ニューヨークの株価本格下落へ!実体経済への影響がいよいよ出るかな?
予想どおりの展開ですが、NYSEでGMは別にしても主要な株価がいよいよ本格下落へ。
底値はどこか?それが分かれば苦労はしない。
GMの急落は想定どおりだが、残りの株価も引きずられるように、これから下落が始まるだろう!
やはりGMは米国経済の象徴だから。
ボーイングもつられて下落しているという!?
受注残を抱えているのに?でも、航空市場の先行きを考えると「・・・・・かも知れないなぁ」というところかな?
CITIの3%下落は想定外かも知れない!?
でも、CITIも、サブプライム・ローンの破綻が明確になったとき、あるいはリーマンが決定的に破綻したとき、「影響は軽微」とかナンとか偉く強気だった記憶がある。
確かに、その当時「火傷」は軽微だったのだろう。
しかし、金融危機が実体経済への影響を徐々に与え始めると、CITIも深刻なボディーブローを交わせなくなりつつあるという事だ。
日本国内でも、これと同じ現象が既に生じている。
三菱東京UFJ・FGが、強気で1兆円近いモルガンへの投資を表明したのがリーマン破綻情報が世界を駆け抜けるに時をおかずだった。野村證券はリーマンのアジアとヨーロッパ事業を買収した。
しかし、三菱東京UFJ・FGは、その後(つい最近)ナンと1兆円の増資を表明している。なんじゃコラ!?と思われた方は多かったのでは?
つい先日、野村證券は、買収したリーマン移籍組から纏まった数の社員へ退職勧奨したというしねぇ~。
既に想定以上の速度で、実体経済への影響が出ているんだけど、まだまだ、普通の市民には遙か彼方のデキゴトという捉え方みたいですねぇ~。
でも、年明けから年度末にかけて、必ず「実体経済」は深刻なボディブローを受けますよ。
そうなっちゃうと、回復させるのは多少の努力程度では難しい事でしょうね。
いま、21日未明ですが、東証が開いたとき、昨日以上の落ち込みへ直結するのか踏み止まるのか?日本も笑ってられない処へ確実に追い込まれつつありますね。
与野党とも、政局ごっこをしてる場合じゃナイですよ。ホントのところ!?
引用開始→ 米国株、続落で始まる GM8%弱の急落 シティ3%下落
(日経NET 2008/11/20 23:55)【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式相場は続落して始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比72ドル24セント安の7925ドル4セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同10.19ポイント安の1376.23で推移している。週間の新規失業保険申請件数が54万2000件と市場予想を大幅に上回った。雇用指標の悪化で米景気懸念が改めて強まり、売りが優勢となっている。
自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は8%弱の急落。金融関係会社GMACファイナンシャル・サービシズが銀行持ち株会社への移行と金融安定化法による資金支援を申請したと発表した。サウジアラビアの富豪、アルワリード・ビンタラル王子が株式を追加取得する姿勢を示したと伝わった米銀大手シティグループは3%下落。シティは前日に20%超急落していた。大幅な人員削減を計画していると米紙が報じたボーイングも下落。←引用終わり
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いよいよ、米ドルと円の実際の実力:1US$=85円へ近づいてきましたねぇ!
同様に、1EUR=100円も目前というところです!
それなら、東証の平均株価は6,500円を覚悟が必要な時期は間近です。
日本人は、一人当たりGDP2万ドルに耐えられるつましい生活を覚悟しましょう。
平和(戦争がない状態で)それを乗り切る事ができるかどうかです。
今日は短めです!ダラダラ~と、垂れ流せる話題じゃないものですから。
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