米国ではマック対スタバ戦が本格化!日本ではバーガー各社が入り乱れ戦!
この手の、外食チェーンはご免被りたいと言うのが信条だが、最近、周囲がヤケに騒がしくなってきたように思う。
商業施設のマーケティングを担当している友人知人の類が、テナントの老朽化を防ぐためからも様々な展開を考える事が原因だけれど。
「もう、狂牛病のプリオン騒動は終わったのかぃ?」って思わず聞いてしまうところが疑い深さを強調しているって非難の目を向けられる。
先日のこと、赤坂を六丁目から九丁目方向へ千代田線の上(路上)を歩いていたら「ピザ屋」があった。ファーストフードでありコーヒーショップでありの店だった。
寒いせいもあり、思わず飛び込み注文したピザをほおばりコーヒーを飲み、道往く人を眺めながら、マックはどうなのかなぁ?スタバは最近どうなんだろう?って思っていたら、イロイロ様々なネタがあるようで、以下の引用照会記事が報じられたので、取り上げてみたい。
まずは、スタバとマックは、これから米国市場で激突する。互いにしのぎを削って闘うワケだ。当たり前の事だが、スタバが登場するまでは、この手の店でマックは上昇ビジネスだった。スタバは、従来のコーヒーチェーン店の概念を覆す事と、マックの牙城に挑戦し結構な線まで追い込んでいた。しかしながら、米国の市場は無原則に広いワケではないので、一定の規模になれば市場拡大は難しくなる。
それでも拡大したいなら、セカンドラインを構築するとか、あるいは別の業態を構えるとかするのが経営を知る人間の知恵というモノだ。
でも、スタバはそうしなかった。
どこでも、辺り構わず、コンセプトも何もあったものではない。立地条件も適正かどうか厳密に考える事もしないで出店を続けた(らしい)。
出店を続けなければ、スタバの売り上げ規模と企業価値を維持できない。という強迫観念に駆られたのだろうが、無原則無定見の代表チャンプみたいな経営者だ。
結果は、コンセプトが崩れ、オシャレなイメージが消えてしまい、何処にでもある普通の店に見事に後退したワケである。
対するマックだ。
こちらは、10年前までは、向かうところ敵無しで「我が世の春」を謳歌していた。
そこへスタバが西海岸から全米を手に入れるべくマックの市場へ乗り込んできた。
マックはさすがに横綱で、「金持ちケンカせず」に徹しきり、市場が違う顧客層が違うと穏やかだった。
しかし、相手は、とうとうマックの牙城を攻略し始め、いつの間にか「マックは安くて珍奇で時代遅れ」のイメージにすり替えられ、それがすっかり定着してしまい。人気ナンバーワンの座から蹴り出されそうになった。
これはマックの沽券に関わるから、許せるワケがないってことで、俄然ヤル気になったってワケだ。
それで新メニューを矢継ぎ早に開発し、店舗の形状もレイアウトを含め大きくイメージチェンジして、対抗しようということらしい。
マック対スタバの戦いは、まだ日本市場で繰り広げられる要素は多くない。
それより、マックは日本市場では、スタバ以外に、サンマルクというチョッと小技を持ったのが出てきた。ドトール(エクセルシオール含む)は競争相手ではない(スタバの競争相手だ)。しかしスタバの動きは無視できない状態ってところか。
それより、自社の基本ドメイン(事業領域)が俄に忙しくなってきている。
バーガー各社は、マックを軸に結構な展開をするようになった。
「モスバーガーはマックに勝てるワケがない」って言われてから久しいが、勝てはしないけど負けもしない。相撲に例えると「関脇」程度の地位は確保してしまった。モスはなかなか手強いのだ。
ロッテリアも、勢力拡大中で確実に「大関」だ。
価格を上げたり下げたりで、少々、消費者の顰蹙を買った事もあったけれど、それでも一連の混乱を克服して横綱マックの地位は譲らなかった。
そんなこんなの今日この頃を消費者の立場から!
引用開始→ 日本にも?米でマックVsスタバ「コーヒー戦争」勃発(夕刊フジ) NEWS @nifty
ハンバーガーチェーン世界最大手「マクドナルド」と、コーヒーチェーン最大手「スターバックス」が米国で全面戦争に突入する。両チェーンはこれまで客層を棲み分けてきたが、出店数が飽和状態にあるマックがスタバ式エスプレッソマシンを導入する方針を打ち出し、「旨いコーヒー」というスタバのテリトリーに踏み込んできたのだ。熱いバトルは果たして日本にまで飛び火するのか?!
