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2008/05/11

誰も反対できないテーマを並べ立てた胡錦涛の中国!対日外交戦略は圧勝か?35年前の角福戦争も手打ちか?

来た、過ごした、帰った!ホッとした!
これが本邦政府関係者の正直な気持ちだろう。
胡錦涛も半端じゃないワ、さすがにねぇ~。

当面は「北京オリンピック」を成功させなければならない。
西欧各国と米国は反対姿勢か非協力姿勢あるいは冷淡な姿勢を貫いてくるだろう!
これと闘う事は避ける方が賢明だ。一番大切な事は闘わない争わない相手にしない事だ。
しかし、西欧各国と米国は執拗だ。イヤなヤツラだ!正直な気持ちを言えば適当に付き合うしかない。
しかし、そのままでは「中国」が孤立する。
いま、現在、この状態で孤立する事は何としても避けなければならない。
それを避けるのは、なんと言っても「日本」である。日本とはイロイロあるけれど、双方共に一方を欠くと「互いの経済」は成立しないのだから、決定的に争うワケにはいかない。
だのに、「中国」国内には、「日本」をことさら敵視したがる勢力がいる。
この勢力が「日本」敵視の姿勢を崩さず煽るから、「日本」で「中国」敵視勢力が台頭するワケで、それが双方共に冷静さを失いつつあり、いよいよ以て悪循環に入っている。
話し合えば「分かる」のにだ。
このままでは「中国」は国際的に孤立する。
それを阻止し助け舟を出し、窮状を打開してくれるのは「日本」以外にはありえない。
だから "暖かい春の旅" を自らが切り開かねばならないのだ。
中国の経済は気を緩める事ができない状態に陥っている。
日本は、これらの点では一日の長で、豊富な経験を持っている。
第一、日本からの投資が消えてしまうと、中国経済は決定的な打撃を受ける事になる。
いま「中国」の証券市場は、一時の「半値(半分)」に追い込まれている。
米ドルとの問題もある。何よりも過剰流動性を招いた経済政策の失敗が原因だ。
外国からの「資本投資(管理下における間接投資)」で大量の資金が押し寄せた事もある。
20年前に、日本が経験した状態とほぼ似通っている。
「中国」も「ベトナム」も同じスタイルで、証券市場は「半値(半分)」に追い込まれた。
このままでは、一つ間違えば「経済の舵取りが困難」になる。
だから、「日本」との関係をこれ以上拗らせたら「中国」は「経済」が難しくなるのだ。

「中国」の人民は、この事実を知らない。
勿論、報せていないから、知らないのだ。
だから、今のところは巧くいっている。
しかし、やがてバレるだろう、その時までに立ち直る手当ての準備が必要だ。
それには「日本」の協力が欠かせない。
「日本」は小国だが、文化と経済では「大国」だ。世界に与える影響力は結構大きい。
だから、いまこれから50年ほどの間「日本」と事を構える状態を招いてはいけない。
つまり、ある意味「泣き」の状態なのだ。

「天安門事件」の際にも、「日本」は「中国」を支持してくれた。
西欧各国と米国は厳しい要求を突きつけ、投資と貿易を制限したが、「日本」はそうしなかった。その結果どれだけ「中国」は救われた事か。この点では「日本」には深く大きく感謝している。今回も同じ轍を踏まないようにしなければならないけれど、そのためにも「日本」による支援と協力が最重要ポイントである事は言うまでもない。

だから、「日本」と事を構えるような「モノ言い」を慎み、ひたすら「友好」と「交流」を呼び掛ける事に徹するワケである。
多少、心ない「発言」や「行動」に出遭っても、ひたすら「耐える、忍従」するのだ。
それこそが「中国」の幅の広さと懐の深さを見せる事になるのだ。
何があっても「日本」の側に委ね、ソフトで理解力のある「中国」を演出する事だ。

日本の首相は、福田康夫だ。故・福田赳夫の二男らしい。
日本の野党を率いる代表は、小澤一郎だ。日中国交回復の当事者である故・田中角栄の秘蔵っ子だ。
故・田中角栄の娘田中真紀子は、未だ口喧しい自称政治家だ。そのご亭主(婿養子)は尻に敷かれて狼狽えながらも従順だ。
故・田中角栄と故・福田赳夫は、「日中国交回復」やら「日中友好条約」やらで角突き合わせ、壮絶なバトルを繰り広げ、日本の政治を大混乱に陥れた。
その怨念の戦いと争いを、いまも、福田と小澤は二代目の争いとして演じている。
しかしながら、どちらも「親中国」では一致している。

胡錦涛も政権基盤は完璧ではない。政治権力として盤石とは言い切れない。この点では福田康夫も泥船死に体内閣のツマミに過ぎない。だからお互いヒヤヒヤだし頃合い良しだ。
従って、最大の機会である。またとない機会である。

皮肉な歓迎の辞 https://febnet.cocolog-nifty.com/column/2008/05/post_f8a1.html  ←5/08の掲出

日中関係を最大まで拗らせた「変人・小泉」は朝食会にも表れなかった。
やっぱり「変人は変人」だ。子供みたいな人物だ。
この手のヤツラが、異様にナショナリズムを煽り、戦争への引き金になるのだ。
「中国」にも同じようなのがゴロゴロいるから細心の注意が必要だ。

長期展望に立つ、「日本」との関係性をあらゆる階層で確立できる「タネ」を撒く事が何よりも「重要」である。
誰もが「反対」できない事を主張し続ける。
それが、いま困難を抱えた「中国」を救う途なのである。

これが、今回の胡錦涛の国賓訪日の狙いの全てだ。
「両国間に横たわるトラウマの歴史観」での非難応酬。
「東シナ海の天然ガス田」開発。
「毒入りギョーザ」事件の解決。
「チベット問題」への対処。
こんな小さなテーマは、長い歴史の中では小さな小さな些細な問題に過ぎない。
過去も大切だが、未来はより重要である。
未来を切り開く担保は「友好」と「交流」である。
その意味で、「パンダ」は中国外交の偉大な要素だから、「上野動物園」へ貸し出すのだ。

まぁ、こんなところですかねぇ。

これで、「中国」国内でうち続く幼稚な「反日」主張が、徐々に影を潜めるなら、それはそれで歓迎しておこう。
そのためには、13億人民のトップが「範を示した」のだから、幼稚な「中国人民解放軍」も心底から反省すべきである。
本当の意味で、世界に目を向け「近隣諸国との友好と信頼関係」を築くべきである。
中国共産党の対外関係の幼稚な所見を代弁し述べ立てる中国外務省の報道官は、何よりも心すべきである。今のままではIQが知れるぞ、よく考えよ!
まず何よりも平気でウソを主張しない事だ。

北京大学では、胡錦涛の国賓訪日(成功)に合わせ、「日中の学生交流イベント」が4~5年ぶりに再開されたとの速報が届いた。
これに全てが表れているだろう!
中国の「対日観」ってこんなモンだ。底の浅い、幼稚な、政治に指示され演出されるままである。
日本人は、この現実を直視し、決して忘れてはならない。
その意味で、この度の胡錦涛の国賓訪日を、今後、どのように評価するか、日本人の日本の政治の、あるいは日本の経済界の「能力」「戦略思考」が問われる事だろう。

中国の外交戦略の「あざとさ」を際立たせた、胡錦涛の国賓訪日だったように見受けた。

「コラコラコラム」の賢明な読者の皆さんは、どのようにお考えになりますか?

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