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2009/04/17

レナウンの経営再建、期待したいけどねぇ?! とりあえず、ガンバレ!レナウン!

レナウンのビジネスモデルは、既に旧弊な手法として広く認識され、共有されているといっても過言ではない。
この20年間に2兆円の売上高を失った「百貨店(=デパート)市場」に、レナウンはいまも主軸をおいている。
百貨店市場でも、著名ブランド品を始め多くの商材が入れ替わり、ファッション商材を支える主役は交代している。商品の基本構成(マーチャンダイジングの企画構成)そのものが、従来からレナウンが培い蓄積した内容(ノウハウ=レナウン型ビジネスモデル)は、書き換えられてしまっているにも関わらず、レナウンはそれを捨て、現代に合う新たなビジネスモデルの構築を成し得なかった。
あれよあれよという間に、業績は下降の一途を辿り、株価は低迷するままに任せる他なかったのか?

その昔、一部の百貨店の店頭で猛烈な競争を繰り広げた者として、凋落を続けるレナウンの業績には忸怩たる思いが募る。
神宮前(というか千駄ヶ谷)の東京本社、西五反田のダーバン(とりわけ西五反田のダーバン本社には強い思い入れがある)。創業の地ともいうべく大阪本社は、一時、安宅産業の本社ビル(いまは住友商事大阪本社になっちゃったが)を買い取り堂々たるモノだった。
旧・安宅産業のビルは業界の会議でよくお世話になった記憶がある。

しかし、いま、レナウンは殆ど資産を有しない。既に裸同然である。
もう待ったなしだ。

毎年まいねん赤字続きでも、今日まで事業を維持できたのは、1960年代に当てに当て手に入れた膨大な資産だ。
「レナウン」、「レナウン・イェイェ」、「アーノルド・パーマー」、メンズは「ダーバン」がテレビコマーシャルでも群を抜いていた。
当時の宣伝部長N氏からは、業界の中での様々な事について沢山の助言を頂戴した。
商品作りの面では専務のK氏から、考えられないほどの助言を頂戴した。

当時の業界をリードされた方々は、人間としてのスケールが大きく懐も深かった。

些少ながらお返しできた事は、「ダーバンの西五反田ビル」開発を応援するくらいしかできなかった。

レナウンが「アクアスキュータム」買い取るらしい?!
と、耳にしたとき、「ヘェ~!」と驚いた。本当に驚いた。

レナウンも遅ればせながら、国際的に著名なブランドの経営を支配し、本格的に国際市場へ参入し競争するのか?と考えたからだった。

まず、手始めに「銀座で路面店」を展開するだろうと考えていたら、なんと「三陽商会」が展開する「バーバリー」に対抗する事が目的だと、実に矮小な話が漏れてきた。
そんな事をしたら「レナウン」は終わりじゃないか?!
と、無茶苦茶、残念な気持ちに包まれた。しかし、一方で「そんな馬鹿な事をする筈がない」と考え直したりもした。

だが、レナウンは手に入れた「アクアスキュータム」を、なんと百貨店の中で「ショップ展開」を始めたから、「ナンのために買収したのだ?」と驚いた。
一方で、この時期のレナウンは、アウトドア・コンセプトのタウンウェア「ヘンリー・コットン」をナンとコンセプトも中途半端な技法で、全国各地域の有力取引先に「路面展開」させていた(レナウンが経営責任を負うワケではない、販促費用を支援するなどの方法だ)。
決して、レナウンが自社の責任で大量に展開したワケではないのである。

ハッキリ言って、いずれの事業も陽の目を見る事はなかった。

レナウンの経営体力を一気に低下させただけだ。
先進的なMDを競う百貨店の一部では「レナウンの商品が、婦人服・婦人用品の売上で足を引っ張っている」とまで言われているのだが。

レナウンは、頑固なまでに、旧来の手法を変えようとしない。
レナウンが光り輝いていた頃を知る顧客は、既に70歳を超えている。
でも、レナウンは、30代のミセスにという名目で商品を開発し性懲りもなく全国の百貨店で店頭に並べている。その商品は、失礼ながら60代でも買わないワ!

このような事を続けても、レナウンが今日まで保ったのは、本当に1960年代~1970年代に獲得し蓄積した様々な「事業資産」が膨大であり、それが頼りだった。
早い話、日本の一人当たりGDPが、1000US$に満たなかった頃から10000US$を稼ぎ出す頃に稼ぎ出した資金で手当てした「事業資産」が、80年代後半から90年代前半のバブル(資産バブル)を経て、膨らむだけ膨らんだから、それをタケノコの皮を剥ぐように小出しに売り続けても、一定の運転資金を手にできたワケだ。
しかし、自社の株価は低下する一方で止まる処を知らない。

そんなこんなで、苦境がハッキリし始め「レナウンは経営危機」にあるという見解が定着し始めた頃には、社長交代が相次ぎました。
思わず、ナンデこのヒトが社長?
「ヘェ~、レナウンはここまで来てしまったのか?」と目と耳を疑った事もあった。
ある時、レナウンでは腕力が強い人物が、社長に就任する。
それは「経営能力」じゃないんだねぇ~!
あの頃、世間をアッと言わせた御仁が社長に就任したとき、業界の誰もが漏らした感想じゃないかなぁ。

