郊外駅のツバメの巣では、ヒナが元気に育っている!
ツバメは、元気に育っている。
親ツバメは、子ツバメ(ヒナ)が愛しいようで、給餌にはことのほか丁寧だし熱心だ。巣の中にヒナは5羽いるようだ。昨日は、望遠カメラを片手に構えた某新聞社の記者が取材していた。ツバメも取材される対象になったのか。
隣の駅に巣を設けたツバメの親子は、もうとっくに巣立ってしまったのか、最近は静かで少し寂しい。
ツバメよ大きく育て!駅の利用者は、毎日温かい気持ちで見守っている。給餌を受けるつど喧しく啼き合うヒナを見上げ、「ほぉ、今日も元気そうだな!」と、どことなく救われたような気分で変に安心しながら電車に乗り込むのである。
昨年のこの時期に、ツバメが巣作りをしたが場所が券売機の真上だった事もあり、駅員が撤去した。その後、ツバメは駅の中でとてもよく考えた場所に巣を設けた。今度は駅員も除けなかった。前の巣の場所は悪かったけれど、それが撤去されたことを知った利用者から、一定の批判やクレームが提起されたのだろうと思う。
今は、昨年に設けた巣を再使用している。思わずエコだなぁ!と考えるけれど、ツバメは必ず自分が生まれた巣へ戻ってくる。賢い鳥だ。
いまの状態なら、間もなく、巣立ちするのだろう。
元気に飛び立ってもらいたい。そして、来年この時期に忘れないで戻ってきてほしい。毎年、毎年、親から子へ子から孫へと伝承され続けることをひたすら願っている。
難しい「G8サミットや環境会議」もよいけれど、元来、「瑞穂の国」であった「日本」には、この時期のツバメの巣作り、ツバメの子育て、ツバメの巣立ち、ツバメの飛回遊が、本当によく似合っている。
ツバメが安心して巣を作り、安心して飛び交う環境を維持したいものである。
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