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2009/09/18

雑巾がけ内閣、亀井発言は「民主党政権の基本政策」なのかな?

金融の常識っていうか、金融の原則っていうか、そんな事を全て無視した発言を、金融担当大臣が就任早々に、ブチ上げちゃぁ「世間は、ビックリ仰天」しちゃいますよね。

別に、「コラコラコラム」に関わるヒト達で「大手金融機関」の株を保有しているヒトはいないので「株価」の変動で直接的な利害関係はナイと思いますが。

しかしながら、大手金融機関という銀行は、「お金という血液」を市場への供給を担当する「動脈というか静脈というか」ですからね。なくてはならないモノですよね。
その銀行の経営を左右する可能性のある言葉を軽々に発しちゃうと、それはですね「大変困った事」になるんじゃないですか。

「資本」という「お金」は、一国・一機関・一個人の手にあるように見えますが、実は、世界中の「金融市場」と直接結びついているワケですから、
「日本のカネは、日本のカネに見えますが、実は日本のカネではないのです」。
では、「誰のカネ?」と言われたら、
「それは『国際金融市場』を移動し続けているので、誰のカネでもありません」。
基本的には、
「ある時、ある国の、ある機関や、ある個人が、一時的に専有しているに過ぎません」。

いま、この時間、この瞬間にも、
「お金(資本)は、金融機関の手に委ねられ、世界中を走り回り様々な取引の『決済』に使用されています」。

ですから、それに与するには、「国際金融市場の基本ルール」があります。
その規範原則を無視するような「無知蒙昧な発言」は、
「日本の金融能力や信用力を著しく低下させる」行為と言って他なりませんね。

ですから、「寝言は、寝てから言って貰わないと困るワケ」です。

で、様々な「お方」やら「御仁」が、勝手気ままに、内閣の呼び名を付けてます。
中でも、秀逸な名称が「雑巾がけ内閣」ですね。
コラコラコラムは「無知無知内閣」って呼び名ですが!

まぁ、軽いカラカイのジャブはこの辺りにしてですね。
「無知」って怖いですね。
ここまで明らかに「無知」な人物を「金融担当大臣」に就けた任命者の責任は重大ですよ。
基本的に、ヤカマシ・カメさんは、「(仮に)時代錯誤と言われようと」あらゆる事について「確信犯」ですからね。

日本は、ヤッパリ、茨の途かなぁ~~? 困った!困った!

引用開始→ 海外勢が「亀井発言」嫌気、閣内の影響力は限定的の見方も
(2009年9月17日19時34分配信 ロイター)

[東京 17日 ロイター] 亀井静香郵政・金融担当相の発言が金融市場に波紋を広げている。17日の東京株式市場では、中小企業による借入金や個人の住宅ローンなど銀行への返済にモラトリアムを設けるとのコメントが海外勢に嫌気され、金融株が売られた。

市場関係者は金融行政の運営に対して懸念を強めている。ただ、先の総選挙で300議席超を獲得した民主党主体の政権にあって、少数政党の国民新党の代表として影響力は限定的との指摘もある。

17日の東京株式市場は、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行株が続落。中でもみずほの下げが目立った。大手証券の株式トレーダーは、前場では米系投資家が売り、後場に入ってからはアジア勢が追随し、金融株の下げ幅が拡大したという。

亀井担当相は就任後の記者会見で、中小零細の企業・商店が日本の経済の基になっており「貸しはがしによって黒字倒産がドンドン起きている」のが実態と指摘。個人も住宅ローンの返済で苦労しているとして「3年ぐらいは借入金の返済を猶予する措置をとるべきだと考えている」と語った。

ただ、具体的な制度の詳細は「まだきちんと決めているわけではない」としつつ、郵政民営化凍結法案と合わせて、モラトリアムを法案として整備し、10月に召集予定の臨時国会に法案を提出するとの考えを示した。

日本全国に新幹線を建設する――。1993年8月に発足した細川政権が整備新幹線の凍結を決めていたが、94年に政権を奪還した自民・社会・さきがけの村山内閣で運輸相に就任した亀井氏は、初閣議の後の記者会見でいきなり凍結解除を打ち出した。亀井担当相の豪腕ぶりが分かるが、その当時は自民党が第1党として強力な政権基盤が背景にあった。

