朝日・日経・讀賣「あらたに」合同比較サイトを開設!
それなりに興味深い、朝日、日経、讀賣の合同比較サイトを開設!
大胆という人もあろう。それがどうした!?と言う人もあろう。別にぃ~!と言う人もあろう。
世間の反応を見守りたいが、今日から朝日と日経と讀賣がマクラを並べる比較サイトを開設した。呼称(名称)は「あらたにす」というらしい。URLは http://allatanys.jp である。
一面の比較ができる。社会面の比較ができる。社説の比較ができるなど、少し興味をそそられた。右から左なのか、左から右なのか。リベラルからコンサバなのか、コンサバからリベラルなのか。言いたい放題同士を並べるのか(それなら産経も必要だなぁ)、そうではなくこの国の言論を比較検証して貰おうという殊勝な考えなのか。
とにかく、一つのサイトで三紙の主張や記事を比較できるのは便利な事だ。
五十音順に並んでいるけれど、画面に向かって、朝日が左側に位置し、中央が日経で、右側に讀賣が配されるっていう構図は、別の意味でも興味深いねぇ~。これなら日経は中庸であり行司役ってところなのかなって、思わずゲスの勘ぐりをしてしまうねぇ。書評欄があるが、面白いのは、日経と讀賣が同じ書籍を取り上げて価格が異なる点だ。取り上げられた書籍はバラク・オバマの著書である。内税か外税かって単純な問題なんだけどね。価格と消費税に煩い新聞の仕業だから少し興味をそそられる。(実際はどうでもイイが)
一番下に、昨夕に暴露された、中国での手製餃子殺虫剤混入事件が飛び込んできた下りがある。夕刊が配達された頃にニュースになっても活字媒体は翌日の朝刊まで棚晒しだ。他紙を抜く事もできなければ号外ほどでもないしってところだねぇ。このため、インターネットが技と力を発揮するってワケだね。放送なら速報できる。特にラジオは速報ニュースの読み上げだけで報じる事ができる最強メディアってワケだ。この点はインターネットも負けてはいない。
これでやがて分かる事、それは朝日が外報に弱い事であろう。いつもエラそうな口を叩きたがる朝日だが、これまでも外報ニュースは抜け落ちがちだった。日常茶飯事だった。その理由は社内検閲で現場の記事表現を変えようと努力するからか?と勘ぐったことも度々だった。とりわけ、朝日の後ろに聳える中国のニュース(政治と外交)を扱うときは、出てきたときには賞味期限切れの場合が多い。草履取りだから、ご主人様を気にしないとイケナイのだろうねぇ~。その点、讀賣は構うところがないから速報姿勢を貫いてくる。なかなか見応えがある。外報は事実を事実として伝えればよいのであり、あとは読者が考えるのだから、生じた事実を伝えるのと論評する事を混同する必要はない。讀賣はストレート朝日は無い知恵を絞り評論したがる悪弊を特徴とする。産経は朝日と対極から評論したがるからオモシロイ。このサイトには収納されていない。
まぁ、なんだかんだと言ったところで、日本の知性を代表すると勝手に自認する、朝日、日経、讀賣による自称カシコ系三紙の比較サイト「あらたにす」の開設を紹介しておきたいと考える。自称カシコ系を維持できるか、それともズッコケ系へ見事に転落するか、いずれにしても興味が尽きない。
まぁ、速報を含めた各社の主張や報道記事作りは、当たり前の事ですが各紙のサイトが何よりです。念のため付け加えておきます。
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