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2008/02/05

モトローラ携帯電話端末から撤退・事業売却へ!

先日の記述で、モトローラの携帯電話端末事業が大赤字であり、苦戦に苦戦を重ねた挙げ句事業から撤退し売却する事を決めたと、簡単に触れたところ、いろいろな反響を得たので改めて紹介しておく。

一時は中国で、バカ受けして大儲けで笑いが止まらなかったモトローラ。
でも結局は、中国での事業が足を引っ張り儲け損ないに陥り、敢えなく、全世界の携帯電話端末事業から撤退する事を決めた。

後は、安価な携帯電話端末事業を繰り返しガリバーを目指すのは、フィンランドのノキアと韓国のサムスン(三星)に絞られそうだ。
安物のオモチャケイタイは、安物二社に任せておけばよい。
どうせ、中国市場は二極化するのだから。日本の携帯電話端末事業者は焦らずゆっくり攻めればよいが、別にモノ真似しかアタマにない中国でワザワザ先端技術を奪われる必要もない。
何たって、世界の携帯電話端末事業で「日本の部品」がなければ、生産そのものが成立しないのだから、立派な技術ソフトまで提供してやる事はない。
この点が、ヒョウタン・フクダもトツベン・オザワも根本的に間違っているところだ。

何よりも、モトローラは、世界で携帯電話事業を成立させた事業者なのだから、この点では残念な気持ちだ。しかし、モトローラが携帯電話端末で大赤字を垂れ流し、会社の基盤そのものが危うくなるのはもっと忍びないから、静かに見守ってきたというのが正直なところだ。

引用開始→ 米モトローラ、携帯電話不振で業績下方修正・1―3月期  (日経NET)
更新:2007年3月22日 15:37

【ニューヨーク=八田亮一】米モトローラは21日、携帯電話機の販売不振を理由に1―3月期の業績見通しを下方修正した。売上高を当初の104億―106億ドルから92億―93億ドルに下げたほか、一株損益が約5年ぶりの赤字になるという。立て直しのため、空席だった社長兼最高執行責任者(COO)職にグレゴリー・ブラウン上級副社長が就任。エド・ザンダー最高経営責任者(CEO)と2人三脚で業績改善を目指す。

下方修正は2・四半期連続。売上高の7割弱を占める携帯電話事業で価格競争が激化したほか、新製品の売れ行き不振が響いた。通信機器とケーブルテレビ(CATV)受信機事業は計画通りという。1―3月期の一株損益は0.07―0.09ドルの赤字(前年同期は0.27ドルの黒字)になる見通し。

2007年通期では黒字達成を目指す。1月に従業員の5%に相当する3500人の削減を決めたほか、調達する半導体の見直し、高機能製品の投入で携帯電話事業の収益を回復させる。
(C) 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ 米モトローラ94%減益・7-9月、携帯電話販売不振  (日経NET)
更新: 2007/10/28 07:18

モトローラが25日に発表した7―9月期の最終利益は、前年同期比93.8%減の6000万ドル(約68億円)だった。携帯電話の販売不振は続くが、人員削減などコスト低減で3・四半期ぶりの黒字。売上高は同16.9%減の88億1100万ドル。

期中の携帯電話機の出荷台数は30%減の3720万台。世界シェアは9.4ポイント減の13%となり、韓国サムスン電子に抜かれて3位に転落したもよう。携帯事業の営業損益は2億4800万ドルの赤字(前年同期は8億4300万ドルの黒字)だった。(米州総局)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

<米国・時間外>
引用開始→ モトローラが急伸――携帯電話事業の分離を検討  (日経NET)

【NQNニューヨーク=千田浩之】(17時50分、NYSE、コード@MOT/U)
携帯電話大手のモトローラが時間外で急伸。前日比0.21ドル高の11.50ドルで通常取引を終えた後、12.70ドル前後で推移している。1月31日夕に、携帯電話事業の分離を含め、会社の再編を検討していると発表したことから、買いが膨らんでいる。同社は携帯電話事業の不振で減益が続いており、経営再建への期待を誘ったようだ。
(2/1 8:20)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ モトローラが携帯事業売却も、販売不振で赤字続く

【ニューヨーク=池松洋】通信機器大手の米モトローラは1月31日、携帯電話事業の分離を検討すると発表した。

世界の携帯電話メーカーの中で、モトローラはノキア(フィンランド)、サムスン電子(韓国)に次ぐ3位だが、販売不振で赤字が続いていた。今後は携帯事業の売却などを模索すると見られており、携帯メーカーの世界的な再編につながる可能性もある。

モトローラは1984年に世界で初めて携帯電話を発売したが、最近はコスト競争力やデザインなどで苦戦を強いられている。このため同日、「国際市場で成長と収益力を取り戻すため、戦略上の再編成を行う。携帯電話機器の分離も選択肢に含まれる」との声明を発表した。

2007年10~12月期決算では、携帯電話などの「モバイルデバイス」部門の営業利益は3億8800万ドル(約410億円)の赤字だった。世界シェア(市場占有率)も一時は30%に迫ったが、07年は13.9%に落ち込んだ。
(2008年2月1日13時11分  読売新聞)
YOMIURI ONLINE Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

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