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2007/09/08

ナマのベトナムが分かる、週刊ベトナムニュース第131号

ウィークリー・ベトナム・ニュース  
■ 平成19年9月08日 土曜日 第131号
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■ こんにちは!!

Vnnationalflagいつもお世話になっておりますベトナムから、ニャットアインです。

今日もここ一週間のベトナムの主なニュースをご笑覧下さい。

翻訳は直訳とせず、日本語に馴染む意訳としておりますので、ご注意下さい(笑)また、訳者の独断と偏見を交えた辛口寸評を入れてみました。内容が片寄り、言葉が多少過ぎる箇所も多々あろうかと存じますが、これもベトナムを愛するゆえの諫言とお許し下さい。

誤字・脱字はご愛敬ってことでお願いします<(_ _)>

尚、記事の転送は営利目的以外なら原則自由ですが、自己責任において行い、その中で被った被害・損害に対し筆者は責任を負えませんのでご了解下さい。

ベトナム・ニュース その131 今週のヘッドライン

* 9月03日(月) 祝!第62回ベトナム独立記念日
* 9月04日(火) アドベンチャーツアーに観光客を取り込め!
* 9月05日(水) 建設現場での労災リポート
* 9月06日(木) 困った時の緑のおじさん
* 9月07日 (金)   ベトナム芸能界とピンクレディー
* 9月08日 (土)  第三の航空会社が嵐を呼ぶか?

9月03日(月) 祝!第62回ベトナム独立記念日

* ベトナムは今後もドイモイ(刷新)に邁進し、平等で民主的開明国家を目指し努力を欠かさないとグエン・タン・ズン首相は在越外交団を前に決意を述べた。首相はこの日曜日、第62回ベトナム独立記念を祝し、外交官を集めたパーティーを主催した。過去62年間、ベトナムの全てが独立と自由に向けた運動を続け、ベトナム共産党指導力の下、ベトナム人民は力をひとつに合わせ、困難に立ち向かい国の自由と統一に向け英雄的な活躍を見せ、現在に至ってはこれまで以上に力強く、より繁栄し幸福な国家建設に弛まぬ努力を続けているところにあるとズン首相は語った。

ベトナム政府と人民は世界中の多くの外国政府及びその人民、或いは友人たちからの支援・助力・友誼を心から嬉しく思い感謝してきた。これらはベトナムの人々に対する信頼と強さを育ませ、彼らの正当で崇高なゴールに導かせることに繋がったのだとズン首相は続ける。過去20年に渡る共産党と人民によって率いられたドイモイ政策は多くの分野で偉大なる成果を挙げ、ベトナム共産党により目標として掲げられた社会経済発展5カ年計画の成功は政府と人民に自信を植え付けドイモイを更に発展させてゆくことになるだろうと首相は付け加えた。

「これらを通じ、ベトナムを早く発展途上国の地位から脱却させ、近代的工業国家を建設し、繁栄と平等で民主的な先進国の仲間入りを果たすことが重要だとし、目標達成の為に、ベトナムはこれからも挑戦と偉大な成功を模索してゆくことになるだろう。しかし、それには国民の固い結束と決意、そして国際社会からの強い協力と支援がベトナムに不可欠であるという。ベトナム政府と人民は過去から現在にかけていつも関係各国の外交官たちや国際関係機関の代表者たちに尊敬と感謝の念を持ち続けており、今後とも彼らの協力と支援を期待するとズン首相。

各国大使を代表して、在越アルゼンチン大使館トーマス・フェラーリ大使は、ベトナム政府と人民の努力が繁栄した国家を築き、ベトナムのWTO加盟はドイモイ20年の歴史の中で市場経済に完全に移行する画期的な成果だと褒め称えた。又、国際社会はベトナムがドイモイを続けて行く限り、今後も助力を惜しまず、このパーティーに集まった在越外交機関はベトナムとの友好関係発展強化を継続し続けるだろうと結んだ。最後に会場に集まった全ての人々は、ベトナムの人々の幸せと繁栄に、そして、べトナムと各国間友好の更なる強化と発展を祝し乾杯した。

