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2008/09/15

米国の資本市場、リーマンは破綻か回避か瀬戸際に?メルリリンチはバンカメが合併へ!

速報値で詳細は不明だが、ニューヨークは9月14日午後10時30分過ぎだ。
11時間後にウォール街では市場の鐘が鳴る!
東京市場は、幸いな事に休日で一息ついている。
ロンドンは6時間後にシティの鐘が鳴る。

破綻か?回避か!
当に正念場の綱渡りってところだ!
FRBも気が気でない事だろう。

リーマンの破綻は避けられない事だろう。
ウワサが消えないままだが、三菱東京UFJ銀行は、本気でボロボロのリーマンを買収するのか?
昨日も暴露したが、中国政府の官営ファンドはリーマンを買収するのか?
どうなんだ!?

相当な暴落を覚悟した方がよい!
日本は笑っていられる状況ではない!
邦銀各行、証券各社、私募債ファンドも含め、リーマン関連のデリバティブをどれほど抱えているのか。ハッキリさせた方がよい!

ついでに、住宅債券保証の「ファニーメイ」と「フレディマック」の債権をどれだけ抱え込んでいるのかも明らかにした方がイイ!

引用開始→ 欧米主要金融、リーマン向けデリバティブ取引を整理 破綻申請に備え (日経NET)
(2008/09/15)

【ニューヨーク=財満大介】欧米主要金融機関などは14日午後、米大手証券リーマン・ブラザーズ向けのデリバティブ(金融派生商品)取引を手じまうための緊急取引を行った。業界団体の国際スワップ・デリバティブズ協会(ISDA)が同日、声明を出して明らかにした。

ISDAは「取引はリーマン・ブラザーズが破産法適用を申請した場合のリスクを回避するため」と説明。リーマンの破綻で、他の金融機関に損失が連鎖する事態を避ける狙いがある。取引は14日午後2時から6時にかけて行われ、株式、債券、金利、為替や商品などすべてのデリバティブ取引について、他の金融機関に取引を移行するなどした。

ISDAによると、取引はリーマンが14日午後11時59分までに破綻を申請した場合にのみ有効。申請が行われなければ無効になるという。 (07:50)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

バンカメ(バンク・オブ・アメリカ)は、なんとメルリ・リンチを買収すると発表した!
その昔、中南米各国への貸し出しで手痛い打撃を受け、一度は沈み再起不能と言われたバンカメが、見事に息を吹き返し復活の狼煙を高らかに上げようとしている。
当に、米国の金融三国志そのものだ。

メルリ・リンチには合併(買い手)がついた。
正と出るか、負と出るか。
バンカメの今後に注目したい。

これでリーマンの有力視された救済者は一つ消えた!
リーマンは諦めるとして?(諦められない!)

それじゃ「シティ・グループ」はどうなんだ?
リーマンの後は、シティとのウワサも消えないじゃないか?
息を吹き返しかけた日本は、これまで「凶」の連続だった。これを「吉」へ転換できるか?
どうだろう?

折りから、巨大「台風13号」が台湾を席捲し西日本へ接近中だが、日本は「金融恐慌の暴風」と、二つを巧妙に交わせるか?

引用開始→ バンカメとメリル、合併合意 米紙報道   (日経NET)
(2008/09/15)

【ニューヨーク=藤井一明】米大手銀行バンク・オブ・アメリカと米大手証券メリルリンチが合併に向けた協議に入った。複数の米メディアが14日、一斉に報じた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)はメリルがバンカメとの合併に合意し、メリルを一株29ドルで買収し、総額は約440億ドル(約4兆7000億円)に上ると伝えた。 (10:58)
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結局、リーマンは破綻したねぇ~!残念だけどねぇ~!仕方がないねぇ~!(追記:2008/09/15 1600)

ロンドン市場が開く前に、決断したって事だねぇ~!これで収まるわけはワケじゃないだろうなぁ。連続破綻への幕開けや序章でない事をただひたすら祈るのみだなぁ!

引用開始→ 米証券リーマンが経営破たん  (NHK On Line)
9月15日 15時36分

経営危機に陥っていたアメリカの大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」は、15日、自力での経営再建が困難になったことから、ニューヨークの裁判所に破産法の適用を申請すると発表し、経営破たんしました。去年夏にサブプライムローン問題が表面化して以降、アメリカの大手金融機関が破産法の適用申請を決めて経営破たんしたのはこれが初めてです。

これは、アメリカ第4位の証券会社「リーマン・ブラザーズ」が15日に発表したもので、ニューヨーク州の破産裁判所に日本の民事再生法に相当する破産法11条の適用を申請するとしています。去年夏にサブプライムローン問題が表面化して以降、アメリカの大手金融機関が破産法の適用申請を決めて経営破たんしたのはこれが初めてです。ただ、傘下にある関連会社は通常どおり業務を行うと説明しています。「リーマン・ブラザーズ」の経営危機は、先週、金融市場全体に信用不安を引き起こし、市場の混乱がさらに拡大するおそれがあったことから、ポールソン財務長官などの政府当局者と複数の民間の金融機関のトップがニューヨーク連邦準備銀行で救済に向けた協議を行ってきました。しかし、リーマン・ブラザーズの引き受け先として有力視されていたイギリスやアメリカの大手金融機関が次々に交渉を断念したことが伝えられ、政府側からの公的な支援も引き出せなかったことから、協議は不調に終わりました。サブプライムローン問題は、収益力の高さで世界をリードしてきた名門証券会社の経営破たんにまで発展し、金融不安の深刻さを浮き彫りにする形となりました。
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved.   ←引用終わり

引用開始→ 米リーマン、破産法適用申請へ バンカメはメリルを救済合併   (日経NET)

【ニューヨーク=財満大介】経営難に陥っていた米4位の大手証券リーマン・ブラザーズは15日未明、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請すると発表した。一方、米大手銀行バンク・オブ・アメリカは同日、米大手証券メリルリンチの買収で合意したと発表した。事実上の救済合併。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を受けた金融市場の混乱は、大手証券会社の経営破綻と過去最大級の業界再編に発展した。

リーマンは住宅ローン資産などの値下がりで、8月末までに合計126億ドルのサブプライム関連損失を計上。株価が急落し、経営危機に陥った。12日夜から米連邦準備理事会(FRB)や財務省を交えて協議し、バンク・オブ・アメリカや英銀バークレイズなどへの身売りの可能性を探って交渉を続けたが、14日午後に決裂した。

同時にリーマンは、資産運用部門や投資銀行部門の一部について、今後も他の金融機関への売却交渉を続けることを明らかにした。 (15:50)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

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