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2008/02/11

中国雑感。ちょっとアバウト過ぎますかねぇ?批判と非難をしておこう!

大学院へ留学してきた中国からの留学生と一緒に過ごす時間が増えました。

中国国籍の留学生と一括りにできないほど、様々、イロイロです。
ナマの個性に溢れています。
「コラコラコラム」主宰者は、長年アジア各国との付き合いがありますから、多少の事では驚きません。しかし、初めてお付き合いされる方は、毎日が新鮮な発見の連続であろうと思います。まぁ、その凄い事、スゴイ事、すごい事。

一概に「中国からの留学生」って言ってみても、その出身地は様々です。
多くの場合、「漢族」の人たちです。
これは、「漢族」が中国大陸の他民族(少数民族を含め)2000年間で制圧してしまった事実を顕しています。
あるいは、いつ滅ぼされるかと「万里の長城」に代表される石の柵を営々と2000年近い年月をかけても造り続ける事と同じでしょうね。他民族を制圧し同化させてしまうワケですから。
こんな事を考えたら、漢族中国人の日本に対する警戒心や猜疑心がよく理解できます。
だって、漢族は厚顔にも、大陸部では周辺の国々(民族)を悉く支配隷属させてしまったじゃないですか。厚かましい事ですよ。

中国の悪逆非道について、少し、お復習いをしておきましょうか!?

チベットは中国に軍事侵攻され、あっけなく占領されてしまいました。
既に50年の歳月が経過しています。
チベットは分割され支配されています。
①チベット族自治区、②四川省チベット族自治州、③青海省、の三つです。
これが元のチベット王国です。
主権国家へ白昼堂々と軍隊を送り、侵略し、政権を打倒して占領する。
それだけでは事足りず、反乱に備え、分割して統治する。
その上で、大量に「漢族」を移住させる。つまり「植民」して支配するワケです。

この手で、①新彊ウイグル族自治区も簒奪しました。②内モンゴル族自治区もそうです。
③広西チワン族自治区も同じです。見事に汚い遣り口です。そう思いませんか?

何より驚かされるのは、①遼寧省、②吉林省、③黒竜江省の東北三省です。ここは何を隠そう「満州族」の土地であり国です。しかし放置しておくと、また日本ロシアと組んで、「漢族」の中国を襲うかも知れないと考え、満州族自治区とせず、三省に分割し「漢族」を大量に植民し直轄統治しているのです。凄い事だホントに!

つまり北京から見たときの辺境をいかに支配するかが、彼らには重要な事であり、北京から見た辺境に暮らす「蛮族」をいかに統治するかに知恵を絞ってきたのである。

ちょっと適わない蛮族の国が、海を隔てて存立しており、ここをどう従え支配するかが北京にとり頭が痛いのである。
その蛮族の国とは「野蛮な国」→「Japan(ヤパン)」→「日本」である。
自分たちが、満州族の「清」に支配されていた間に、なんと「欧州の技術」を巧みに取り入れ、我が栄光なる「漢民族」の地に足を踏み入れ蹂躙し辱めた許せないヤロウドモという事になっているらしい。
たかが4000年ほど前は、西安の近くで細々と命を繋いでいたヤツラに過ぎない漢族が。
それが始皇帝を担いで「秦(Chin)」を打ち立て、「鉄器」を駆使した暴力で周辺制圧を繰り返し漓江を下り長江の南への侵攻を果たし遂に「漢族」による「中国大陸主要部」の支配を確立するのである。爾来、厚顔にも中国大陸で他民族圧迫を繰り広げ植民政策により現在の版図を我がモノとした。
この間、周辺の蛮族であった「蒙古族」と「満州族」による屈辱の支配を受けた。
これは漢族には認め難く許し難いトラウマとなっている。
しかし、何よりも許せないのは、海を越えて攻め込み誇り高い「漢民族」を蹂躙した蛮族の国「日本」である。
その原因を為したのは「満州族」の「清」である。従って「満州族」も絶対に許せないのである。
いまは、朝鮮半島を緩衝地帯にしているが、日本について、油断したら何をするか分からないという理由で、機会ある毎に警戒の度を高めている。

