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2009/03/06

世界文化遺産・国宝「姫路城」の重要文化財への落書き多発!日本人も地に堕ちたもの!

最近、「コラコラコラム」が掲出する「姫路城」へのアクセスが増加している事が気にかかっていた。最初は「保存修理工事」を控えての事と捉えていた。
先日、地元紙「神戸新聞」に「大量の落書き」事件が報じられていた。その報道をWEB上で読み、情けない事だと憂鬱な気分に陥った。

やがて、その記事が「共同通信」やら「地方ブロック紙NET」を通じて報じられるに従い日を追うように「姫路城」にかかるアクセスが増加してきた。

"とらえもん" は、播州は姫路で生を受け長じると共に「姫路城愛城会」なる組織に組み入れられ、当時は「ボランティア」などという言葉は無かったが、「奉仕作業」とかなんとか「冠」を被せられ、城内清掃の手伝いに動員された経験を持っている。
最初に担当したのは、大手門を入ったところにある「三の丸広場」で、次が「西の丸庭園」だった。その後、広大な城内のいくつもの場所を清掃奉仕した。

いまも、ときおり「外国からの訪問者」を案内し「姫路城」を訪れる事がある。その際、ガイドは不要で、自ら詳細に案内できる。
引退し、郷里へ戻る事になれば「姫路城」の案内人ボランティアをと本気で考えている。
「姫路城」は自らの「歴史文物考察」を鍛えてくれた場でもある。

昨年も9月に、タイからのミッションを案内し、「日本のモノ造り」の計画性、またスケールの大きさ、加えて細部に至るまで端麗な装飾を施す細かなモノ造りなど、実際のモノを現場で指差し案内申し上げる事ができた。
「単純で壮麗」、「壮麗にして単純」だが、「姫路城」は実に奥が深いのである。
また、「姫路城」を支える東西二本の「大黒柱」を「事業のコンセプト」と「事業計画(ビジネス・プラン)」が両立する事で、初めて「形を支える事ができる」と説明した。
物事を観るとき、多面的に多様な角度から見守る事が必要だが、周囲を固め飾り立てる「装飾」に目を奪われがちだが、「本質は何か」を考える上で「スケルトン」を捉え返す必要があり、その上で「設計思想」を見て評価する事が大切だと、日頃から考えている。

そのスケール感を育ててくれたのが「世界文化遺産・国宝『姫路城』」だった。

何よりも「姫路城」は姫路市民はもとより「播州人」の誇りである。
そしていまや「日本」を代表する「世界でも有数の巨大木造建築物群」である。
それが、文化財として高い評価を受け、日本で初めてユネスコから「世界文化遺産」に指定されたのである。
いまや「世界の市民の文化遺産(宝物)」である。子供の頃から仰ぎ見てきた「姫路城」は、"とらえもん" には文化観を支える大切な重しだ。

その「姫路城」の百間廊下に落書きをしたゲスヤロウが現れたという。
情けないじゃないか。
日本人の「公徳心」は、もう過去の遺物なのか? 何という事だ。

5年以下の懲役だとか30万円の罰金なんてチョロい事を言わず、厳罰に処するべきだ。
懲役刑はそれでよいとしても、原状回復費用を請求すべきだ。
実際に「歴史的建造物」である「重要文化財」や「国宝」なのだから、原状は回復しようがないって事になる、とすれば「終身刑」って事にでもするか?

確かに「百間廊下」は監視人もいないし監視カメラもない。
その奥にある「千姫が過ごした『化粧櫓』へ続く」のだし、もっともっと、国も「不埒なヤカラ」を徹底的に懲らしめなければハナシにならない。

故郷に「錦」は飾れなくても「綿」くらいは飾りたいと考えている "とらえもん" は、この事態に悲しい思いをしている。

引用開始→ 姫路城に落書き100件超 防犯カメラの死角 観光客か
(asahi.com 2009年3月5日9時55分)

世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)の西の丸の建物で、柱などに相合い傘や人名が刻み込まれる落書きが100個以上見つかった。観光客によるものとみられるが、城内に62台ある防犯カメラの死角になっていた。文化庁の修理指導部門の担当者は「ひどい有り様。監視を増やすなど早急な対応が必要だ」と話している。

西の丸は姫路城の城郭内の西側部分にあたり、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の娘、千姫が暮らしたことで知られる。落書きは、このうち一般公開している「百間(ひゃっけん)廊下」と呼ばれる長さ約250メートルの棟続きの建物(国の重要文化財)で見つかった。

柱や階段の裏側、窓の戸に「今井」「矢沢」といった名前とともに「H20・4・20」「1996 ELLEY 8/3」など最近の日付も刻まれていた。廊下の北端にある「ヌの櫓(やぐら)」と呼ばれる楼閣と周囲の部屋が特に目立ち、相合い傘が四つ書かれた柱もあった。

姫路城を管理する姫路市によると、1月に天守閣の最上階にある柱に人名が刻まれているのが見つかり、改めて城内を調べて落書きを確認した。市は修理が可能かどうか調査を開始。落書きを消すために城の建物を削った例はないため、着色して目立たなくする方法などが検討されている。落書きを禁じる掲示も増やす方針だ。

文化庁によると、国の重要文化財への落書きは文化財保護法違反で、5年以下の懲役か禁固もしくは30万円以下の罰金に処せられる。全国4千以上の城を見たという日本城郭史学会の西ケ谷恭弘代表(62)は「百間廊下は天守閣に比べて観光客が少なく、人目につきにくいのだろう。観光客の自覚に頼るしかない」と話した。(筒井次郎)←引用終わり
(朝日新聞社asahi.com)

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