(辛口寸評)
9月2日は、62回目のベトナム独立記念日だった。我が家ではベトナムの国旗を掲揚するくらいの他、取り立てて祝賀ムードに包まれたわけではないが、たまたまこの前の日、人を介してチェット大統領のご子息と会食した。元々会食の目的は彼に会うことではなかったが、たまたま偶然、招待された場所に出くわし、共通の友人からそのような紹介を受けたというわけだ。普通政府高官の息子や娘となると威張り散らして鼻持ちならない輩が多い印象を受けがちだが、紹介された彼は風貌は穏やかで、尊大な感じは一切受けることなく常に笑顔を保ちながら英語で受け答えをしていた。一時間半ほど食事をしながら打ち解けた中で会話を楽しんだ。また再会を約して別れた。

自宅に戻り、かみさんに会食のことと頂いたメールを見せると目を丸くして驚いていた。一日記念日とズレたものの、僕と我が家にとって佳い記念となった。と、自慢げにここまで書いてきたが、実はこのベトナムニュースの読者の中には公私とも長きに渡りベトナムの真の友人として当該国の中枢に深く関与している諸先輩方が多くおいでで、それを考えると大統領の子息に会ったくらいで舞い上がってはおれないのだが、、、、(^_^;)

9月4日(火) アドベンチャーツアーに観光客を取り込め!
*冒険的な旅行は常に多くの観光客を魅了するもので、特に何かを捜し出したり自然に親しむようなものは人気が高い。ベトナムは今、このような観光をするには非常に高い可能性を秘めた行き先として脚光を浴びつつある。現在、老若男女に関わらず、より多くの観光客がスポーツ関連ツアーへ参加しており、これらの層はそれが長期間であっても参加可能な経済環境に身をおいているものが少なくない。ベトナムは観光業発展の高い可能性を持ち、世界の中の魅力的な新興観光国として期待されている。国土の4分の3が高原や山間部の高地に属し、3000キロ以上の沿岸部には多くの河が流れ、鍾乳洞、熱帯雨林と国立公園を形成しているのだ。これらのお陰で、トレッキング、登山、サイクリング、ツーリング、ラリー、ダイビング、ボートレーズ、水上スキーなどを含むスポーツアドベンチャーツアーが楽しめるのである。

斬新で、且つ美しく、荒涼とした景色の北東部、山の多い北西部、中心地域と中央高地に暮らす少数民族の無形文化遺産はべトナムで冒険旅行をするための格好のロケーションとなりうるのだ。しかし、豊かな可能性を秘めながら、このようなツアーを組める旅行会社は数えるほどしかないのが実情だ。これまでのところ、ダラット市にあるファンジパン山やランバイアン山登頂ツアーやトウアティエンフエ省のバックマ山登頂ツアー、ニャチャンやフーコック島、それにコンダオ島でのダイビングツアー、或いは山間地域でのサイクリングツアーにバイクツーリング、ハーロン湾でのカヤックなどが僅かに催行されたに過ぎない。

ベトナムにはこれら冒険旅行の高い可能性を秘めているものの、催行し定期的なツアーとして定着させることは未だに容易ではない。
アドベンチャーツアーを開発発展させるために、国家が中心となって幅広い調査を行い、これらツアーを実施し易い場所を選定し、マスタープランを創造しなければならないのだ。また、国は社会資本への投資や投資家を呼び込むための優遇措置を講じる必要がある。そして、旅行業界関係者や外国のマスコミを集めた販促用ツアーを催行し広く宣伝に努めてゆく事が肝要だろう。

(辛口寸評)
つい最近、3年ぶりくらいにメコンデルタとクチトンネルを訪れた。
どちらも随分、観光地化されていたのには大いに驚いた。以前、メコンデルタツアーと言えば、ベトナム南西部の都市ミトー市まで車で出て、メコン河を木船、河の中洲の島を訪れ、フルーツを食べて、手作りココナッツキャラメルの作業工程と見せて貰い、後は昔一時期栄えた宗教ヤシノミ教団跡を眺め、又、対岸に戻ってお終いと何とも詰まらぬものだった。ところが、今は中洲の中の各種売り場もそこそこ整備され、おまけに中洲を縦横無尽に走る水路に小舟を浮かべベトナム人船頭に導かれ、鰐や大蛇が今にも出て来そうな密林を進んでゆくのだ。それに中洲の中で、個人旅行者から100名以上の団体客が食事をする事の出来るレストランなども完備されていた。これまで食事といえば、ミトー市に戻らなければ不可能だった事を思えば大きな進歩といえよう。

