようにして欲しいと考えているという。

(辛口寸評)
今回の問題、実際、ベトナムでローカル企業を経営するひとりとして切実である。ご存じの通り、うちの会社は菓子製造販売を生業とする従業員60名足らずの零細メーカーなのだが、この程度の規模にも拘わらず経理職員はチーフ経理を筆頭に6名もいる。経理要員は本社の4名の他、工場とハノイ支店にそれぞれ1名ずつ割り振っているのだけど、兎に角、現在の税制とその実務はまるで共産主義時代の遺物が如く、ワークシェアリングをさせるために、非合理的な作業をさせられるので、やたら時間と経費を浪費するのである。しかも、税務署は絶えず朝令暮改で、何かを問い合わせようとすれば、電話でじゃ駄目で、手みやげのひとつも持って直接経理職員に足を運ばせなければならず、無駄が多くて困るのだ。

一年ほど前から、うちも経理ソフトも導入したが、手書きから打ち込みに変わったぐらいで思うほど効果は上がっていない。実際、ベトナム企業の多くは役人に渡す賄賂捻出の為、二重帳簿をつけているのが普通であるから、結果的に手書きの部分は賄賂を渡す必要がなくなるまで続くことになる。税務職員も、気まぐれで菓子を進呈しろだとか集りに来るし、本当にバカバカしいが多かれ少なかれベトナムの経営者(特に民間企業)は逆らわず渋々と受け入れているのが実情だ。

8月17日(金) 第二次ズン内閣初閣僚会議
*グエン・タン・ズン首相は土曜日に12回目の下院の初のセッションの延期に続いて、昨日、彼の新しい内閣閣僚会議初会合の議長を務めた。首相は新たに大臣に就任した各閣僚に担当省庁での前任者からの引き継ぎを遅滞なく行うよう要請し、この年末までに経済発展の為の7つの課題に取り組み実行させ、特に価格の安定を最重要課題として対処するように求めたと内閣府長官グエン・スアン・フック氏は昨日、記者会見の席上語った。政府はインフレ抑制に邁進し、GDP伸び率以上にしない旨確認した。

又、政府は、外国投資と主要な建設プロジェクトに関して国家財政的な支払いを促し、伝染病の拡散に対処し且つ、食品の安全と衛生を確実にし、交通事故の抑制にも務める処置をしてゆくとの事。中央省庁と地方自治体は、行政改革を推進させる為、彼ら独自設定したプログラムを始め、飢えの根絶と貧困層縮小を目指し効果的に社会経済発展目標を実行してゆくよう求めた。設定目標を明確にするために、内閣は人民の人民における人民のための自らの襟を糺し倫理管理をはかる機関を設け、各人が最善を尽くすよう求めた。

会合の中で、内閣は政府の新構造の下院決議を実行するようチャン・ヴァン・トゥアン自治大臣の報告に耳を傾けていた。決議で最も重要な点は、官僚主義を避けることに尽き、各省庁間での職責担当の重複を防がなくてはならないとのこと。新内閣は新しい商工省に一部合併され解散された省の機能・責任・組織・職員・財政状態と資産を申し送りを議論した;文化スポーツ観省; 農業農村開発省; 労働傷病兵社会省;そして、科学技術省も同様。

再編成を監督するよう命じられた内務省と財務省、そして公安省は共に8月中に移譲が完了するという。トゥアン自治大臣によると、今年末までに内閣の主たる仕事は、各省と閣僚レベルの機能・権利・義務と構造と指示系統を再編することだという。9月と10月に、各閣僚と事務次官は、それら草案を政府に提出しなければならない。尚、今回の会合にはファン・バン・カイ前首相以下、各前閣僚たちも同席した。

