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2009/09/04

信じたくない「新型インフルエンザ大流行(予告)」ニュース

本当に嫌なニュースだけど、真剣な対策が必要だよね。
この手の「嫌な」ニュースは、当たって貰いたくないけれど、このニュースは間違いなく当たるのだろうね!

この前(5月の騒動)、「『新型』って何?」留学生からとても分かりやすい質問を受けた。
「これまでに経験してないウィルスだから『新型』なんだろうね」と応えた。
「つまり、基本的な『免疫』を人が持っていない」から『新型』なワケで、経験してそれぞれの人の体内に『免疫』ができちゃうと『新型』ではなくなる。

それぞれの人に『免疫』が組成されると、流行し罹災しても軽微になるワケだ。

現在、予防するためには「タミフル」が最適治療剤と考えられている。
一説によると、フランスは「一億人分」の「タミフル」を準備したという。
フランスの国民総数を考えれば「4千万人分」余剰になるってワケだ。
いつもは、ゆっくりの「フランス」が、偉く手回しのよいハナシで、コト「新型インフルエンザ対策」では驚かされてしまう。

翻って「日本」はどうなのだ?
漏れ聞こえるところでは「1800万人分は確保」しているとか?
それで、先般「厚生労働省の発表では2550万人が罹災する」と警告したじゃないか?!
それだけでも、単純に750万人分の不足が明らかだ。
同時に「時期を見ながら、輸入する」とコメントをつけている。

いきなり「5人に一人の大流行」は来ないと考えているのだろうか?
悠長な事だ。

心配なのは、学校の休校措置(学年休校や一部分の休校措置を含め)である。
5月の流行時は、一斉休校措置を採っても「夏季休暇」を抱えていたので、この過程を遣り繰りする事で「ナンとか逃げた」が、これからは「夏季休暇」なんてモノはない。
あるのは「学年末修了」というゴールが迫るだけである。

学生や教職員が集団罹災したときの対応が読み切れない。
これは、一般的な「企業活動」も同じ事だが、
しかし、以前から指摘されているように、「新型インフルエンザ」の大流行時期とされた「秋」は確実に迫ってきたのだ。

何よりも「一人ひとりが、最大の自己防衛をする事だ」ろうねぇ~!
それ以外に「有効な手立て」が思いつかない。残念な事だ!

引用開始→「季節性」より「新型」強力、秋から主流に
(2009年9月2日10時54分  読売新聞)

【ワシントン=山田哲朗】米国立衛生研究所(NIH)は1日、新型インフルエンザは季節性インフルエンザより感染力が強いとする動物実験の結果を発表した。

秋からの本格的な流行では、新型が主流になる可能性が高いとみられる。

米メリーランド大の研究チームが、イタチの仲間フェレットに新型インフルエンザと季節性インフルエンザを同時感染させたところ、新型だけがほかのフェレットに感染し、季節性は広がりにくかった。また、新型と季節性のウイルスの遺伝子同士がフェレットの体内で組み換えを起こすことはなく、致死性の高い新たなウイルスが生まれる現象は見つからなかった。

新型インフルエンザは季節性インフルエンザと同時に流行するという説があるが、研究チームは「秋以降、新型は季節性を押しのけ、優勢になる」と予想している。←引用終わり
Copyright © The Yomiuri Shimbun.

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