ひとつ欲を云わせて貰うなら、水路に本物の鰐や大蛇を時折出して貰えると更にスリル万点になるだろう。クチトンネルはどうかというと、駐車場に到着し、チケットを買うと以前ならそのまま反対側のジャングルに入って行ったものだが、最近は地下道が作られ、そこを潜る途中でチケットのもぎりをして貰い、ジャングルに行けるようになったのだ。しかし、確かに危険な道路を横切らずにトンネル側ヘ行けるようになったのは良いのだが、その代わり、これまで10秒でそこに着けたものが、10分ほどになってしまったのはベトナムらしくて好いのだが、歩かされる客としては何とも面白くない。(万歩計常時携行の身には善い事だが。。。)まあ、とにかく不便にならず客の目線に立った観光地開発に励んで欲しいものだ。

9月5日(水) 建設現場での労災リポート
*ホーチミン市の建設現場における労働災害はこのところ警告レベルに達しており、各建設会社が労働安全規約に注意を払わなければ今後も増加する傾向にあると云い、労働者を守るためのアクションが今すぐ必要であると、ホーチミン市労働社会保障課は労働災害に関するリポートを発表した。このリポートに拠れば、今年初めから現在にかけホーチミン市で39件の労働災害が発生し、内18名が安全装置不備により命を落とし、26名が感電死を7名が高所より墜落死したという。

タンビン区の建設現場で、作業員が22メートルの高さから落ち墜落死した。彼は命綱をつけていなかったという。7月21日にはビンタン区の建設現場で同様の事故が発生し、1名が死亡し2名が重傷を負った。感電死もしばしば建設現場で引き起こされている。今から二ヶ月前、フックフウオン社に勤める作業員のグエン・ヴァン・ドックさんは、タンビン区13坊グエン・ヒエン・レ通り24A番で建築中の家の建設現場で感電死した。フックフウオン社の経営陣が安全基準を守らず、作業員のドックさんが感電事故死に至った責任を追及された。

この建設現場では以前から作業員たちはしばしば鉄板の上を横切っていたという。しかし、事故が起きた時、ワイヤーに腐食が始まり、そこへやってきたドックさんを死に至らせたのだ。ホーチミン市労働社会保障課検査官の手に拠る報告書に拠ると、現在、建設現場での事故死の4割が感電死に因るものだという。これらの感電死の主な原因は、建設現場で不完全な絶縁器材或いは不正操作された電気を作業員に強制使用を強いるからに他ならない。報告書ではまた、建設現場での電気安全性規則違反の点検が十分になされないケースが多く、作業員たちの命が危険にさらされていると付け加えている。

(辛口寸評)
ベトナムの建設現場では、伝統的に整理整頓がほとんどなされていない。普通、日本では作業効率と安全面から使用した道具や資材は必要なとき取り出し、不必要になれば元に戻しておくのだが、ベトナムでは出したら出しっぱなしなので足の踏み場がない状態に陥る。では一日の仕事が終わって纏めて後片付けをするかといえば、それもしないので、工事現場の状態は益々酷いものとなり、この様な場所で安全を確保することの方が至難の業ではないかと思うほどだ。確かに建設会社の経営陣の安全意識を高めることも重要で、規則に沿った機材の取扱や安全基準のフォローを徹底すべきだろうが、それ以前に“整理整頓”を作業員に教え込むことが何にも増して大切だと筆者は考える。

余談だが作業員の命のコストが信じられぬほど安いのがベトナムである。通常、事故で亡くなっても保障は2000米ドルから3000米ドルほどが遺族に支払われて終わってしまう。結果的に雇用者側も作業員のことをパーツのひとつくらいにしか考えず、極論を言えば2~3人欠けても補充はいくらでもあるものだから、寧ろ事故が起こされて迷惑なのは会社だと言った感覚が普通なのだ。しかも本来純然たる労働災害法を国が用意し一定の雇用者責任を問うのが一般的なのだがここベトナムではそれがお座なりでしか無いのも問題で抜本的な整備が急がれる。