この前提があって
さて、中国からの留学生であるが、
現在、どこの大学(学部)も大学院も、後期の成績評価あるいは通年の成績評価の時期である。
一般的な成績評価は、①出席評価、②講義中の態度(質問や討議への参加、あるいはその中身)、③理解力(定期テスト、課題レポート)、④講義途上のミニテストや課題レポート、などを組み合わせ総合的に評価する。
少し受講生の数が多いと、欠席しても他の受講生(留学生)に出席チェックさせ、配布資料を平気で受領する。だから総受講数と配布準備資料の数が合わなくなる(それで判明)。
①課題レポートは、多くの場合、インターネットのウェッブ上からダウンロードして平気で、自分のレポートとして平然と提出してくる。
②個人発表させると、これまた、ダウンロードしたか書籍資料を丸写しのまま、数値の裏付けもなく、データの根拠も示さず「自分に都合良く決めつけ」意見を主張する。
③プライドだけは高く、常に誰彼なく周囲に対し攻撃的である。
従って、自己防衛のためには、根拠なく平気で自己宣伝するし相手への攻撃を加える。
④論理的に追いつめられ論破されても、自らの「論理的破綻を認めない」。
⑤絶対的に、勝てない相手には、すぐさま擦り寄り泣きつき援助を求める。
⑥危機を脱した後は、平気で支援者を無視する「自分の力だ」と厚顔にも主張する。

一方、本当にマジメに頭が下がるほど、勉強する留学生もいる。一生懸命だ。
議論しても枠組みと切り込みが鋭い。素晴らしい成績を残す。人としての素養も確立された教養人である。基礎的学力を完璧に備えた留学生もいる。台湾から来ても、大陸の辺境(内モンゴル)から来ても、複雑な東北三省内の地域の少数民族であっても、真摯に学ぶ姿は美しくもある。

しかし、仮面だけ被った何が目的なのか分からない留学生の方が多い。
留学資金を工面して日本へ来て、できれば日本の大都市名を冠した大学(学部)や大学院に在籍する事を目的として、「学位記」を買いに来ている(人とサービスにかかる貿易と考えるとよい)だけの○○野郎や○○小姐も多数いや無数に存在しているのも事実だ。
中国からの留学生で勉強する留学生は5%程度だ。95%からはしっかり授業料や追試料をたんまり課して巻き上げる。気に入らなければ勉強すればよいのである。つまり正当で高いガードを設ける事が必要だと思う。

これが、この一年近い時間の中で「中国人留学生」を眺めた結果得た確信である。
一つひとつ、論拠を上げて解説できる。(長くなりすぎるので、ここでは割愛する)

さて、もう一つ興味深い話題を、
上海の日本人学校で4月から使用する教科書800冊を日本から送ったところ、中国・上海の税関は「不適切」と通関を差し止めているという。
理由は、地理公民の教科書に「尖閣列島」を「日本領」と記述している事が気に入らないらしい。(NHKの報道による)
上海・浦東の日本人学校(文部科学省が位置づけ教員を派遣している)で正規に使用する教科書の表記にクレームをつけられ通関を差し止められている事実が明らかになった。
それでも、本邦政府は何も言わないのである。
ヒョウタン・フクダの内閣は、中国のする事なす事に何も言わない。屈するだけである!
日本国民は、この事実を見逃してはならない!

中国とは、そのような国なのである。
だから、中華饅頭低国と揶揄するのである。
その程度だから、雪に漏れてしまえ!とコラコラコラムは主張するのである。
人のモノを平然と占有しても平気である。プライドだけは高いのである。
ガキの思考と論理である。相手にできないのである。ハッキリ言って○○である。
日本は、考え直した方がよいと思うのである。

毒入り餃子事件も、流通事業者がしでかした無責任な事業展開の結果である。
安ければよい、安い方がよい」と無責任に声高に主張した、○○の消費者も一方の加害者である。この点への自己反省が求められる。
しかし、何よりも責任を感じなければならないのは、無責任の頂点に立つ「JT」と子会社「JTフーズ」である。官僚天下りの元官営会社の発想と責任感は、この程度である事をこの度の事件で露呈した。

