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2008/08/18

LCC(ローコスト・キャリア)エア・アジアとそのXは相も変わらずビッグ・マウス!?いや、日本の政治がアホ・マウス?

エア・アジアXホラは今に始まった事ではないけど、日本路線で、いきなり大風呂敷を広げましたねぇ?
このニュースの裏に見逃せない決定が潜んでいるのだけれどねぇ~!
日頃から、航空行政に関わらず省益追究では悪の伏魔殿とも揶揄される「国土交通省」は、羽田の拡張と国際線の就航で、羽田=金浦を結ぶ日韓間の定期便強化(現状の16便から拡大強化)する事で利便性の拡大強化を打ち出したが、同時に、羽田利用を前提に、マレーシアとの路線強化を打ち出した!(ウッ!ゥ~ン?)。
何かある、何かを隠している、隠された事実がある! と考えるのは穿った見方か?正常な思考か?

すかさず、というか実にタイミング良く「エア・アジアXホラグチを叩く」という構図だ!これって、どこかオカシイ?アヤシイ?と考える人は正常な思考力の持ち主ですよ!
「国土交通省」もイヨイヨ「国益」を叩き売る売国奴の側に廻っちゃいましたか!
あぁ~!キミ国を売り給もぉ事ナカレ!アァ!キミよ、国を売り給もぉ事ナカレ!」。

エア・アジアXは、観測気球で「茨城空港(珍奇な名前の『北東京空港』へ偽装するか、いやイヤそれなら『南東北入口空港』が最適なんじゃない?)」への就航を打ち上げてみた?!
飛びついたのは、かの長期悪弊知事の代名詞と揶揄されつつある名物オトコの橋本茨城県知事である。
エア・アジアXが広げた風呂敷からハズされりゃ「夢だけ聞かされ、夢に同調して、大見得を切って、ハシゴを外され、面子丸潰れの大恥、赤っ恥」ってところだねぇ!
「オォ!それじゃぁ、もぉ、表を素面で歩けやしねぇなぁ~!」と落ち込むかなぁ!?
居並ぶ敵を追い払い、勝たなきゃぁ「茨城県民」は俯いて歩かされるよねぇ!

日本の航空行政は、ホントに怪しいねぇ~!?
田舎のあぜ道沿いのバス停が似合いそうな所に空港造ってみたりしてさぁ~!
差詰め、「佐賀空港」やら「石見空港」なんて、その典型だろうが!

今回の、エア・アジアXホラグチで、最も可能性があるのは、
羽田が一番で、札幌、茨城、佐賀だろうなぁ!静岡もそれなりに可能性は秘めているよ!

マレーシアはペナンへカネを巻き上げられに行く日本人が増えるってワケかぁ~!
札幌は、マレーシアからも呼び込めそうだから、往復で稼げそうだなぁ~!
佐賀も、アジアのワンダーランド福岡を背景に持つから、マレーシアからも往復でイケそうだねぇ~!田舎のバス停・佐賀空港も名誉な脚光だねぇ~!
羽田は、いずれにしても両国の往復でダントツって事だろうねぇ!?
じゃぁ、茨城はどうなんだぁ~? どうなんだろうねぇ~!?

大阪を実現するにゃぁ、知事に収まったア○ベン・ハシゲと論理以前の口喧嘩と同じ程度の壮絶な罵り合いに打ち勝つ必要があるよねぇ!(正直、疲れるワ!)

日本は、○ビ!超○ビ!ピッカ・ピッカ○ビ!正真正銘の○ビ国家!へ、一直線だからねぇ、貧乏国家になった「日本」市場は嘘みたいなLCCにはピッタリ市場かもしれないねえ?どうだろうねぇ~!

燃料高騰の折りから、航空燃料のケロシンは高止まりで、燃料サーチャージもバカにならない金額になったしさぁ、チャンスはあるかも知れないねぇ~!
でも、安・近・短で近距離の息抜き場の選択にも躊躇するまでへ追い込まれた日本で「市井の市民」が、どう考えるかだよねぇ~!
エア・アジアが勢力を急伸させている地域は、全体に経済成長の伸びが著しい地域で、
「ビジネスでは、人の交流が不可欠だしねぇ、そこで航空運賃が高いのはねぇ!?」という人達に支えられている。
それに釣られ域内各国で観光旅行をしたがる客だ!
一部の地域を除いて、鉄道網の整備がなされていない!
従って、自国内移動でも、域内移動でも「航空需要」は経済成長に合わせ急伸中だ。
これは、アメリカ社会と同じである。いまの中国も同じ構図だ。
従って、国内線という考えよりも、「域内移動を低料金で快適に提供」するコンセプトが生きているのである。
経済成長と、経済力に見合っている。

翻って、日本とマレーシアおよびASEAN各国との往還で、どこまでコンスタントな需要を創出できるか?これはいくつかの点で疑問がある!

LCC各社は、域内で成功(しつつある)を得たと考えたとき、近接する巨大市場への参入を目指すのが通例のように思う。
ASEAN地域から眺めると、オイシイ市場はなんと言っても、①日本市場、②ANZ市場(オーストラリア・ニュージーランド)、③韓国市場だろうねぇ!
これはカネを巻き上げる事ができそうな順番ですよ。
中東路線の開設ができると、マレーシア人も含めた出稼ぎ、とりわけインドネシアとフィリピンからの「ヒト(労働力)輸出」でLCCには高効率路線になるだろうねぇ!

航空市場は相互主義が原則だから、日本の側も、しこたまマレーシアの側からカネを運ばせる仕掛けを創出しておく必要がある。
何たって、相互主義なんだから!適法な範囲でオカネを頂戴する仕組みをねぇ!

