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2008/12/07

寒くても「神戸ルミナリエ」 今年も開催できた事に感謝して!

6日早朝に帰国し、午前に1本、午後は受講学生に振り替えを諒解してもらった講義2本を終え、次週に向けたミーティングを終えた後、夜、神戸へ向かい友人達と再開。

ルミナリエを開催できた事を喜ぶ友人達と一緒に会場(旧居留地/仲町通り)を歩き東遊園地へ。土曜日の夜という事もあり、子供を伴った家族連れが目立ちました。

やはり、神戸市民の気持ちは、下記に引用した「朝日の記事」に集約されていると思います。
全国各地から「神戸ルミナリエ」へ足を運んで下さいます皆様へ、復旧しつつある神戸を併せてご覧頂ければと願っています。

神戸の復旧も「都心」は、ほぼ復旧できたように見受ける事ができます。
しかし、インナーシティと考えられる「三宮を軸にした都心」の西側「兵庫区」「長田区」と東側に位置する「灘区」は、まだ難しい問題を抱え、完全な復旧というには少し遠いと考えます。産業政策も含めたいくつかの課題を解決するには時間が必要です。

やはり「神戸ルミナリエ」は、震災を記憶し、そこから立ち上がる上での「精神的な支え」でもあると考えます。

皆様、お時間がございましたら、「神戸ルミナリエ」へお運び下さい。
また、100円募金へのご協力をお願い申し上げます。

引用開始→ 思い新たに ルミナリエ開幕  (asahi.com)
2008年12月05日

K_img_renderasahi東遊園地の光の壁掛け「スパッリエーラ」からは幻想的な光が放たれた=神戸市中央区、西畑志朗撮影

師走の神戸の夜空に、色鮮やかな光が浮かび上がった。神戸市中央区の旧外国人居留地周辺で4日に始まった14回目の「神戸ルミナリエ」。鎮魂と希望の光に包まれた人々は阪神大震災の記憶をたどり、復興への思いを新たにした。

午後5時45分。ルミナリエ会場西側入り口で点灯式があり、集まった市民らが震災の犠牲者に黙祷(もく・とう)した。

「ルミナリエの光は多くの人の魂を慰めてくれる。今後もともし続けるために温かい気持ちを寄せてほしい」。組織委員会会長の矢田立郎市長があいさつした後、市立港島小と明親小の児童計174人が復興を願う歌「しあわせ運べるように」を合唱した。

午後6時、鐘の音を合図に巨大な光の扉「フロントーネ」や東遊園地につながる回廊「ガレリア」にあかりがともり、夜空に幻想的な光が広がった。

「神戸は、よくここまで復興したと思う」。東遊園地の光の壁掛け「スパッリエーラ」を見上げていた河崎保さん(83)は、穏やかにほほ笑んだ。20代からオーダーメードのシャツ専門店「神戸シャツ」(神戸市中央区)を営むが、震災では店舗が入ったビルが全壊した。商売人として最もつらい経験だった。「ルミナリエは続けてほしい。震災を忘れたらあかん」

震災で西宮市の実家が全壊した神戸市垂水区の主婦平山京子さん(37)は「ただのお祭り騒ぎではなく、鎮魂の意味があることを子どもたちが理解するまで続けてほしい」。そばには、一緒に来た長女陽菜(ひ・な)ちゃん(6)と次女菜桜(な・お)ちゃん(3)。平山さんは2人を見つめながら「その時に私の被災体験も話せたら」とつぶやいた。

高校時代の友人を奪った震災を思い出すのが苦しく、ルミナリエに足を向けなかった大阪府寝屋川市の病院職員川口宰(おさむ)さん(31)。だが、今年生まれた長男慧(あきら)ちゃんには見せようと思い、妻の絵里さん(27)と3人で神戸にやってきた。「いつまでも引きずらず、前を向いていいかと思えました」。光をじっと見つめながら語った。

西宮市の主婦中塚知美さん(40)は今年も息子の陸朗君(9)と淳朗ちゃん(1)と訪れた。「あの地震を忘れてはいけない、と改めて思う。まだ小さいこの子たちに震災を語り継いでいきたい」

有志ら初の募金活動

資金難で今後の開催が危ぶまれる神戸ルミナリエを存続させようと、地元・旧居留地連絡協議会は8~10日、初めての募金活動に取り組む。有志13人がそろいの赤いジャンパーを着て、午後6時ごろから会場で募金箱を持つ。

同協議会は、旧居留地の景観保護や防犯活動を目的に約100社で構成されている。野澤太一郎会長(76)は「ルミナリエは震災犠牲者の鎮魂の行事として定着し、神戸の冬の風物詩になった。財政難でやめるとなったら神戸の街の恥」と話す。募金は来年以降も続けるという。

一方、今年も来場者に「1人100円募金」を呼びかけるルミナリエの組織委員会は、会場内の31カ所に募金箱を設けた。←引用終わり
(朝日新聞asahi.com)

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