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2008/09/23

三菱UFJ・FGも野村證券も、国際金融市場へ勝負を賭ける!?

「地道か、博奕か」。
願わくば、前者であって貰いたい。
それでも「博奕」の懸念は消えない。
その理由は、1980年代後半に「ジャパン・マネー」と、最初は歓迎され、次に恐れられ、そして使い捨てられ放逐された、その記憶が鮮明に残る。
米国の金融市場はというか、米国の金融政策は、中国と同じでテメーの都合で、テメーの都合に合わせて、都合良く仕組みを変えるし運用制度(法律)を変えるからだ。

米国は、身勝手な国だ。
中国は、厚顔な国だ。
どちらも、テメーの都合でモノを言う点は、よく似ている。
日本は、揉み手のアキンドで、ただただ相手の出方を窺い、擦り寄る事しかできない。
そして相手の気を惹きそうな提案を繰り広げ、ナンとかしようと生きてきた。

ジューシーどもは、揉み手のアキンドみたいに見えても、最後は居直り米国と英国を脅迫する遣り口で、相手にジューシー向けに提案させ気に入らなければ「蹴り倒す」。
この点が、日本人とジューシーでは根本的に異なるのだ。
ボリックスのジューシー・ミヤウチならよく分かるだろう!

結局、
丸の内キンチャンも日本橋のヘトヘト證券も、事前の噂どおり、広報担当やら担当役員は「そんな話は初めて耳にした。知らない、そのような事実はない」などと嘯き続けたが、「事実は小説より奇なり」というか、「事実は事実」だった。

最初の零れネタは、
丸の内キンチャンが「リーマン」を買収するんじゃないか?
ヘトヘト證券は「リーマンのヨーロッパ事業」を買収するらしい?
という事だった。

噂の出所が、街ネタではなく、シッカリした敏腕記者が取材で掴んだネタだったから、
「ッンナ、バカな!」という類のネタではなかった。

丸の内キンチャン、モルガンの現在株価から考えて、筆頭株主に迫るんじゃないか?
モルガンも、丸の内キンチャンから出資を受けるって言わないと、やっていけない処へ追い込まれてる事実が、今回の危機の深刻さを顕しているよね。
次は「ゴールドマンサックス」かって?

「サブプライムローン」の危機は、CDS(クレジット・デリバティブ・スワップ)が無限大に拡がってしまってる、「損失が、邦貨換算で1500兆円くらい?」はあるんじゃないかって概算されている事実だよ。(少ないという指摘もある)
これは日本のGDPの3年分だからねぇ!

どうやら、少なくてもこの程度の損失を含んでいるらしい。

米国を始め「景気がよい」と主張し続けた世界は、
「米国の貧乏な市民に儚い夢(マイホーム幻想)を与え、高利のカネを毟り取ってた」って究極の収奪経済(繁栄)だったワケだよね。
「実態があるように見えて、その実、殆ど実態のない『サラ金地獄』だったワケ」だねぇ。

ここまで「嘘っぱちの見せかけの収奪経済繁栄」で収奪され続けた側の怒りが、米国では大統領選挙で「オバマ」が得票数を伸ばした要因の一つだろう!

さてさて、
丸の内キンチャン、ヘトヘト證券、「地道か、博奕か」どう出るかなぁ!?
今回の出資や買収は、究極のデリバティブかも知れないねぇ~!
「死なば諸とも」、「毒喰わば皿まで」の気概が必要だねぇ~!
世界で国際金融市場の支配権を乗っ取るくらいの気概を示して貰いたいねぇ~!

引用開始→ 三菱UFJ、モルガンに出資 金融の世界再編、日本勢参入 (日経NET)
(2008/09/23)

世界的な金融再編劇に日本の金融機関も相次ぎ加わる。三菱UFJフィナンシャル・グループは22日、米証券大手モルガン・スタンレーの第三者割当増資に応じ、最大20%出資して筆頭株主になると発表した。出資額は9000億円規模と、海外金融機関を対象にしたM&A(合併・買収)では過去最大となる見通し。野村ホールディングスも同日、経営破綻した米リーマン・ブラザーズのアジア部門の買収で基本合意した。

モルガンが巨額増資によって生き残りを目指す方針を固めたことで、今後は米証券最大手ゴールドマン・サックスの対応に焦点が移る。大手邦銀では三井住友フィナンシャルグループがゴールドマンと歴史的に親密な関係にあり、両社の対応に注目が集まりそうだ。 (07:00)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

引用開始→ 野村、米リーマンのアジア部門買収で合意 欧州は最終調整  (日経NET)
(2008/09/23)

