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2009/03/20

百貨店は底無し沼の苦戦、奢侈商材だから不振?不況、消費不振!

消費不振は「百貨店」業界だけではありません。
実は、「量販店」業界も基本的には同じ構造です。

「百貨店」と「量販店」を比較すれば、一方は「奢侈商材」、一方は「実用商材」と大別できます。
どちらかといえば、「奢侈品」を商いする「百貨店」が、この世界同時金融不況で苦戦を強いられるのは、不承不承ながらも理解できないことはありません。
しかし、「実用品」である生活必需品を主体に商いする「量販店」も売上高を低下させている事実は深刻な事態です。
毎日の生命を繋ぐための実用品である「生鮮食品」、つまり「生命」の源泉ともいえる「食べる」モノを節約しているワケですから。
あるいは、身に纏う「実用品」としての「衣料品」を節約しているワケですから、事態はかなり深刻だと考えるべきです。

このような経済環境ですが、次週は「日本ファッションウィーク・2009年秋冬『東京コレクション』」が「東京ミッドタウン」を中心に始まります。

ささやかなオシャレ、「ファッション」を楽しむ気持ちまでもが、不況の波に押し潰されないでほしいなぁと願うばかりです。

消費市場を担う有力店舗は、市場環境を十分に認識した上で、日本の消費文化を維持して欲しいと願うばかりです。
また、サプライヤーとして提案する側は、「市場環境をよく認識し『市場をリードできる提案力』を備えた商材」を見せて欲しいと願っています。
デザイン力(表面だけでなく「機能性を含めた提案」が大事です)だけで勝負を賭けず、ビジネスモデルをよくよく考え、関与する事業者が一定の利益を享受できる仕組みを考えるべき時期にあると思います。

引用開始→ 百貨店売上高、2月も11・5%減 過去最大の減少幅
(asahi.com 2009年3月20日6時22分)

日本百貨店協会が19日発表した2月の全国の百貨店売上高(既存店ベース)は前年同月比11・5%減と、98年3月以来となる2けたの落ち込みを記録した。2月としても過去最大の減少幅だった。比較的好調だった食品や化粧品も苦戦し、価格の安い商品に絞り込んで買う傾向が目立つ。百貨店各社は政府の定額給付金の支給をあてこみ、春物商戦で巻き返しをねらう。

2月の全国百貨店(90社、278店)の売上総額は4695億円。同協会は前年がうるう年だった影響を除いた実質の既存店ベースでは8・7%減とみている。1月の9・1%減より落ち込み幅は縮小したことになるが、衣料品や食品など主要5品目・14分類のすべてで前年実績を割り込むなど、販売不振は深刻だ。

特に売り上げの約3割を占める食品は5・7%減と2カ月ぶりに前年割れ。バレンタインデーの14日が土曜日で、「義理チョコ需要」が減ったことも響いた。化粧品も7・6%減とマイナス幅を広げ、好調とされてきた商品群で慎重に点数を絞り込む人が増えてきたようだ。暖冬などの影響を受けた衣料品は14・5%減と、20カ月連続で前年を下回った。

各地の物産展などには客が集まるものの、催事以外の買い物にはつながっていない。必要なものを必要なだけ買う傾向が続いており、3月も前年比1割減程度で推移しているという。

百貨店各社は3月下旬から、総額2兆円の定額給付金の支給にあわせたセールを始める。協会のまとめによると、19日現在で会員店の約7割にあたる188店がセールを行うか、検討中という。給付前にセールを先行する店も多いが、消費者の購買意欲をどこまで刺激できるかは未知数だ。←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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