「毒入り餃子事件」のコメント、産経新聞と夕刊フジに掲出された富坂氏の話は、かなりの真実が込められている。当局が禁止しても守らないヤロウドモはいくらもいる。ウヨウヨいる事実である。「上に政策があれば、下に対策があり」の国だから。この点を忘れてはいけない。農薬などは典型だし、卵の件など、留学生の思考や行動を見ていると直ちに納得できる。どうでも良い事に必死になる点は共通している。この種の思考と行動は「挑戦葬聯」にも共通しているけれど。

引用開始→ 「中国の軍拡、地域に懸念」高村外相が国際安保会議で講演  (讀賣On Line)

【ミュンヘン(ドイツ)=松永宏朗】ドイツを訪問中の高村外相は10日昼(日本時間10日夜)、国際シンポジウム「ミュンヘン安全保障政策会議」に出席し、アジア地域の安全保障について講演した。

中国の軍事力近代化について、「透明性が不十分だ」と警鐘を鳴らす一方、最近の日中関係の改善が急速に進んでいる現状を国際社会にアピールしたのが特徴だ。

日本の閣僚が同会議で講演したのは初めて。会議には、米国をはじめとする北大西洋条約機構(NATO)加盟国のほか、中国やインド、ロシアの関係者らも出席。講演は、欧米諸国で高まる中国への関心に応えるため、中国に関する説明に重点を置いた。

外相は、アジアの安定と繁栄のためには、「政治・軍事分野での信頼醸成を通じて透明性を高め、不安定化につながるリスクの軽減が必要だ」と強調。そのうえで、中国が続ける軍事費拡大について「透明性に依然として不十分な部分がある。より詳細な内訳の説明が必要だ。不十分なままでは、地域の懸念の増大につながる」と指摘した。

外相がこの点を強調した背景には、欧州連合(EU)の対中武器禁輸措置を継続するよう求める狙いもあったと見られる。

外相は一方で、日中関係について、「両国は、今やアジアと世界の安定に大きな責任を共有し、『戦略的互恵関係』の構築に取り組んでいる」と説明し、「良好な日中関係」をアピールした。欧米諸国では、「小泉政権時代の両国関係悪化の記憶がなお鮮明」(外務省幹部)なため、講演はこうした見方を払拭(ふっしょく)する目的もあった。

外相はまた、福田首相が提唱する「日米同盟とアジア外交の『共鳴』」について説明し、「日本がアジアでの活動の場を広げることで日米同盟の価値も高まり、さらなる強化につながる」と強調した。
(2008年2月10日22時29分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

引用開始→ 外相 中国の軍事力増大に懸念  (NHK On Line)
2月11日 6時12分

「ミュンヘン安全保障会議」は50年近く続いている国際会議で、欧米では安全保障分野の「ダボス会議」とも呼ばれています。高村外務大臣はこの会議に日本の閣僚としては初めて出席し、およそ40か国の外務・国防関係の閣僚ら250人を前に演説しました。この中で高村大臣は、日本の安全保障の要となる日米同盟について、「アジアの安定と発展にはアメリカの継続的な関与が必要で、日米同盟の強化はアジアの平和と繁栄の基盤を強化する」とその意義を強調しました。このあと中国について触れ、「北朝鮮をめぐる6か国協議の議長国として積極的な役割を果たしている」として、アジアでの建設的な役割を評価しました。その一方で、高村大臣は「軍事面での透明性が不十分なままでの中国の軍事力の近代化や軍事費の拡大は、地域の懸念を増大させることにもなりかねない。あらためて中国側の努力に期待したい」と述べました。中国の軍事費は19年連続で2けたの伸びを示しています。高村大臣としては、欧米の安全保障関係者の前であえて軍事費の透明化を求めることで、中国の姿勢だけでなく、中国に対する武器輸出を解禁する動きがあるEUをもけん制するねらいがあったものとみられます。
(NHK On Line News)  ←引用終わり

引用開始→ モノ見る目を失った日本人…中国ニセ食品のカラクリ(夕刊フジ)