引用開始→ マレーシアの格安航空会社、日本8空港に乗り入れ検討  (讀賣On Line)

【クアラルンプール=実森出】マレーシアの格安航空会社エア・アジアXが、日本への乗り入れを行うため、複数の地元自治体と協議を始めたことがわかった。

羽田など8空港を候補に、今後5年間で、日本向けに2、3路線を開設する方針だ。

同社のアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)によると、検討を進めているのは羽田と、札幌、茨城、静岡、名古屋、大阪、福岡、佐賀の計8自治体の空港で、「それぞれ自治体などの関係者と協議を進めている」と述べた。

エア・アジアXは、マレーシアの格安航空大手エア・アジア傘下で、長距離路線を格安で運航している。今後5年間で、日本のほか、豪州、中国、韓国、インド、中東への路線拡大を想定している。
(2008年8月17日03時09分  読売新聞)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.  ←引用終わり

それじゃオマケの報道をもう一つ引用してみましょうかねぇ・・・・・

粗製濫造で空港を造り続けたツケは・・・・・?
空港造りを政策提案する側が、必要にして十分な「臨空政策」を持っていたワケではない。
勿論、産業政策など考えていたワケではない。
「臨空政策」や「産業政策」みたいなモノは考えていたかも知れない。
取り敢えず、「バス停」を造りゃぁ、そこの住民は乗り降りするだろう!
とにかく便利になったって、言ってくれるだろう!

何たって、どこにでも造れるワケじゃないから、何たって「手柄話」にゃぁなるよねぇ~って、ワケで!
田舎のバス停・空港が粗製濫造されましたってワケ!

造ってはみたものの、地域の経済が「空港を必要としない」んだから、利用者がいないんだよねぇ!?「ッタク!ナンダこりゃぁ」状態ってワケです。
なにせ、バス屋がバスを走らせないんで、ぺんぺん草が生えかけてんですよ!
ハイ、ぺんぺん草がですねぇ!滑走路にですよ!生えてんですよ!
これを散髪するのに、これまたカネがかかるんですねぇ~!?「ッタク」ですよ!

儲かったのは、地方政治のゴロツキ・ボス!プラスいまは藻掻き苦しむゼネコン、①マルチョボ屋、②オオナリ屋、③ジマン屋、④オォダンゴ屋、⑤チクワハンペイ屋のスーパー五社と、それに連なる大手、準大手、中堅、小手、口手などなど、ぶら下がりも含め、その数1300万人が従事する業界ですって!?
ミンナで分け合い、オシャブリしたワケですねぇ!

で、問題の本質を隠すために「国土交通省」は、以下の決定だそうです!
行政官僚の仕事はですね「無駄の制度化」なんですねぇ。
分かりやすく言えばですね、「世間(民間なら儲からないので)が、見放した案件や事業を、いかにも『地域振興』に不可欠」と主張して、莫大なカネを注ぎ込み、その恩恵を受ける人達から英雄視されるテメーを透視する事を喜びとするワケです。

この方法を編み出したのが、「エチゴのオオカミ・ババァ」のオヤジこと、「エチゴの土建オヤジ」ですよ!
そして、これをイヨイヨ発展させたのが、イワテはミズサワの百姓の小倅・トツベン・オザワなんですよ。分かりますか!?
トツベン・オザワが官僚のご機嫌取りとローカルへのカネ撒きでは、ダントツに上手いんですよ!だから選挙の票なんてアッと言う間に集めちゃうんだねぇ~!これが!

ともあれ、行政官僚の仕事は「無駄の制度化であり、無駄を制度化」してそこへカネを注ぎ込む事なんですよねぇ!

だから、空港は無駄だと分かっていても、無駄を承知で造るワケ!(世界から見たら狂ってるとしか見えないし思えない)
それが想定を外す事なくピッタリ照準で機能しない。
「じゃぁ、活性化を検討する資金(交付金)出そうじゃないか」って、もうここまでくれば「二重・三重・四重」に狂ってしまってるってワケだよねぇ!
こんな事ばっかで、「財政再建」なんてできるワケないじゃない!

先のLCC(エア・アジアX)の日本進出構想も含めて、よぉ~く考えてみて下さい!

引用開始→ 地方空港活性化ねらい交付金 国交省が制度創設へ  (asahi.com)
2008年8月17日12時25分

国土交通省は、厳しい経営状況にある地方空港の活性化や、空港周辺の地域振興策への交付金制度を創設する方針を固めた。地元の創意工夫を促し、空港の活性化を狙う。ただ、そもそも空港の造りすぎが経営不振の原因だとの指摘もあり、安易に交付すれば「新たなバラマキ政策」との批判も出そうだ。

09年度予算の概算要求で、約2億5千万円を盛り込む。

今年の通常国会で改正された空港整備法(現・空港法)には、空港ごとに自治体や地元経済団体、空港管理者らでつくる協議会の設置が盛り込まれた。この協議会が事業案をまとめ補助を申請。国交省が認めた事業に、空港整備のための特別会計から事業費の最大50%を交付する。

国交省は、空港を使った物流強化のための施設整備や、乗り換え客を地域の観光地に案内するバス事業などを対象事業に想定。認定する事業は年間数件になる見通し。

国内には97の空港があるが、大半が厳しい経営状況だ。さらに航空各社が今、原油高騰を受けて不採算路線からの撤退や減便を進めており、着陸料や施設利用料収入の減少で今後、厳しさが増しそうだ。(大平要)
(朝日新聞社asahi.com)  ←引用終わり

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