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2009/09/07

「円高進行」を嘆く前に、日刊ゲンダイは、熱心に「民主党」応援した責任はないのか?

連日連夕というか、日々、発行する「日刊ゲンダイ」紙面で、自民党の政権を扱き下ろし、民主党への政権交代を主張し続けていたじゃないか。
ほろ酔いサラリーマンの日々の悲哀を擽る事にかけては天才的な煽りを展開する手法で、
"自民党の政治は極悪人の手に握られているから「ダメ」で、民主党に政権交代させないと日本の明日はない"というノリの記事を、毎日毎夕、報じたて悦に入っていたではないか。

日刊ゲンダイによる執拗で感情剥き出しの「反自民党キャンペーン」は、この度の衆議院議員総選挙で一定の効果を果たしたんじゃないのかな?!

その連日に渡る、数々の「反自民キャンペーン」は、失政やら錯誤を取り上げ徹底的に叩く方法で、愚者愚者珍民には分かりやすく受け入れやすいモノだったように思う。
返す刀で「民主党」を礼賛し続ける印象を与えるに十分な記事構成だった。
しかし、その多くは「民主党」が掲げる政策を十分に吟味したとは思えない、極めて感情的な煽りの域を抜け出なかった。
政策を吟味するワケでもないくせに、「よく、まぁ、言うワ!」というのが、物事を多少は論理的に考える市井の市民には「?!?!?」で見られたのではなかったのか?

で、9月4日(金)に日刊ゲンダイが掲げたという以下の記事である。

いかに夕刊紙とはいえ「これほどまでにヒドイ(無責任な)紙面もなかろうに!」と、ビックリ仰天させられ、感想が思わず口を突いて出てしまう。

「コラコラコラム」は自民党の政策が全てヨシと支持するワケではない。
しかしながら、取り巻かれた環境条件の中で、「最良ではなくても最善を期す」程度の政策選択ではなかったか、と考えている。
自民党の政権は、
「官僚が政治を支配する体制で推し進めたのは事実であり、その点で、重大な綻びが生じているにも関わらず『(霞ヶ関)官僚の、官僚による、官僚のための政治』へ堕していたのに、これを正す事もできず、言いなりであった事は糾弾に値する」と考えている。

「コラコラコラム」は、この点を、一貫して糾弾し続けている。
"自民党政権は、悪徳官僚により打倒される!" とのスレッド掲出時のアクセス数は膨大な量になった。
そして、結果は「悪徳官僚への怒り」も原因で、自民党は打倒され、解党的危機へ追い込まれている。市井の市民からの「天罰」が下されたワケである。

その「(業界利権ベッタリ)悪徳官僚排除キャンペーン」を主張し続ける「民主党」でこの主軸を担っているのは、まさにこの「業界利権ベッタリの官僚体制」を築き上げた、故・田中角栄の一番弟子とも申し子とも言われる小澤一郎であり、その取り巻きである、鳩山由紀夫であり、岡田克也である。
涼しい顔をしているが、財務大臣就任かとのウワサが乱れ飛ぶ藤井裕久ドモである。

利権政治体制を批判する側は、利権政治体制を構築した親分の弟子ドモである。
この事実を黙認し、「何が、政治改革だ?!」。バカも休み休み言いなさい!

自分達の親分が精魂込めて創り出した「政界と官僚と業界の、構造的癒着利権体制」から、お零れを得る事ができなくなったから、「自民党」を飛び出し、流れ流れて「民主党」に縋り付き、這々の体で「自民党」を打倒したってワケだろう。

これから目指す事は、新しい「政治と官僚と業界の利権癒着構造体」である。
そこから以外に、「政治資金」を得る方法はないのだから!

「政党助成金」という制度を発案し、強権(狂犬)的手法で実現させたのは小澤一郎である。
その資金を流用したのではないかともウワサされる「陸山会」名義での「マンション経営」などを始め、手練手管を駆使しながら、周囲からは「永田町の不動産屋」とも揶揄されるのである。事実の解明が待たれるところだったが、「民主党」の政権が実現したのだから、この問題の事実が、陽の目を見る事はありえないだろう。

自らの危機を払拭するためにも、小澤一郎は、この度の「衆議院議員総選挙」で絶対多数を得る必要があったのであり、そのためには、全てをさておき「手段を選ばず!」だった。

いわば、それにマスゴミ各社は、総動員され「民主党」への風と流れを創出したのである。
その過程で、「民主党」が打ち出した「政策」の数々(=窮極の選挙買収)を検証もせず、批判も加えず、手放しに支持し保障を与えたのではないか?

