「ベトナムに新幹線構想」と、日経は8月7日夕刊第一面に囲み扱いで報じてみたけれど!
日本経済新聞社の敏腕記者だと在越日本人社会では評判の岩本陽一ハノイ特派員ですが、最近は、「スクープ」やら「特ダネ」を意識してか抜き報道狙いが目につき、ベトナムフリークとしては少しやり過ぎの感を否定できませんね。
思わず「トップ屋記者を狙ってるのかなぁ?」と疑いの眼で署名入り報道(送稿)記事を見るようになっちゃいましたね。
それでは、日本経済新聞8月7日の夕刊第一面記事(囲み)を掲出しておきます。
→クリックして下さい!→ 「vn_shinkansencentral_09.pdf」をダウンロード しご覧下さい。
何か功名心でもあるのかなぁ~?
それとも、在越日本人社会特有の、見下ろし目線をいよいよ高め固めたって事かなぁ?
「そこまで来りゃぁ、まぁ、オシマイだよね!」ホントにねぇ~!
別に、日本経済新聞が、偉そうに囲み記事で一面報道するまでもなく、ベトナムの新幹線構想は当初からの政策課題なんだけど。
① 情報流通の社会基盤整備としての「南北縦断光ファイバー敷設」案件
② 物的流通の社会基盤整備としての「南北高速道路の整備(北部と中部はアセアン東西回廊の一部)」案件
③ 人的大量鉄道輸送整備としての「南北新幹線整備」案件
この三点は、日越両政府の共通認識だし政策上のセットテーマなんだよね。
加えて、
④ハノイとホーチミン市での都市交通整備事業(地下鉄建設)案件
⑤ホアラク・ハイテクパークの建設案件 がある。
それを小出しにするほど、ベトナム政府も日本政府も小心姑息ではないワ!
このネタを「特ダネ」と感じたのは、このネタを漏れ聞いた場所とタイミングの問題だろうと考える。
「若いねぇ!?」。それだけの感想だ!
日本国内の様々な政治スケジュールが悪い方へ作用して、当初考えていたベトナムでの大きなテーマは、それどころでは無くなっちゃったワケだけど、ベトナムの側は、日本の事情はともかく粛々と準備し粛々と行うのみである。
それに参加し盛り上げようと、お考え頂いていた日本側の皆様には、日本国内で今日、生じた困難な状況に対し同情申し上げる以外に方法がない。
どうか、勝ち残り頂き、今秋以降も引き続きベトナムへの応援を賜れるよう、期待申し上げる以外に市井の市民としては言がない。
当初は、8月中旬に絶好のタイミングで、日本もベトナムも国内外へ向けて発表したいテーマであった。
それを日経は「特ダネで、抜いてやった!」と、さぞ自慢に満たされた事だろう!
しかし、これを想定外の方法で手に入れ(漏らし)たのは、日本側の関係者からかベトナム側の関係者からか、「コラコラコラム」は知る由もないが、いずれにしても端迷惑な話である。
ベトナムでの取材方法として、あるいはその報道として、若干「禁じ手」の要素も窺えるし、軽はずみではないかとの疑念を「コラコラコラム」は捨てきれない。
まぁ、「コラコラコラム」も、その軽率さにおいては人後に落ちないから、大きな事は言えないけれど。
で、日経の報道記事アーカイブスをNIKKEI NETでチェックしてみると、
以下の状態だ!
1.ベトナムに新幹線 総延長80キロ、日本と検討 (←が、現れます)
... 国際ニュース. ベトナムに新幹線 総延長80キロ、日本と検討. ... (8/7 19:30)
markets.nikkei.co.jp/kaigai/ -20k
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↓
国際ニュース該当の記事はありません。 国際ニュース (←に、なります)
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という事になっている。 天下の「日本経済新聞」少し、オ・カ・シ・ク・ナ・イ・カ ?
消去しちゃうワケだからねぇ!
昨日(8/08)から、「コラコラコラム」読者の皆さんは、帰省やら旅行にお出かけのようで、例年どおりアクセス数が急激に低下してきました。
まぁ、そんな事も考慮してですね、少し辛口で「日経」を拈らせて頂きますワ。
というワケです。
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