9月6日(木) 困った時の緑のおじさん
*“右見て、左見て、青になったら横断歩道を渡りましょう!”は一般的にどこの国でも守られている交通マナーだが、ことベトナムではそれも役に立たないのだ。多くのバイクや自動車はそれぞれ勝手気ままに自分たちの思う方法で行き交っているため、平均的な観光客はしばしば道の真ん中で恐怖の叫び声を上げてしまうほどである。しかし、ホーチミン市はこの度、この問題の解決に乗り出した。それは緑のおじさんの登場である。彼らの使命は観光客や歩行者の安全を守ることにある。ベトナムで何か知りたいことがあれば、公共情報を教えてくれるダイヤル1080に尋ねれば事たるが、個人的に手伝いが必要な際は、ホーチミン市の緑のおじさんに頼むことにしている。特にベンタイン市場近くのいる緑のおじさんは、密を渡るのを手伝ってくれるのだ。

一体、ミステリアスな緑のおじさんってなんなんだろう?彼らは観光客の多いベンタイン市場の交差点付近や、戦争博物館、或いはレックスホテルなどにいる。彼らはホーチミン市青年奉仕団と言い、市内の観光客や歩行者の手助けをする使命を与えられている。外国人観光客のサポートも任せられている彼らは必要最低限の英語能力を持ち、簡単で単純だが重要なセンテンスMay I help you? やDo you have a map?などを話せるという。仮に観光客がどこへ行きたいのか理解すると緑のおじさんは道順を教えてくれ、必要なら道を渡るのも手を貸してくれる。

とは言え、緑のおじさんたちのも心配がある。それは月給が少ないことだ。彼らの多くは年金受給者で構成されているものの、金銭的な報酬は僅かでしかないのだ。「助けた人々は私に敬意を表してくれます。彼らの笑顔と有り難うの言葉だけが私を嬉しくさせてくれるのです。」とある緑のおじさんはいう。また、感謝の言葉だけは文化が違っても互いに解り合えるもので、人々はThank you、Merici、有り難うと言い、または手を合わせ感謝の念を贈ってくれるものです。仮にベトナムがスローガンを作るとしたら、“ベトナムは21世紀最大最高の厚いもてなしを施す国”というのが素敵かも知れませんと緑のおじさんは続けた。

人懐っこい笑顔は通りの道案内や人助けに必要は無いと言うのは緑のおじさんに始めから参加したナムさん。観光客などは土地勘が無いためそれを逆手に彼らを騙そうとする輩がホーチミン市には多い。「あるシクロ運転手は観光客に15000ドンで値段を決めたのに、下りる時になって50000ドンを要求したりする。この様な状況に遭遇すると緑のおじさんは観光客の立場に立って収束させるのですが、時折、これら悪い人々に仕返しされることもあるのです。」とナムさん。緑のおじさんの仕事にはホテル探しや飛行機のチケットの購入、最寄りの警察やATMへの案内、その他にスリから身を守る方法などを教える事、はたまた安くてうまいフォーの店の案内と多義に渡る。いずれにせよ、これら緑のおじさんの存在は、悪いイメージが付きまとうホーチミン市の交通マナーの悪さを相殺してくれ、彼らの世話になった観光客が旅の印象を好くして帰国するのに役立つものとなっている。

(辛口寸評)
この緑のおじさんがホーチミン市内に出現したのは3年くらい前に遡る。別に観光客が集まる繁華街だけでなく、市内の交通量が激しい至るところで赤い小旗を持ち交通整理を警察(公安)と共にしているが、この緑のおじさん登場以来、本職であるはずの警察官は、彼らに専ら仕事をさせ自分たちはタバコを吸って同僚警官と無駄口を叩いている光景があちこちで見られ、ただでさえ摘発で賄賂を稼ぐと評判の悪いのに警察は遊んでばかりいると市民から顰蹙を買っていたものだ。特に、ボランティアベースの仕事ながら一日6時間働いた報酬は毎月僅か2000円程度でしかなく、市民の同情を誘い、有力新聞などに投書が続き、それと共に警察も人目を気にして緑のおじさんと手分けして働くようになった経緯がある。警察はさておき、この様に一度リタイアした人の再雇用としてこの様な使い方は日本でも参考になるのでは無かろうか。尤も、2000円では話しにならないだろうが、一考の余地はあると思われる。とは言え、よくよく観察してみると、リタイヤのおじさんだけでなく結構若い青年も活躍している。