その御仁の社長は長く続きませんでしたねぇ~!当然だろうと思いますけどねぇ。

以後、レナウンは、恥も外聞も捨て去り、まるで「穴熊囲い」みたいな処へ逃げ込み、苦悩と苦闘を「自己中毒」のように繰り返しています。
そして、とうとうファンドといえば聞こえがいいけど、「金貸しが本業」の手により買い占められてしまったワケだ。
金貸しは、業績の上がらない「レナウン」に業を煮やし、役員の受け入れを迫っているらしい。
まぁ、ハッキリ言って、ババを掴まされたんだから仕方がないよ。
投資する側としても、アパレルビジネスを知らなさすぎるワィな!
無知、無自覚な側が、イロイロ売り払える資産があるとでも考えたのかねぇ~!

アパレル・ビジネスというかファッション・ビジネスはですね、「ヒトが資産」ですからね。
ホントの意味で「事業資産」は、「ヒト」つまり「ヒューマン・リソース」なのですよ。
金貸しが「レナウン」へ、仮に役員を送り込んでも、屋台骨を支える人材が退社してしまえば何もないのですよ。何も残らないの!
分かるかなぁ?分かんねぇだろぉなぁ~?!
金貸しは、所詮、金貸しに過ぎないんだねぇ~!

「レナウン」が、本質的に現在の市場で通用する付加価値生産力を保持するなら、とっくの昔に再建できているんだけどねぇ~。
諦めたほうがイイんじゃないのかな。

「トミヤアパレル」が潰れました!
「小杉産業」が潰れました!
「レナウン」は経営危機から抜け出せません!
いずれも同じ企業体質です。

昔のお仲間だよねぇ~!

金貸しファンドの皆様、これらの三社に共通している点を分析掌握できれば「コラコラコラム」は、合格点を差し上げますよ。
もう少し、カネを注ぎ込めば「レナウン」を再建できるかも知れないですよねぇ~!

挑戦されますか?!

引用開始→ 迷走レナウン、再生へ賭け 経営陣の一斉退陣を発表
(日経NET 2009/04/15. 07:02)

経営再建中のアパレル大手レナウンは15日、中村実社長(58)ら5人の取締役全員が5月28日付で退任すると発表した。社内から40代の人材を後任社長などに起用、社外取締役も迎える。筆頭株主のネオラインキャピタル(旧かざかファイナンス)から取締役派遣の株主提案を受けていたが、より大胆な人事刷新を対抗的に打ち出して経営の主導権を維持する。ただネオライン側がこれで株主提案を取り下げるかどうかは不透明。経営体制を巡る迷走劇は名門アパレル再建の行方に影響を与えそうだ。

人事案では中村社長が相談役、森昌昭会長(64)が顧問に退き、他の三取締役も執行役員や兼務する子会社の社長に専念。後任社長候補者に北畑稔・経営企画部長(47)を選んだほか、やはり40代の執行役員2人を取締役に昇格させる。←引用終わり
Copyright 2009 Nikkei Inc. / Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.

引用開始→ レナウン、取締役が総退陣…新社長に40代部長就任

経営再建中のレナウンは16日までに、中村実社長(58)ら取締役5人全員が退陣する人事を発表した。赤字脱却に向けて大幅なリストラを実施したことを受け、人身刷新が必要と判断した。

新社長には北畑稔経営企画部長(47)が就任するほか、他の2人の取締役も40代と若返りを図る。また、新たに社外取締役を2人起用する。5月28日の株主総会後の取締役会で正式決定する。中村社長は相談役に就任する。

同社をめぐっては、筆頭株主のファンドが日本振興銀行の木村剛会長らの役員選任案を株主総会で提案すると発表している。レナウンは「今回の人事と株主提案は関係ない」としているが、現経営陣は就任して1年で総退陣することになり、人事刷新により混乱を収拾し株主の理解を得る狙いもありそうだ。

■レナウン 1902年に創業した老舗アパレルメーカー。「アーノルドパーマー」などが主力ブランド。業績低迷が続き昨年、人員削減や東京の本社ビル売却、不採算の16ブランド廃止などを打ち出したほか、英高級ブランド「アクアスキュータム」を売却する方針も決めた。昨年2月末時点の連結従業員数は約4000人。←引用終わり
ZAKZAK 2009/04/16

引用開始→ 引用開始→ レナウン、3期連続の最終赤字 09年2月期
(日経NET 2009/04/16. 07:02)

レナウンが15日に発表した2009年2月期連結決算は、最終損益が122億円の赤字(前の期は80億円の赤字)だった。赤字は3期連続。主力婦人服ブランドの不振で営業赤字が拡大、在庫の評価損など特別損失も膨らんだ。

売上高は1559億円と前の期より11%減った。円高・ポンド安による海外子会社の収益の目減りも響いた。売れ残り商品の値引き販売で採算が悪化、営業損益は75億円の赤字(8同21億円の赤字)だった。リストラ費用などで特別損失は63億円に上った。←引用終わり
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