フェデックス(FEDEX)運航のMD11、成田での横転炎上事故について
「現在、成田は滑走路が閉鎖されています。そのため、成田へ向かう便は出発を見合わせています。改めて、ご案内申し上げるまで、お待ち下さいますよう、お客様にお願い申し上げます」。
ほぼ、このような案内放送が大阪・伊丹で流されたのは、朝8時頃に羽田へ向かうために大阪・伊丹へ到着しJL106のチェックインをする時だった。
「ヘェ~、何かあったのかな?羽田へは飛ぶの?」と聞いたところ、
「羽田への便は通常どおりです」と答えが戻されたので、全く気に留めなかった。
JL106(JA8979)はほぼ定刻に伊丹を離陸し羽田へもほぼ定刻に着陸し、ボーディング・ブリッジから機外へ出た時は、まず時間どおりといえた。
何の不都合もなく、羽田から浜松町を経由し六本木は東京ミッドタウンへ問題なく到着し、「東京コレクション」の取材チームへ支障なく合流できた。
そのまま、「東京コレクション」やら、3月末の店頭売上高数値についての検証やら批評やら、忙しく情報交換しながらランチもこなし、WBCの対米国戦も気になるし状態のまま過ごしたワケで没頭していた。
午後の浅い時間に、「成田で米国機が着陸に失敗し横転炎上、A滑走路は閉鎖中らしい」との情報を聞かされた。
すぐさま「また、ノースウエストか?」と尋ねたら、
「自分はよく分からないが貨物機らしい」との事だった。
で、夕刊を入手したところ、着陸失敗横転炎上機は「FEDEX」だと判明した。
しかも、機材はMD11だとか。
それが分かったとき、"とらえもん" は、非常に複雑な気分に襲われた。
なぜって、JALが抱えていたDC10-40(MD11の前の機材)が大好きだったからだ。
尾翼上にエンジンを一発収容した、非常に意欲的(中途半端)な三発エンジンという、何ともバランスの悪いイメージに包まれた機材だったけれど、全てがコンピューターによりシステム化され機械化されるまでの、何とも人間的な最後の機材だった事もある。
DC8の後継機だった事もあり、DC10にはよくお世話になった。
ウリは東京からニューヨークまでなんとか「ノンストップで飛行」できるとかなんとか騒がれていた記憶がある。
その後は、DC10は国内線と中距離線へ投入されていた。そちらでお世話になった。
そのDC10の後継機といい鳴り物入りでJALが投入したのがMD11だった。
しかし、イマイチだったのか、導入機数も少なく、何よりもDC10-40よりも早めに引退してしまった記憶がある。
JALが大量導入しなかった事もあるのか、MD11は世界的にも売れなかったようだ。
この機材(MD11)は開発失敗作との陰口も叩かれている。
シンガポールから名古屋へ向かっていたJALのMD11が着陸を前にした伊勢湾上空で突然、乱気流に巻き込まれ客室乗務員が重軽傷を負った事故もある。
気流の変化への対応力が弱体なのではないか?との疑いもある。
香港だったかで、今回と同じような横転炎上事故を起こしたのではなかったか。
テレビのニュースで報じられる映像から、飛行機好きとはいえ、素人が口を挟むような状況ではないので、これ以上の事は差し控えたい。
しかし、物凄い事故である。
米国では「佐川急便」みたいな「FEDEX」は、どのように対処するのだろうか。
機長も副操縦士も操縦席で事故死されたと報じられている。
ただただ、ご冥福をお祈りするばかりである。
また、旅客便でなかった事を、乗員には申し訳ないが幸いとしたい。
振り替え空港になった、羽田はもとより、中部国際空港や新千歳へ到着した事で、ワケの分からない不平不満を言っている他社便の乗客のコメントがテレビでは報じられているが、不平不満を述べ立てている乗客は自らが無事に到着着陸できた事に、何を差し置いても感謝すべきである。
そして23日の事故とそれによる成田のA滑走路閉鎖は、「天変、戦争、革命、動乱、暴動」などと同じ扱いである事を冷静に理解すべしと言いたい。
それも分からずに、タダ同然の航空運賃で海外旅行をしたに過ぎない客が、何を偉そうに声高な主張をしているのか、頭を冷やして考えよ!と言いたいねぇ。
成田も国際空港と言うからには、もう一本4000メートルの滑走路が必要だねぇ~!
この事故について、当事者会社として「FEDEX」の日本人副社長が記者会見していたが、記者の日本語での質問に対し「全て英語で回答」していた事が異常だった。
*後程、米国社会での訴訟や自らの立場を考慮したのだろうが、哀れな米国社会に属する会社の一端を見せられた感を否めない。
そして何よりも重大な事実は、積荷の中身(例えば危険物)や積載バランス(ペイロードを含む)やらの質問に対し、「現在調査中」と答えた点であり、また、乗員の飛行歴についても個人情報を楯にとり開示を拒む姿勢を貫いている点である。
積載貨物は全て分かっているハズ(到着地空港での通関、禁止積載物もある)なのに、調査中と回答した点は、FEDEXという会社の姿勢をいみじくも物語っている。
また、米国人の日本法人社長がいる(はず)なら、本人が日本人副社長などに任せず、これだけの事故を起こしているのだから先んじて出てくるべきである。
24日は、WBCの決勝戦やら、小澤一郎の居座りタタキを考えているのだが、現在時点では、成田でFEDEX機が引き起こした事故について、航空機移動の多頻度利用者として一言述べておきたい。
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コメント
あの人は「フェデックスの北太平洋地区担当副社長」だから、フェデックス内で北太平洋地区を統括する人物であり、フェデックス日本法人の代表者より立場が上の人ですよ。
http://www.fedex.co.jp/pressrelease/2005/09.html
それと、日本人ですが幼少期に渡米され日本語が出来ない人のようですよ。
投稿: foo | 2009/03/24 18:32
http://www.youtube.com/watch?v=QQ4Y3RIx1UM
安定して進入してきて、着陸寸前の急激なノーズダイブに
よる事故という事のようです。
操縦桿を一気にダウン側に倒すかダウンバーストか
要因としてはいずれかが考えられますが・・・。
投稿: bb | 2009/03/24 12:48