9月07日(金) ベトナム芸能界とピンクレディー
*歌手として観客を魅了するために最も大切なのは真心のこもった歌を披露することだが、今日の多くの若手歌手はセクシーな衣装に身を包み歌うことがチャームポイントを観客に訴えることだと考えており、大人たちはこの状況を嘆いているという。このような状況がトレンドとなって迎え入れられたのは今から二年前で、ホークエンとドアンチャンの有名な二人の歌手がライブ音楽ショーでセクシー衣装に身を包み歌を謡った時に遡る。匿名希望のある歌手は、ステージ上でセクシーに振る舞うこと自体、悪いとは思わないし、彼女自身、しばしばそのようにしてステージに立つが、ファンからそれが影響し変なリアクションに繋がることはないという。しかしその一方で歌手仲間や関係者などから文句を受けることもあるとのこと。

「ファンのために如何に自身を美しく見せるかを知ることが大切で、セクシーさは私が選んだセールスポイントなのです。美しく見せることが行けないのでしょうか?悪いことですか?世界中の歌手は毎日、彼女らの自慢の身体を見せているのよ。違いますか?」と彼女。ファッションデザイナーのヴィエト・フンさんは、今日の歌手はチャーミングとセクシーであることをはき違えており、セクシーな衣装さえ着れば自分たちがチャーミングになれると勘違いし、結果的に彼女たち自身が自分のイメージを落としているのに気づいていないのですと語る。また、フンさんはほとんど全ての歌手が観衆の反応も気にせず露出度を可能な限り高く顕わそうとする姿勢に憤りを感じるという。「人はそのパーソナリティーやチャームポイントを着ている衣装や彼が住む世界の文化で主張するものであるように、歌手にとって何を着てどのように自分たちを見せるのかは彼らの名誉に掛かる重要なポイントなのだ。」とフンさんはいう。

歌番組“モーニングスター”の新人歌手フォン・リンさんは、歌手は自分たちを大勢の観客の前で美しく見せるためのノウハウを所持していることが大切で、チャーミングに見せることに因って観客を喜ばせるべきで、お色気でそうするべきではないと語る。とは言えほんの僅かなお色気を的確に醸し出すことで観客はリンさんの隠れた魅力を見出させる素養は知っておいて損にならないという。「しかし、歌手がお色気だけを先行させれば魅力は長続きせず、観客も喜ばずただの露出趣味の歌手として烙印を押され最後には飽きられてしまうのです。」とリンさん。

歌謡ショウーのプロモーター ホアン・タイ・フエンさんは、「時折、歌手がセクシーなコスチュームとミニスカートを履いて音楽ショー、或いは国家行事のような特別なセレモニーなどでも登場しますが、私には彼女らの感覚について行けません。私は歳をとりすぎたせいでしょうか、やはり落ち着いた衣装を纏い歌の実力と正確で勝負して欲しいと思うのです。何故なら、彼女らは公共の目に触れる存在であり、お色気では頂けません。」と語る。加えて、有名な彼女たちの行動様式はこの頃では若者に多大な影響を与えるようになり社会悪に変化することも見逃せません。

誰もが歌手の命が彼女らの魅力と美しさに依存するということを知っており、彼女らはファンの目に因りより美しさが磨かれるものです。
しかし、セクシーな衣装の着用が魅力を示す唯一の方法と美しさでは無いことを今一度立ち止まり考えるのが必要だろう。

(辛口寸評)
ピンクレディーが「ペッパー警部」を引き下げ初めて我が家のお茶の間に現れた時、親父はのんでいたお茶を吐き出し、お袋はばつが悪そうに慌てふためいてちゃぶ台の上の食べ終わった茶碗や皿をかき集め流しにいそいそと運んでいった。僕と弟は、ぽかんと口を開け目を輝かせて食い入るようにミーちゃんとケイちゃんの姿を画面の向こうに追っていた。衝撃的だった。それまでの日本歌謡界アイドル部門を根底から変える出来事だったと思う。お色気満点の水着のような衣装に、二人の健康的なナイスバディーは、ビートたけしで無くても思わず股を開いて“コマネチ!”としたくなるほど強烈で鮮烈な存在だった。デビュー当時の彼女たちを私の親の世代である大人たちは子供に目に触れさせたくなかったようだが、しかし彼女たちには強烈な個性を表す武器がもう一つあった。そうあの踊りのような振り付けだ。「瞬く間に女児の間で、ピンク・レディーの振り付けの真似が大流行し、完璧に踊れるのが当たり前と言われた。