“殺人ギョーザ”事件で改めて注目を集める中国の「食の安全」。豊富な経験と人脈を生かし、中国社会の表裏を描き続けてきた第一線のジャーナリスト、富坂聰さんの「中国ニセ食品のカラクリ」は、薬品まみれの食品やニセ食品が生み出される生産現場の実態をつづった渾身(こんしん)の一冊だ。五輪を目前に急激な発展を続ける中国ではいったい何が起きているのか。

--食の問題を描こうとしたきっかけは

「2006年秋のエチゼンクラゲの大量発生の原因を追って中国の環境問題を描こうとしたところ、思い付いたのが身近な食事情でした。中国に暮らすと、当たり前のことでも日本では意外に知られていない。半年間ウオッチしたら、出るわ、出るわ。2つの驚きがありました」

--驚きとは

「1つは、いくら当局が厳しく取り締まってもそれをかいくぐってチャンスをつかもうという人はなくならない。ニセ卵作りなど、ほんの1円、2円のために頭と体を使う情熱に感服しました。社会の貧困の格差がなくならない限り、中国は変わらないなと」

--もう1つは

「地元メディアが平気で行政批判をしていることです。当局幹部が『メディアが報じてきたことは99.9%正しい』と言及するなど、行政が意図的にそうさせている面もあるのでしょうが、メディアは自ら読者に向き始めているのです。面白いものを書くという流れは今後、止められないでしょう」

--現場の声を豊富に取り上げられていますが

「情報は上流(現場)に行けばいくほど価値が高まるので、現地の声を聞くというのを基本にしてきましたが、食の報道は地元メディアによるところが大きかった。取材のたびに地元紙を読むのが楽しみなぐらい。中国人は本来、珍しいことが大好きな人で、こういう人たちが本当に解放されるとすごいだろうと実感しました」

--最も衝撃的だったのは

「日本ではあまり反応がありませんでしたが、ホルモン剤を多用した食品のせいで、乳房が14歳のレベルまで膨らんでしまった5歳の女児やヒゲが生えてしまった男児ら子供の異変を指摘した医師らの証言。人間が壊れていくんじゃないかと非常に衝撃的でした」

--「ルールを守ると生きていけない」との表現がありますが

「例えば高級薬草の『冬虫夏草』を鉛の粉を混ぜて高く売る生産者がいれば、はかりを不正改造して安く買いたたこうとする買い手がいる。何かしないと本当に損する国なんだと思いますが、発想の豊かさには感心させられました」

--解決策は

「食品問題に劇的に改善する特効薬はありません。かつて日本は防波堤を高くしていましたが、安いモノを求めてどんどん奥地へ入っていきました。冷凍ギョーザの事件で分かるように、中国と同じ水位にあり、ジョボジョボと(製品が)入ってくる状態。付き合っていかざるを得ないんです」

--日本人はどうすべきか

「安さには理由があるということに気を付けないと。日本人は安さだけでいいモノを淘汰(とうた)してきてしまった。中国に依存して原材料にも接触せず、モノを見る目を失っている。再び堤防を高くしても例外は入ってきてしまう。それより売れなければ、彼らも作らないわけで、本物を見る基準を養うことが、日本の食を見張る意味でもいちばん必要ではないでしょうか」

【とみさか・さとし】1964年、愛知県生まれ。北京大学留学後、豊富な人脈を生かした中国のインサイドリポートを続ける。「龍の伝人たち」(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞を受賞したほか、著書に「潜入 在日中国人の犯罪」(文芸春秋)がある
[産経新聞社:2008年02月09日 19時25分]
Copyright(c) NIFTY 2007 All Rights Reserved.    ←引用終わり

併せて、中国大批判を以下で10連発↓

① 3月17日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_c6c5.html

② 3月16日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_7025.html

③ 3月15日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_e635.html

④ 3月13日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_0fe7.html

⑤ 3月10日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_1692.html

⑥ 3月01日→  https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_1f76.html

⑦ 3月07日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/03/post_be75.html

⑧ 2月28日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/02/post_103f.html

⑨ 2月23日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/02/post_c9f2.html

⑩ 2月15日→ https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/02/post_7ce8.html

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