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2008/03/26

春の大相撲大阪場所、観戦後に喰うなら「ふぐ」だ「太政」だ!

某月某日:

大相撲「春場所/大阪場所」へ足を運ぶ。「荒れる春場所」の噂はどこへ!?足を運んだ2日とも「平穏な取り組み」が続いておりました。「多忙、多忙、超多忙、あぁ、忙しい、時間がない」などと言っているくせに、「よくもまぁ、2日も相撲見物などできるものだ!」と批判の礫が飛び込みそうだから、場所が終わるまで黙って過ごしたワケである。

春場所へ足を運ぶには理由があって(と言い訳をしておこう)、第一の理由は、遠縁が著名な親方である。現役時代は中々の相撲技を披露し観客を沸かせた人物だ。大阪での春場所はできる限り時間を見つけ(都合し)駆け参じる具合になっている。これは遠縁とはいえ親戚づきあいである。当のご本人(いまや親方)は、東京で生まれ育ったのだが、本籍地は親の郷里に置いている。というワケで誇りに思う(自慢の)人物ってワケだ。

互いに出会うのは春場所の時期だけだ。

もう一つの理由は、遠い国から大切な友人がやって来た事だ。2年前の春にも訪ねてきた。「おぉ、よく来たなぁ~!ホントによく来てくれた!」ってワケだ。今回は、日本の某著名大学(垂涎の的)へ留学(入学)する大切な子息を伴いというか、心配なために日本まで親が附いてきたって事だ。念願適った晴れの入学式は4月だ。母国でたんまり勉強し、加えて「日本語」を学び「日本語検定1級」に合格し堂々の留学来日である。それでは、何よりも「日本の文化」を体験してみようということで、「大相撲春場所」という事になったワケだ。

大阪府立体育館への道中から不思議な光景に途惑った。なぜか「外国人」が多いのである。道を行く殆どの「外国人」は、一直線に「春場所の大阪府立体育館」を目指している。その多くは、ヨーロッパ系の人(アメリカ人も含め)であり、明らかにアフリカ系の人であり、ロシア(スラブ)系の人である。近隣国の人も一定程度いるのだろうが日本人に溶け込んでいるのか見分けがつかない。

様子を眺めていると、府立体育館の入場券売り場へ並び「観戦入場券」を日本語と英語を繰り出しながら買うのだ。販売する側の大相撲関係者も、しっかり英語で対応しているのだ。「へぇ~!大相撲やるねぇ~!スゴイなぁ~」と感心させられた。ホントに感動した。彼らは、主として椅子席を買っている。そらそうだワなぁ、枡席買っても「胡座」を要求されたら、よほど日本文化で鍛えていないと保たないワねぇ~。「枡席C」直近の「椅子席」を買い求めるらしい。スゴイ!分かっているねぇ~!分かってるジャン!コチラも友人親子は椅子席でないと無理だから、同じゾーンの席を買い求め観戦というワケだ。

観戦中も、外国人はスゴイよ!入り口で手渡されたその日の取り組み表を見ながら、幕下の取り組みも見逃さないよう真剣な表情だった。何よりも真面目に「酒もビールも飲まないで、駄菓子などのつまみも食べないで」観戦していた。枡席で酔っぱらっている人達よりはるかに真剣だった。十両の土俵入りになると、一気に土俵に花が咲く。今度はカメラを構え一生懸命だ。幕内の土俵入りは更に華やぐから「ビューティフル!」と感想を漏らす。横綱の土俵入りになると、まるで自分の事のように手を握りしめ集中している。臨席のコチラが圧倒される。外国人は一人で観戦に来ない、必ずカップルだ、これもスゴイ。

ロシア人の観戦者は、グルジアの黒海、エストニアの把留都、ロシアは露鵬、白露山などへの歓声がスゴイ。よく見たら、大相撲は、日本の伝統文化で最も「国際化」が進んでいるのではないか。何たって幕内力士を中心にモンゴル勢力を含め25%~30%は外国人力士ではないか。モンゴル、ロシア、ヨーロッパ各国、中国、韓国出身力士が活躍している。一つひとつの勝敗よりも、「大相撲の国際化」に驚いたり感動したりの方が大きかった。

という事で、何事もなく「荒れない春場所」の観戦を終え、それでは「夕食」を摂ろうという事になり、「大相撲の後は『ふぐ』に決まっているだろう!」という事で、千日前は「ふぐの太政」へ自然に足が向く。

友人とは、丁度、2年前のこの時期に「太政」で豪勢に「てっさ」と「てっちり」、「焼き白子」に「ひれ酒」で至福の時を過ごしたのだった。友人は2年ぶりに訪れた「太政」に大喜び。子息は「よく分からないけれど、『ふぐ』の旨さに仰天した」との感想を残す。

「『ふぐ』を喰うなら、大阪や、中でも『太政』に限る!」と講釈を垂れる。別に店から頼まれているワケでもなければ、そこまで言う義理も必要もないが、店の人は笑って聞き入りつられて間の手を入れてみたり、楽しい時間を過ごすことができた。

と、その時、どこかで聞いた声がするので振り返ると、ナント「外国人力士」第一号として大活躍された「東関」親方の姿があり、「オォ!おぉ!」。

角界の要人である「東関」親方も、いまは幕内に「高見盛」を抱え中々のものだ。当日は、相撲関係者への接待だったのか、随分、ご一緒の皆さんへ気遣いされていた。

やはり、「春の大阪場所」には「ふぐ」が合う。春の大相撲観戦の後は間違いなくミナミで「ふぐ」を喰うべきである。というワケで、何やら得体の知れない掲出ですが、春の大阪場所、相撲観戦後に喰うなら「ふぐは太政」である。

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