米ウォールストリート・ジャーナルがマックの内部資料をもとに、マックが米国内の1万4000店にコーヒー専門コーナーを設置し、10億ドルの増収を狙うと報じた。
マックはエスプレッソやカプチーノの新メニューを導入。スタバが設置する「バリスタ」と呼ばれるエスプレッソマシンと同種の機械を使って客の目の前でコーヒーをいれるというのだ。さらに店内で音楽をネットでダウンロードするサービスを検討するなど、多くの面でライバルの「スタバ流」を踏襲する。
これについて『コーヒー学入門』の著者で圓尾飲料開発研究所代表の圓尾修三氏は「米マックでは特に米国人にとって重要なコーヒーの評判が悪く、いくらお代わり自由でも飲まないという悩みが長年あった」と説明。
商業環境研究所代表の入江直之氏は「スタバはハイクラス、マックは低価格層と客層が重ならなかったが、マックはこれ以上の出店が難しく、コーヒーのテークアウトで流動的な客層を引き込もうとした」とマック側の思惑を分析した。
迎え撃つスタバはこれまで急成長を遂げてきたが、昨夏に初めて客数減に転落。米国内の消費者報告では「マックのコーヒーがスタバの味を上回った」との不名誉な評価まで受けた。創業者のハワード・シュルツ会長は「客の前でコーヒー豆をいるという伝統と風味が失われた」と酷評。自ら最高経営責任者(CEO)に返り咲き、陣頭指揮を執る方針を打ち出した。
日本ではどうか-。
スターバックスコーヒージャパンは夕刊フジの取材に「日本のマックがカフェに力を入れているのは実感しているが、業界自体の活性化につながることで歓迎する」と余裕の見解を示した。
日本でもマックが豊富な種類をそろえるなど、コーヒーに力点を置き、主力のハンバーガーは扱わない「マックカフェ」を試験的に展開。スタバ側も朝食用の食事メニューを充実させるなど、客層拡大を目指して互いの分野にジワジワと浸食していた。
だが、日本マクドナルド側は「エスプレッソマシンの導入は検討していない。マックカフェも試験的なもので全体の戦略とは言えない」と断言。「ハンバーガーと最も合う1種類の味」で勝負する意向を強調した。
圓尾氏は「米国とは事情が違う。日本ではカフェの雰囲気を味わうのであって、マックでコーヒーを飲むかというとイメージ的にそうではない」と指摘。入江氏も「日本のスタバは喫茶店の延長であり、味より空間、時間や席を買っている。片やマックはあくまでモノを食べに行くところで、傾向の違いがはっきりしている」と分析する。
だが、“立て直し屋”といえる原田泳幸氏が社長に就任し、子供から大人まで家族ぐるみの顧客を育てる方式から、メガマックなど若者に焦点を絞った短期収益型戦略に転換した日本マクドナルド。入江氏は「原田体制では大きく方針は変わらないだろうが、この新しい客層が離れてしまうとなったときには、ビジネスモデルを見直さざるを得なくなる」と語る。
[産経新聞社:2008年01月26日 17時25分]
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引用開始→ ウマいかマズいか“新作ハンバーガー食べ比べ”(日刊ゲンダイ) NEWS @nifty
外回りの最中に、つい食べたくなるのがハンバーガー。昨年末から各社が新作を発売し、派手なCM合戦を繰り広げている。それぞれどんな特徴があるのか。料理評論家の小野員裕氏に解説してもらった。
●ワールドフェイマスハンバーガー(T.G.I.フライデーズ・ジャパン 1480円)
ワタミグループのチェーン店。パテ(ハンバーグ)は200グラムで、食べやすいようにナイフ、フォーク付きで出てくる。小野氏の感想はこうだ。
「きっちり焦げ目がついたパテをレタスやオニオンが包み込む。ダイナミックなつくりはまるで野外でバーベキューを食べている感覚。値段が高めなのは店内の内装にお金をかけているからでしょうか」
●スーパーメガウェンディーズ(ウェンディーズ 500円)
3枚重ねのパテの間にチーズがトロ~リ。
「高さ10センチ、パテは300グラムもありました。500円でこのボリュームは大食漢にピッタリ。ただ、大きいせいかハンバーグではなく肉を食べている感覚。肉と味付けのバランスがいまひとつの印象が……」
●北のコロッケバーガー(モスバーガー 250円)
パンの中に大きめのコロッケ。ホクホク感、サクサク感を楽しめる。
「けっこうお腹にたまるので、忙しい人はこれだけ食べれば次の仕事に飛んで行けます。味付けが普通のソースだから、冷えたらただのコロッケパンになってしまうのが難点でしょうか」
●絶品チーズバーガー(ロッテリア 360円)
トマトもレタスもケチャップもなし。チーズの味で勝負の会心作だ。
「ペッパー以外は余計な味付けをしないという潔さ。チーズをチリチリに溶かした独特の風味。これぞ大人のチーズバーガー。難を言えば値段のわりにややボリュームに欠けますね」
●粗挽き200Gバーガー(ベッカーズ 670円)
名前のとおりパテは200グラム。輪切りのオニオンをソテーにしてパテの下に敷いている。
「ソテーなのでオニオンの味にふくらみが出た。ソースと肉の味のバランスもいい。あえて言えば、ソースが少し甘いような気がしますが、完成度の高さには脱帽です」
●カニバーガー(ロッテリア 330円)
パンにカニのカツレツをはさんでいる。
「ソースにも甲殻類の風味を持たせているところがミソ。ヘルシーな揚げ物を手っ取り早く食べたい人にオススメです」
●たまごダブルマック(マクドナルド 290円)
2枚重ねのパテの上に目玉焼きがのっている。
「目玉焼きの白身がツルンとしていて、パテとの相性がいい。粗びきコショウの風味が全体を引き締めています」
◆デンマークからきた「ホールドバゲット」
ハンバーグ以外にも新顔がある。デンマークから来た「ホールドバゲット」(310円~)はフランスパンに穴を開け、ソーセージを差し込んだシンプルなつくり。
「普通のホットドッグと違い、パンのお尻までソーセージが入っているところがいい。パンが硬めなので、歯が弱い人はソフトパンを注文したほうがいいでしょう」
[日刊ゲンダイ:2008年01月27日 10時17分]
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