その延長上に、日本の経済政策の不透明さを嫌う傾向が「円高」として一時的に顕れていると考えるべきである。
「民主党」は、大きな枠組みでの「経済政策」を示していないし「通貨・為替政策」を示し得ていない。
更に、連立を組むという「社民党」との間では、「国家観というか国家の枠組み」すら、ほとんど一致できないでいる。

これすら冷静に検証する事もせず、無批判に支持を与え、愚者愚者珍民への世論誘導を図ったではないか。
それで、円高になったから「困った」と言うのはスジが通らないだろう!

引用開始→ 困った!民主党圧勝で円高進行 80円台突入も
(2009年09月07日10時00分 / 提供:ゲンダイネット)

3日、東京外国為替市場の円相場が一時1ドル=91円94銭をつけ、6カ月半ぶりの円高・ドル安水準となった。これを受けて、自動車など輸出関連株を中心に売り込まれ、日経平均株価が1万200円を割り込む場面もあった。トヨタ自動車は1円円高に振れれば、400億円の損失になる。トヨタの今期為替レートは92円と他社より高めに設定しているものの、すでに大きな為替差損が生じているのだから由々しき事態だ。

円高要因には米国経済の先行き懸念という側面もあるが、誕生したばかりの「民主党政権」の政策に大きな理由がある。

SMBCフレンド証券ストラテジストの中西文行氏がこう指摘する。

「民主党の政策の基本が、家計の購買力をアップさせて内需拡大を図るやり方なので、市場は円高容認と判断している。円高は、さまざまな品物などを安く輸入できるため、家計の可処分所得を実質的に増やす効果がある。とくに外国人投資家は、敏感に反応しています」

実際、3日に民主党の藤井裕久最高顧問は、今回の円高に関して海外メディアに「円高政策を取る必要はないが、円安によって輸出を伸ばす政策は間違いだ」と語り、円高容認を鮮明にした。

円高や株価の行方はどうなるか。

証券大手幹部がこう言う。

「昨年末から年初の88円が円高の抵抗ラインです。9月中に米国債大量発行があり、ドル高誘導基調になるとの見方もあるがハッキリしません。88円を突破すれば、80円台前半に進む可能性は否定できないでしょう。こうなれば日経平均株価は、短期間に高騰した反動もあり、9500円の下値を探る展開になっても不思議ではありません」

民主党の内需拡大策は理にかなった政策だが、いち早く成果を出して政権運営を軌道に乗せることが重要だ。鳩山民主党にいきなり高いハードルが課せられた。←引用終わり
(日刊ゲンダイ2009年9月4日掲載)
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コメント

コラコラコラムへアクセス頂くようで、この度も、コメントを頂戴しました。
頂戴しました、ご意見と申しますかコメントは、いつもながら、ご自身の独特のと申しあげるとよいのでしょうか特異な社会観に基づいておられるご様子で、公開掲出については一考させられましたが、とりあえず、頂戴しましたコメントは公開させて頂きます。
どこに、「寄付金」にかかる資金が存在するのか、「思う」だけでは論理的説得力がありませんね。
もう少し、事実の検証と申しましょうか、事実に基づいた「思考の練り」が必要かと存じます。
ご自身のブログの宣伝に力を注がれる事が目的のようですから、「まぁ、それもよかろう!」という観点に過ぎません。
次回以降は、テーマに懸かる「事実検証」、「傍証」に基づくご意見やコメントを送信下さいますようお願い申し上げます。

投稿: まるでのうそまろバカセ | 2009/09/07 15:31

■内需拡大の原資を如何にして作るのか? -社会がなおざりにされている!?
こんにちは。寄付金の文化日本には、ほとんど根付いていませんね。私は、このことが日本の内需拡大の妨げにもなってると思います。内需拡大に関しては、多くの識者が賛同しているところですが、なかなかその方策が見つからないというのが現状です。ましてや、その原資となると、絶望的にならざるを得ないというのが、大方の意見です。しかし、私は、日本にはその原資は潤沢に存在していると思います。さらに、内需拡大の方向性としては、産業構造の転換、社会構造の転換で十分可能と思います。特に、社会構造の転換に関しては、寄付の文化を根付けること、大規模な社会事業を本格的に実施できるインフラやシステムを整備すれば、十分可能と考えます。ここに、書いていると長くなってしまいます。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2009/09/07 14:11

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