米国籍中国人記者の拉致と解放は、北朝鮮の戦略勝ちで当面の幕を降ろす!
とにかく、誘き寄せられ「北朝鮮」が主張する「中・朝国境」付近で、拉致(身柄拘束)された米国籍の中国人記者(2人)。
なんと、この二人を誘き出し「国境侵犯容疑(言い掛かり)」で拉致(身柄拘束)したのは、北朝鮮の情報工作専門部隊と指摘されている。
何よりも、二人を現場へ案内したガイド兼通訳は、情報工作部隊の隊員が現れるや否や巧みに身を隠しその場から離脱したそうだから、最初から、握りがあり、仕組まれた案件だったのだ。
目的は、いつまで経っても「米国」と話ができない四面楚歌の状況を打破する上での、ネタやら仕掛けが欲しかった「(腐りきった)金豚野郎」の配下ドモは、自らの存在感をアピールできる最高の場面創出を試みたワケである。
そして見事に成功させたってワケだ。
これで、「金豚」に覚え目出度く「勲章」モノかとほくそ笑んでいる事だろう。
トンマな米国は、結局、北朝鮮が繰り出す「情報工作」に乗せられたワケだな。
バラマキ・オバマの外交政策なんて、所詮は、この程度なんだよ!
クリキントン・ビルの賢妻(ホントは愚妻)のヒラヒラヒラリンは、
「北朝鮮は、躾のないダダッ子で、強請る、拗ねる、袖を引き、国際社会の関心を呼ぼうとしているに過ぎない。相手にする必要はない」とシンガポールで主張した。
これに対し北朝鮮は、
「ヒラヒラヒラリンは、思慮も分別も欠いた、単なるオバサンに過ぎない。相手にする必要はない」と予想どおりのカラカイを繰り出した。
従って、
「ヒラヒラヒラリンの旦那である、クリキントンなら、受け入れてもよい!」と読む事が今回の件について考える上で正解への途だったようだな。
北朝鮮の主張:
「朝鮮中央テレビ」が報じるところでは、
「悪の権化の『米国』から元大統領のクリントンが、神聖なる共和国の国境侵犯を犯し、12年の労働教化刑を受けた米国人二人の罪を認め、共和国と偉大な金正日将軍様に土下座し謝罪した」と報じている。
「将軍様は、寛い心で、これを許し、二人の特赦を表明した」と続けている。
その上で、
「将軍様は、クリントンを平壌で晩餐の宴を自ら設け、わざわざやって来たクリントンを温かく迎え、重要な話を交換した」と報じている。
どこまで本当か定かではないが、基本的には、クリントンは苦虫を噛み潰し(歴史的恥辱)、金豚は満面の笑み(大勝利)であったろう。
そう言やぁ、ピーナツ畑のジミなカーターも、巧い口先に乗せられて「北朝鮮」訪問へ踏み切ったよね。その後、様々な支援を繰り出した事もあり、結局、貧乏人の「ミサイル(ロケット)」やら「核開発」に繋がっちゃったよね。
「ここまでの歩を、追認しろ!」って言うのが北朝鮮の戦略だから、アーカンソーはリトルロックのアマちゃんなんぞぉ、扱い転がすのなんて軽い軽いって事だろうなぁ~!
米国の世論なんて、いつも分裂しちゃってて、基本的にはおハナシになんないよ!
今回も、「北朝鮮」への対処を巡って、米国の世論は分裂し続けるだろうねぇ~!
これを誘導できたワケだから、北朝鮮の圧勝って事だろうね。
重要な話とは:
「核開発(核保有国としての認定)」、「(宇宙開発という建前の)長距離ミサイル」、「食糧援助」、「基礎エネルギー援助」を迫った事は当然だろう!
密約の山である! 密約は山の如し!と考えるべきである!
日本と韓国は、中国のシナリオに乗せられた米国の軽はずみにより、意図も簡単に見捨てられ切り捨てられたのである。
米国は勿論、米国市民は、大体において軽はずみである!
最近の日本人は、それに輪を掛けたような軽はずみだけど!
その昔、開高 健 先生がご存命の頃、あの「ガハハ笑い」で、「豚にヘソを舐められた夢を見た時は、夢見が悪い!」と、どこだったか忘れたが何かの席で、そのような分かったような分からないようなネタを繰り出し、豪快に「ガハハ笑い」をされた。こちらもついつられて「ガハハ笑い」をした記憶がある。
今回は、「豚にヘソを舐められた夢」以上に、気分の悪いハナシであった。
もっと気分が悪い事は、クリントンの特別機が「三沢基地」を経由している事である。
胸クソが悪いワ! あぁ!ストレスが溜まるワィ!
日本の政府は、この件で、何か気の利いたコメントを出してみよ!
引用開始→ 北朝鮮、米記者2人に「特赦」 朝鮮中央通信
(日経NET 2009/08/05. 05:07)【ソウル=山口真典】北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、金正日総書記が拘束されている2人の米国人記者について、特別恩赦を出し、釈放するよう指示したと報じた。
同通信によると、北朝鮮を訪問したクリントン元米大統領と金総書記の会談では「対話の方法で問題を解決していくことで見解の一致が遂げられた」という。またクリントン氏は米国人記者の「不法入国」に謝罪の意を示したほか、特別恩赦について深い謝意を表したとしている。←引用終わり
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引用開始→ 米記者解放、「核」の扱いは不透明 米政府、密約説否定
(日経NET 2009/08/05. 14:00)15年ぶりに電撃的に実現した元米大統領と北朝鮮トップとの会談を通じ、米側が目指した北朝鮮に拘束中の米国人女性記者の解放交渉は1日でスピード決着した。双方が対話の可能性を探ったとの観測も流れる。米国は記者解放とは切り離して核問題での対応を促す立場だが、北朝鮮は包括的な米朝協議の開始を誘う構えで、核問題の扱いは不透明さを残す。事態打開に向けた「対話」の可否は、改めて鮮明になった米朝の隔たりをどう埋めていくかにかかっている。
【ワシントン=大石格】米政府はクリントン元大統領の訪朝が記者の恩赦という結果を出したことを歓迎、話し合い機運が高まり、核問題を巡る6カ国協議の再開などにつながることも期待している。ただ、クリントン氏が核問題で突っ込んだ意見交換をしたとの見方は強く否定した。米朝が先走り、日韓の反発を招けば北朝鮮の思うつぼ。元大統領の周辺も密約説打ち消しに躍起だ。
米政府が慎重な言動を崩さないのは、記者解放と引き換えに核問題で何らかの譲歩をした、と見られることを警戒するからだ。←引用終わり
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