札幌では、バッテリーで動く路面電車が走行実験!
日本の鉄道技術は、次々にオモシロイ車両を創り出すモノだ。
今度はバッテリー路面電車だという。
バッテリーで動く鉄道車両は、随分前に紹介したJR東日本と鉄道総合研究所が開発した「こうみ」でJR小海線で走行実証実験をした。
今度はLRT、低床路面電車である。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が一枚噛んでの事らしい。
まぁ、何でもよいから、新技術でエネルギー負荷の少ない路面電車は重要なテーマだと、コラコラコラムは考え、以前からその必要性と重要性を主張している。
バッテリーで路面電車を走らせる事ができると、道路上の架線がなくても走行できるから、都心を始め街中の景観を美しく保持できる。電車の乗り心地はバスより快適である。
様々な要素を考慮すればするほど、路面電車の環境対応力は優れている。
とりあえず、札幌での走行実証実験記事を紹介しておきたい。
引用開始→ 次世代路面電車の試乗会 バッテリー搭載型、札幌市 (日経NET)
(2008/03/09)
札幌市内で試乗会が行われた次世代型路面電車「ハイ!トラム」=9日午前〔共同〕
高性能バッテリーを搭載し、架線がない区間でも走行できる次世代型路面電車「ハイ!トラム」の体験試乗会が9日、札幌市内で行われ、抽選で選ばれた市民ら約60人が新型車両の乗り心地を楽しんだ。
鉄道総合技術研究所(東京)が開発した車両は、ブレーキをかけた際に発生するエネルギーをバッテリーに蓄積し、動力源として再利用することで省エネを実現。地面からの高さも35センチと低床式で、高齢者らも利用しやすいバリアフリー対応になっている。
市は昨年11月から実際の路線を使って試運転を続けていた。試乗会には北海道外も含め、1070人から応募があったという。
同市豊平区の会社員佐藤雄介さん(37)は「これまでの市電に比べて乗り心地が良かった。導入されれば乗る機会が増えそう」と話していた。〔共同〕
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