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2007/08/02

ガンバレ!ユニクロ!「バーニーズ・ニューヨーク」買収戦!

アラブの石油資金ファンドは、どう出るか、どう巻き返すか?

流通業のコンサルティングワークに身を置く側として、個人的な意見を述べると「FRが『バーニーズ・ニューヨーク』をホントに買収するの?」と、若干の違和感を打ち消す事ができないままですが、ユニクロの今日までを冷静に捉え考えたとき、流通業に関わる者としては「頑張って欲しいなぁ~!」と、いう気分もあり、実際には複雑な気分です。

「ユニクロ」というか「FR」が、「バーニーズ」を長期保有し、「バーニーズ」が目指した「服飾文化」を体得しそれを発展させることができれば、「ユニクロ」はというか「FR」は大きなスケールの事業会社になるだろう。

「ユニクロ」はこれまで、店名に掲げるように「倉庫」をキーコンセプトにした「店」で「ベーシック」な商品を低価格で展開し成長の糧とした。
最近は、「ファッション性」を追うようになった。「ファッション性」を追うということは、「付加価値生産性」を創出することであり、「付加価値生産性」を創出するには、従来路線とは異なる様々な約束事がある。
残念ながら、現在の「FR」にも「ユニクロ」にも、そのノウハウはない。ハッキリ申し上げてありません。
このまま手を打たず、現在の人的能力を放置すれば、「ユニクロ」の店舗は、文字通り「倉庫」と化す事だろう。

「ファッション・ビジネス」の要諦は、投入する商材の時期と量のコントロールに尽きる。
「ユニクロ」は、この面の仕組みは作り上げたのかも知れないが、人材が育っていない。単に情報武装した「素人の集団」に過ぎない。つまり、それを活用し次を生み出す付加価値生産のための人材がいないという致命的なまでに「ハリボテの成り上がり会社」というわけである。

年間を通じた「商品構成」を考える。一年365日、気温の変化を読み取り、流行廃りの情報を読み取り、販売価格についての環境を読み取る、これらを手品のように、まるで縄を綯うように組み込み構成する。
何よりも「付加価値」としての「ファッション性」を提案するなら、それに見合う価格構成がポイントになる。現在の「ユニクロ」の店頭で、それを実現するのは根本的には無理だ!

そこで、「セオリー」を買収した。「セオリー」はそれなりに「ノウハウ」を保つが、如何せん、メチャクチャ有名なわけではない。
ハリボテ成金会社としての「ユニクロ」の知名度を向上させるには、何らの影響もないしほど遠い。
そこで、現代の米国、ニューヨークの「コンテンポラリーな感覚をウリ」にする「バーニーズ」を買収できるならと、考えるのは実に自然なことだ。
ハリボテ成金会社の「ユニクロ」には「1060億円」なんぞ「大した資金」ではないわけで、「バーニーズ」がアラブの石油ファンドに売り飛ばされるなら、買収しようと手を挙げたわけだ。「ユニクロ」とは対極に位置する「バーニーズ」だ。巧く運営し、柳井社長が「服飾文化」としての「ファッションビジネス」の面白さを体得できたら、「ユニクロ」は一段と大きなスケールの事業社へ脱皮し、これからの「日本の服飾文化」はもとより「世界の服飾文化」にも貢献でき、尊敬されるアパレルになることだろう。

その意味で、ガンバレ!ユニクロ!「バーニーズ・ニューヨーク」買収戦!
と心からエールを贈りたい。

引用開始→ 1060億円の「ユニクロ」提案を優先 バーニーズ売却で米社   (産経WEB)

米衣料品大手ジョーンズ・アパレル・グループは1日、傘下の高級百貨店チェーン「バーニーズ・ニューヨーク」の売却について、カジュアル衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングによる約9億ドル(約1060億円)の提案を優先させると発表した。

ジョーンズ社は6月下旬、アラブ首長国連邦の国営投資会社イスティスマルによる約8億2500万ドルの買収に応じることで合意していたが、条件の良いファーストリテイリングの提案を選択した。

1日からの3日間に、イスティスマルが条件を引き上げない場合、ジョーンズはイスティスマルとの合意を撤回する方針。条件を引き上げる可能性もあり、流動的な要素も残っている。

合意撤回の場合、ジョーンズはイスティスマルに2270万ドルの解約金を支払うという。

ジョーンズとイスティスマルの合意書では、7月22日までを第三者からの提案申し入れ期間に設定しており、ファーストリテイリングが同2日付の買収提案書を提出していた。(共同)
(2007/08/02 00:06)
Copyright © 2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.    ←引用終わり

引用開始→ 米高級衣料販売バーニーズ、「ユニクロに売却」受け入れ  (讀賣On Line)

【ニューヨーク=小山守生】米衣料販売大手のジョーンズ・アパレルは1日、100%子会社の米高級衣料品店バーニーズ・ニューヨークについて、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を経営するファーストリテイリング(FR)からの買収提案を優先的に受け入れる意向だと発表した。

バーニーズを巡っては、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府の投資会社イスティスマールが8億2500万ドルでの買収を提案しているが、FRの提案額は9億ドル(約1060億円)とこれを上回っている。

発表の中でジョーンズ取締役会は、FRの提案内容の方が「優れている」とし、3日までにイスティスマールが「少なくともFRと同じくらい魅力的な」再提案をしない限り、違約金2270万ドルを支払ってイスティスマールとの買収合意契約を破棄するとしている。イスティスマールが買収額を引き上げる可能性も残っている。

FRによる買収が決まれば、国内アパレル企業による海外企業の買収では過去最大規模と見られる。FRは、バーニーズの知名度を生かして、手薄な高級ブランドを強化する狙いだ。ユニクロの取引先工場でのバーニーズ製品の生産や中国などアジア新興市場での高級品の販売拡大などを検討すると見られる。

バーニーズは1923年創業の老舗。ニューヨークやビバリーヒルズなど全米に30以上の店があり、芸能人や会社経営者にもファンが多い。日本では、別会社のバーニーズジャパンが東京・新宿など3か所に店舗を持つが、米バーニーズとは資本関係がないため、買収対象にはならない。
(2007年8月2日1時44分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.    ←引用終わり

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