野村ホールディングスは22日、米リーマン・ブラザーズとの間で、日本を含むリーマンのアジア太平洋部門の買収で基本合意したと発表した。買収金額は200億円強。高度なノウハウや豊富な人材を中心にリーマンのアジア事業を引き継ぎ、海外市場で攻勢をかける。野村はリーマンの欧州地域での事業買収でも合意に向けて最終調整に入った。

買収の対象は日本や中国、インド、オーストラリアなどで展開するリーマンのアジア事業。業務内容は株式売買やM&A(合併・買収)助言を担う投資銀行部門など。同事業の買収を巡っては野村のほか英銀大手のバークレイズや同スタンダード・チャータードが名乗りを上げていたが、野村が2社を上回る買収価格を提示し、落札した。 (07:05)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

程度の低い、米国のトレーダーも、世界のカネ持て余しブタどもも、思惑だけでカネを動かし、「小銭を稼いだだの、大金を損しただの」、馬鹿話を繰り広げ一喜一憂しているが、NYでは株価が下がり続けている。
金は上昇基調だという。
先ほど、下落を続けていた「原油価格」が、いきなり135ドルへ急騰したとのネタが転がり込んできた。理由が奮っている「米国政府が、金融市場の混乱収拾で積極的に支援を始める(らしい)」との思惑だから、これを噴飯モノと言わずに何を噴飯モノと言うのか。
NYの証券取引から原油取引へカネを戻すってバカげた話だ。
原油が高騰すれば、この状況を考えれば世界の景気は更に減速する。
これが分からないのだろうか。
いや、十二分に分かっている。
それじゃ何?
テメーの損失を少なくするために、原油先物価格を高値にして、損失を振り替えるイケニエを誘き寄せ、被せて手仕舞いして逃げようって魂胆だ。
誘き出されるイケニエも哀れなモノだが、強欲の塊だから「ザマー見ろぃ」って事にするか!

引用開始→ NY株急落、ダウ終値372ドル安   (日経NET)
(2008/09/23)

【ニューヨーク=山下茂行】週明け22日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が急反落し、前週末比の下落幅が372ドルに達した。金融機関が保有する不良資産の買い取りなど米政府による総合対策を受けた前週末の上昇(368ドル)が完全に相殺された格好。総合対策の中身がまだ不透明なことに加え、米景気の冷え込み懸念がぬぐえないことなどを嫌気した売りが膨らんだ。

特に下げがきつかったのが主要金融株で銀行大手JPモルガン・チェースやワコビアは下落率が二ケタに達した。三菱UFJフィナンシャル・グループからの出資を受け入れると発表した証券大手モルガン・スタンレーは朝方は大幅高だったが、その後伸び悩んで小幅安で取引を終了。金融株を対象にした空売りの買い戻しが前週中に一巡、今後の景気冷え込みに伴って金融機関の経営環境が悪化しかねないとの懸念がむしろ前面に出る展開となった。 (07:31)
Copyright 2008 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.  ←引用終わり

追加掲出(2008/09/23 1945):
噂されていたとおり、ヨーロッパ部門の買収決定を下し発表したようだ。ヘトヘト證券が経営上の重要事項だからという理由で、いくら隠そうとしても、この種のネタは漏れ出てくるのだ。ましてや、ロンドン市場に関わる案件だけに、隠密裏に事を進めようとしても無理があった。
しかし、電光石火の如く決断した、ヘトヘト證券の首脳陣は大したモノである。その度胸や良し!さすがは勝負所を間違えず外さない「株屋の面目躍如」と言ってよい。

追加引用掲出(2008/09/23 2245)→ 野村、リーマンの欧州主要事業買収で合意  (日経NET)
(2008/09/23)

野村ホールディングスは23日、破綻した米大手証券リーマン・ブラザーズの欧州・中東地域の株式、投資銀行事業など主要事業、業務を買収することを決めた。前日にはアジア・太平洋事業の買収を決めており、北米を除くリーマンの主な事業基盤を引き継ぐ。高度なノウハウや多様な顧客層を手中に収める。

買収する対象はロンドン、パリなどリーマンの欧州事業。株式の引き受け・売買、M&A(合併・買収)助言などを担う投資銀行事業部門が中心となるもよう。英銀大手のバークレイズなどと競っていたが、野村が23日までに競り勝ち、買収を決めた。買収価格は最終調整中。

リーマンの欧州・中東事業は2007年12月―08年5月中間期の営業収益が2億6000万ドル(約280億円)。 (22:33)
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