(辛口寸評)
いよいよ第二次ズン内閣の始動である。今回はこれまでの中央官庁の指示・命令系統・職分限などより明らかに分かり易くするため一部、省庁再編を行った。ドイモイ以降、着々と進められてきた法整備であるが、WTO加盟に向けて整えてきたそれら新たな法律や法令などが複雑化し、省庁を跨いで絡み合い始めたため従来の仕組みの中でそれらが機能し辛くなったのである。この為、省庁再編が行われたというわけである。一応、クリーンな政治・行政をお題目に掲げているが、汚職や不正から完全脱却はあり得ないと思われる。指導部が前向きになればなるほど、不正は益々巧妙化し、地下に潜りるものだが、それでも大手を振って汚職に手を染める時代は過去のものとなってゆくことだろう。

8月18日(土) 戦略的株主に対する新たな規則
*国家証券委員会が木曜日に出された規則に拠ると、市場に流通している株式の1%を上回る変化が起こる場合、一企業の5%以上の株式を保有・管理する戦略的株主は、必ず報告しなければならなくなった。この規則はホーチミン証券取引所及びハノイ証券取引所の上場企業の株主と上場準備段階にある企業の株主に適応されるという。株主サイドの変化の報告発表については、国家証券委員会と証券取引所が定める形式に従わなければならない。報告は、戦略的株主の株式所有割合の変化は1週以内に送られなければならない。

国家証券委員会市場開発課のグエン・ソン副課長は、新しいこの規則は株主のディスクロージャーの方法を明確に案内し、株式所有変化をスムーズに告知させたり或いは、ディスクロージャーの不適切な運用で処罰を回避する助けとなると語った。新しい規則は新しい必要条件を強要しないとソン副課長。上場会社は、この報告義務をを常に持たなくてはならなくなった。しかし、多くの未上場企業の牽引的な株主に今回の規則が適応されるのかどうか定かでないため、新しいガイドラインで規則の範囲を明確にしたのだとのこと。

(辛口寸評)
話は記事の内容から逸れるが、長く調整段階にあったベトナム株式市場だが、漸く底が見えてきたような予感がする。尤も、一年前と同じような株高に戻ることはないにしても、今回の調整段階から更に多くのベトナム人投資家や外国人のそれがベト株市場に参入してきているので、資金力はパワーアップされ売買高も上昇に転じてくるだろう。しかし、その一方で新たな上場企業の出現と大型IPOを控え、投資銘柄も増大しているため、既存優良株は相対的に価値が薄められるので、以前ほど高い伸び率は見せなくなると考えられる。

一部では無償増資や有償増資についてネガティブな論調も出てきているようだが、確かに短期投資家にとってはうまくないものの、長期投資家にとってはやはり将来の大化けの一大要因であるのは間違いないと思われる。インサイダー取引は今後も当たり前に行われて行くことだろう。そもそも家族主義が主体のベトナムにおいてインサイダー取引という概念が根付くこと自体、筆者には考えられないのだが、、、、。

今週の付録 財務省系外郭団体(財)国際金融情報センターより
当ベトナムニュースの読者のひとりである同センター研究員、谷口俊作さまの厚意で、この度、彼が最近作成した”ベトナム;注目を集める株式市場”をご紹介致します。以下のサイトにアクセスしダウンロードしてご覧下さい。

http://www.jcif.or.jp/View.php?action=PublicReport&R=132

又、谷口さまご本人より上記報告についての個人的なコメントを以下頂いておりますので、掲載致します。

*著作権の兼ね合いで著者の実名表記は本人の同意を得て行っております。

(コメント)
「株式投資資金の流出入規制があまりない現在のベトナムにおいて、急速な株式市場の発展は過剰流動性の問題を悪化させる懸念がある。資本の規制を導入することなく株式市場の拡大を目指すのであれば、より柔軟な為替政策が必要になると思う。しかし、ドン高を容認すれば、輸出競争力が低下し、ベトナムへの海外直接・間接投資に悪影響を及ぼす可能性があるというジレンマがある。従って、緩やかな株式市場の拡大が望ましいと考える。」

以上

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