ちなみに「探偵!ナイトスクープ」2001年2月9日放送分の「30代の女性は皆ピンク・レディーの振り付けを踊れる?」の調査でも、街頭インタビューを行った一般の女性達が次々と完璧に「UFO」「サウスポー」などを踊りこなし、当時の人気振りを偲ばせた。」とウィキペディアにも書いてある。事実、これを裏付けるように筆者の友人で現在は在日某国領事館に勤務する、ある美しい女性商務官は、酒が入りカラオケとなると往年のピンクレディーヒットナンバーを完璧な振り付けで再生するほどである。恐らく当時、彼女は5歳くらいだっただろうが三つ子の魂百までというように恐ろしいものである。余計な話だが彼女が歌うマドンナのライスラボニータも仲間内では定評が高い。セクシーさプラスアルファーをベトナムの芸能界でもピンクレディーを参考に採り入れてみては如何だろう?

前出のウィキペディアに因れば、人気ロックグループサザンオールスターズのデビュー曲『勝手にシンドバッド』は、沢田研二の『勝手にしやがれ』とピンク・レディーの『渚のシンドバッド』のふたつの曲のもじりであるという。(それ以前に『8時だヨ!全員集合』で志村けんが「勝手にシンドバッド」というギャグを披露しており、サザンは志村をパクったとも言える)。両曲とも1977年の大ヒット曲であり、この時期のピンク・レディー人気がいかに巨大な存在だったかを物語っている。
『渚のシンドバッド』は歌詞に「セクシー」という言葉が登場するが、これは日本のメジャーな歌謡史上で初めて使用された例だとされている。それでいて歌全体に淫靡なムードが漂わない辺りが、ピンク・レディーという存在の独特な個性だったと言えるだろう。

9月8日(土) 第三の航空会社が嵐を呼ぶか?
*マレーシア籍の格安航空会社エアーアジアがベトナムで新たな航空会社設立計画を今週、木曜日に発表した。エアーアジアはベトナム国営造船会社のヴィナシン社と組みこの地域での第三番目の航空会社立ち上げを画策しているとAP通信はエアーアジア執行役員トニー・フェルナンデス氏の談話を引用した。東南アジア随一の機材サイズを誇るエアーアジアが30%、ヴィナシン社は70%の資本参加をするとフェルナンデス氏。

ヴィナエアーアジアと名付けられる予定の新しい航空会社は、今後2年のうちに9機の機材を発注、そして納品に漕ぎ着けるという。
タイとインドネシアに提携機材を持つエアーアジアはこの地域にもう2つの提携機材を持つことになると彼は語ったが、詳細は伏せたままだった。ヴィナシン社はベトナム一の造船会社で、造船以外の金融投資・輸送サービス産業にも事業拡大を進めている。

(辛口寸評)
第三の航空会社がいつ就航可能なのか記事からは掴めなかったが、9機の機材投入後は間違いなく、早ければ3年~4年のうちには商業利用が始まるかも知れない。はっきり言って、外国人ばかりかベトナム人からも評判の悪いベトナム航空は、一頃の日航のように“親方星印”が消えず、経営陣ばかりか空港の地上勤、エアホステスまで生意気で、客を客とも思わず、飛行機が遅れても一言の謝罪もなく説明もないと来ている。余りにも不愉快な航空会社なので出来れば使いたくないと考える人も大勢いることと思う。補助金体質のくせに横柄で横着なベトナム航空をいつまでものさばらせておいてはいけない。早急に競争原理を導入しないことにはベトナム航空の未来はなかろう。この点において今回の記事は未確定なるも将来のベトナムの航空機利用者に一筋の光明を照らす歓迎すべきニュースである。

以上

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