南海電車のラピートは、難解電車「空港特急」らしい!?
7日(七夕)の掲出で、寄せられたというか届いた意見から「南海電車」を責めます!
この意見は、米国籍の友人がTGに懸かる掲出を見た上でメール送信してきたモノを日本語に置き換え、簡潔に紹介しておきます。南海電車と日本の観光政策(VISIT JAPAN)がテーマです。
日本は、貿易がオカシクなり始め、最近にわかに「外国人観光客の受け入れ」を主張し、政策展開(したような気分!)する気配だ!
しかし、そこでイメージされているのは、かつての日本人観光客が繰り広げた「企画型集客(団体)旅行」がベースになっている。そのため、個人や少数のインディペンデント(個人行動)を軸に考える観光客を迎え入れる姿勢になっていない。これではいくら、観光年だとか外国人観光客を受け入れるとか言ってみても「片腹痛し」だと鋭く指摘。
それでは何がか?
日本は、街中で、身近に気軽な外国通貨と日本円を交換する事ができない。他の国で、外国人観光客や定住者に対しここまで閉鎖的な国はない。また、銀行が構える外貨交換サービスは、どの銀行も判で押したように、売りも買いも同じ価格でナンの魅力もない。果たして日本の経済は自由交換経済なのか、それとも国家統制経済なのか、全く理解できない。
次に、本題だけれど。大阪市内で地下鉄を乗り継ぎ「関西空港」へ向かうとき、多くの人が「南海電車」を使用する(そうかなぁ?コラムは疑問だけれど!)。☆とにかくそうらしい☆そのとき、日本を出る外国人は、そのほとんどが日本円を外国通貨(多くの場合米ドルだそうな)へ交換し終えている。つまり南海電車の難波から関西空港までに必要な料金(890円)程度の小銭かあるいは千円札一枚程度を残すまでだという。それで関西空港までの切符を買うワケである。
ところが、外国人には、南海電車の時刻表(関西空港行き電車)など、よく分かっているようで分からない(理解しているワケではない)。だから、難波の駅でホームへ出た時、「関西空港」行きの電車が出発してしまっている事があるのだという。
多くの日本人は、それなら次の電車に乗ればイイじゃないか!って考えるワケだけれど、外国人観光客は、ここで焦り始めるし、何より途中駅での乗り換えなどという難しいテクニックは分からない。何よりも日本語の主要部を構成する「漢字」を充分に読みこなせないから分からない。「泉佐野で、関西空港行きの各駅停車に乗り換え」なんて言われても理解できないって事らしい。そりゃぁ、そうかも知れないワ。
そこで、ホームを眺めていると、一番端のホームに、日本の空港特急として紹介される「ラピート」が停車しているのだという。関西の人がよく言う「鉄人28号」イメージの、南海電車の空港特急の事だ。
ところが、日本円の現金を持っていないと、これには絶対に乗車できないのだという。外国人観光客で同じ立場の人は困惑しきりだとの指摘である。
ナンでか!?それは手持ちのクレジットカードで「ラピート特急券」を買う事ができないらしい。先進工業国の鉄道で、しかも空港接続特急列車の「特別乗車券」をクレジットカードで買う事ができないのは、米国の友人(現在滞日中)の指摘では「日本で、『南海電車(ラピート)』だけだ」そうである。おそらく他にもゴロゴロしているけど、知らないだけかも?
「ホォ~!ホンマかいな!?」と、確認のために「南海電鉄」へ電話を入れて聞いてみると、「はい、さようでございます。ラピートの乗車券は現金で扱わせて頂いております」という、お答えを頂戴する羽目になり、口をアングリ、気持ちがアングリー状態になってしまった。呆れてモノが言えないってのは、この事だろうねぇ!ッタク!
これが南海電車のセンスなんだワ!
「どうしてですか?」と得意の質問を投げると、「ハイ、現金のみで、お取り扱いをさせて頂いておりますので」としか答えが戻らない。しかし、これは質問に対する答えになっていない!
要は、南海電車の経営に当たる田舎者が、想定できないからであり、外国人観光客への利便性を提供する(勿論、日本人へも同じように快適なサービス提供する)思考がないだけの話に過ぎない。バッカもん!実に下らない!どうしようもない、煮ても焼いても喰えない連中が経営陣だからである。南海電車の経営陣なんぞは、所詮は大阪の南部と和歌山だけが日本の全てだと考えるようなスカの集まりに過ぎないのだろう。だから、それで満足しているって事だろうなぁ~!
これを、大阪の市民の言葉に置き換えると、
「南海はセンスがないがな!難解な話やなぁ~!どないでもエエがな!アホくさぁ!ショウモない話やなぁ!所詮は田舎モンやさかいなぁ!シャぁないのんとちゃうやろか!それにしても外国の人、可哀想なコッチャなぁ!南海電車、ナンとかしたらんかぇ!大阪のハジやないかぇ、シッカリせぇよぉ!ホンマに」と、ゴタクを並べて終わりである。
だから、何事も一切解決しないのである。大阪の市民は、文句は一丁前である。クレームの出し方、付け方、捏ね方は天下一品で、その論理展開は芸術的ですらある。しかし、そこまでである。所詮は、その程度なのだ。建設的な指摘がない。単に欲深いだけである。だから相手にされないのである。そんなヤツばかりを対象にしているから、クレームを受けた側もマヒしてしまうのである。だから建設的で提案性を抱えたクレームと一丁噛みの文句言いをゴッチャにしてしまうのである。これが大阪の大きな構成要素になってしまっているのではないか。
鋭い指摘を受け、それなら、成田へ行く時はどうするのだ?と考えたら、JRは「みどりの窓口」でクレジットカードを取り扱っているワ。確かになぁ~!京成は長いこと乗車した経験がないからよく分からない。電話取材もしなかったしね。
視点が違うと、多くの人は批判するかも知れない。しかし、日本を訪れる観光でもビジネスでも一人ひとりの外国人訪問者への利便性やら快適性の提供は、マーケティング・ビジネスの基本中の基本だから、南海電車は考え直した方がエエのんとちゃうかぁ~!?
ついでにもう一言ありましたのでねぇ!関西空港のリムジンバス乗り場、クレジットカードで乗車券を販売するのを自販機で自動化したらどうか?これは、いつも思っている事なので、関西空港交通は考え直して貰いたいねぇ!市内での乗車ターミナルもね!
本当に、日本全国どこも「空港」造って、外国からのエアラインを導入してって、本当か嘘か見分けられない公約を乱発する前に、主要空港だと威張る「関西空港」を支える側のインフラを整備した方がイイように思いますけどねぇ!
こら、「南海電車」なんとかセェよなぁ!このままやったら「難解電車」のマンマやないかぇ!
| 固定リンク
コメント