日本も捨てたモノではない
少し旧聞になるが、1月末頃に讀賣の調査が紹介されていた。
それによると、以下紹介のとおりだった。
有り体に言えば、少しばかり安心した。安堵したという方が適切かも知れない。
先日、携帯電話について触れた際にも記したが、日本の世論を創出するマスゴミ各社は、対外関係について充分な知力を持ち合わせているのか疑問を払拭できない事が時折ある。
例えば、「世界で日本製の携帯電話端末のシェアが低い」と指摘し、もっと売れるはずだ!と叱咤激励をする傾向が強く、もっと実態を知らない意味不明の総務省という三流半官庁も一緒になり、なんと日本の携帯電話端末を世界で売りまくろうと言い始める始末である。
今日は具体的に触れないが、携帯電話端末を世界で初めて開発し世界市場で30%のシェアを保つモトローラは携帯電話端末事業の売却を含め撤退する事を表明している。
中国での低価格競争に巻き込まれ、前にも後ろにも進めなくなった事が最大の要因である。
程度の低い製品(ローエンド)を大量に作り続け、大量に供給した事で、価格崩壊を招き自らの首を絞めたワケである。
賃金の安い国「中国」で低賃金(技術力を欠く)を武器に、高度なハイテク商材の端末を大量生産しようという思考そのものが最初から破綻していたワケである。
その事実をよく分析せず、近視眼的オバカサン経済学者の尻馬に乗り、日本は携帯電話端末を中国でも大量販売する事も視野に入れ低次元の競走に参戦しようと狙っているらしい。
このテーマで、何が主張の本筋かといえば、わざわざ高度ハイテク(ハイエンド)商材である日本の携帯電話端末を設備も制度も整備されない中国市場を始め途上国市場で売る事はないし、技術提供する事もないという事である。
まさに新幹線技術と同じで、そっくりそのまま「パクリ」され、価格競走に巻き込まれ一巻の終わりである。モトローラが中国市場で10年保たなかった事を考えるべきである。
三流半官庁の総務省を取りまく、五流半程度のお抱え侫奸御用経済学者の尻馬に乗せられたアホーどもは日本の利益を売り飛ばそうと日々蠢いているのである。
最大の売国奴は政府の中にいる。
それでも、多くの日本人は、国に誇りを持っている!
これが、讀賣の調査で示されたので、少し安心してもイイのかな?というのが素直な感想だ。
教育水準・科学水準にもっと誇りを保てる人を増やせるように国は政策努力すべきである。
引用開始→ 「日本国民に誇り」93%で過去最高…読売調査(読売新聞) NEWS @nifty
日本国民であることを誇りに思う人は93%に達し、「国の役に立ちたい」と考える人も73%に上ることが、読売新聞社の年間連続調査「日本人」で明らかになった。
いずれも、過去の本社調査と比べて最も高い数値。戦後60年余りを経た今の日本人の「国家意識」の高まりがうかがえる。
今回の調査は、連続調査の1回目として「国家観」に絞って12~13日に面接方式で実施したもので、今年で開始30年となる本社毎月世論調査の過去の結果とも比較し、変化を探った。
今回、日本国民であることを「非常に誇りに思う」と答えた人は55%で、「少しは誇りに思う」は38%だった。「誇りには思わない」は6%に過ぎなかった。本社調査では同じ質問を1980年、86年、95年にも行っており、「非常に」「少しは」の合計は91%(86年)、「非常に」は54%(80年)が最高値だったが、今回はいずれもこれを上回った。
「日本の国や国民について、誇りに思うこと」の具体的内容を複数回答で選んでもらったところ、「歴史、伝統、文化」を挙げた人が72%で最も多く、「国土や自然」43%、「社会の安定・治安」「国民性」(各28%)などがこれに続いた。86年の同様調査と比べると、「歴史、伝統、文化」が19ポイント増えた一方、「教育・科学技術水準」が22ポイント減の19%、「経済的繁栄」が17ポイント減の19%に落ち込んだのが目立った。
「国民の一人として、ぜひとも国の役に立ちたい」との考え方については、「そう思う」が73%だったのに対し、「そうは思わない」は20%だった。2005年の同様調査ではそれぞれ68%、28%で、国への貢献を前向きにとらえる意識が強まったことがわかる。
政府のあり方について、「小さな政府」と「大きな政府」のどちらを望むかを尋ねたところ、「小さな政府」を選んだのは38%で、「大きな政府」の33%を上回った。ただ、00年の同様調査と比べると、「小さな政府」を望む人は9ポイント減り、「大きな政府」を求める人は4ポイント増えた。この間に小泉内閣が進めた市場原理主義的な構造改革で、格差問題が深刻化したことなどが影響したようだ。
[読売新聞社:2008年01月24日 19時56分]
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