8月30日に実施された総選挙に向けて策定された国民新党のマニフェストは、第1章の「国家の姿」のなかで「郵政民営化を見直すことが日本のやさしい社会を取り戻すことにつながる」とし、7項目の政策提言のうち、冒頭が「郵政民営化・4分社化を抜本的に直す」となっている。

欧州系証券のシニアストラテジストは、郵政民営化の巻き戻しについて海外からみれば「3公社5現業」という非効率な運営がイメージされるので政権にはネガティブなイメージを与えると指摘する。その上で鳩山政権が「人為的に誤った政策運営をするとの懸念を持たれる恐れがある」との見方を示す。

同時に「亀井氏の大臣就任は小泉純一郎元首相への恨みを抱いてきた亀井氏へのはなむけの人事だ」と指摘する。というのは「今や大政党となった民主党主体の政権内で、議席が過半数に届かない参院での国会対策としての連携であって、来年の参院選で民主党が過半数を獲得すれば、亀井氏は自然と不要になる」と説明する。

先のシニアストラテジストは、衆院で民主党が結成した会派は311議席なのに対し、国民新党は3議席に過ぎず「最終的にバランスのとれた政策が期待できる」とし、亀井氏の影響力は限定的との見方を示す。

ただ、金融担当相は、メガバンクをはじめ国内で営業する銀行、証券を監督する巨大な権限を持つ。亀井担当相の発言で早くも大揺れの金融界は、強い風圧にさらされることになった。←引用終わり
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)
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引用開始→「小が大をのみ込む」「ぞうきん掛け」内閣 識者が命名
(2009年9月17日(木)8時0分配信 産経新聞)

衆院解散時に「○○解散」と名付けた識者らは、今回発足した内閣をどのように名付けたか。

『無策解散』としたジャーナリストの櫻井よしこ氏は『小が大をのみ込む内閣』と名付けた。「旧社会党系議員が目立つ。改革が行われるときはリベラルな方向に向きがちだが、民主党内のリベラル派や連立相手の社民党に引っ張られすぎているのではないか」

さらに「この内閣からは国家のあるべき土台や国際社会の力学への配慮が感じられない」と櫻井氏。「国家観は歴史という縦軸と現実世界という横軸で成り立つが、軸がないと自分の立ち位置が分からなくなる。前内閣も新内閣も、国家観がないという意味で共通の流れがある」と指摘した。

「時局認識を誤り、公務員改革をほごにして国民を失望させた」ことに怒りを込め『バカヤローの解散』とした政治評論家の屋山太郎氏は「脱官僚を真っ正面から取り上げた民主党が総選挙で勝ったのは当たり前」と言い、『脱官僚内閣』と名付けた。

屋山氏は「実務者、重鎮をそろえたいい陣容。菅直人氏が担当する国家戦略局は脱官僚内閣を作り上げるうえで大きな武器となる」と評価。ただ亀井静香氏については「郵政民営化は時代の流れだが、彼はそれを無にしようとしてきた。郵政問題担当として何をしようとしているのか」。

「麻生氏が自民党に死に化粧を施し、黄泉(よみ)の国に旅立たせてほしい」と『おくりびと解散』とした漫画家のやくみつる氏は「結局、化粧は施されず、立つ鳥跡を濁しまくった」と総括。「民主党がマニフェストを実現するには予算が必要。そのために、積もり積もった無駄なものをぞうきん掛けのようにふき取り、ぎゅうぎゅう絞ってお金を作り出さなければならない」として『ぞうきん掛け内閣』と名付けた。「懸念されるのは、当の総理が『ぞうきん掛け』が最も似合わないこと。総理はぞうきん掛けをしたことがあるのだろうか」

作曲家のすぎやまこういち氏は「反日メディアの掘った落とし穴に自らはまり込んだ」として『落とし穴解散』と名付けたが、その後の状況は「まさに反日メディアの思い通りに進みそうで危惧(きぐ)している」という。その結果「“日本丸”の針路も、閣僚がどんな人物かもよく判(わか)らない」ので『判ら内閣』と名付けた。←引用終わり
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